7/17(土) 大宮アルシェ NACK5公開生放送
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ヒッツ・ザ・タウン(久志麻理奈 町田恵 小林裕美)
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たまたま前の勤務先の近くであるということ、そして何と言っても一押しの久志麻理奈ちゃんが出演すると言うことで、大宮アルシェ4FにあるNACK5のサテライトスタジオへ向かった。
何しろラジオの公開生放送というのは生まれて初めてでどういうものか見てみたかったし、チェキッ娘のメンバーを生で見るのも初めて、ファンの人たちがどういう感じなのかも見てみたかったのですごく楽しみにしていたのだ。
15:20アルシェ到着。レコード店の奧にあるスタジオの観覧側には柵が張られていて、入場には何らかの規制がある模様。どうやら整理券が配布されていたらしく、それを持った人たちが続々と中へ入っていく。「しまった!そういうことか」とは思ったが一定の入場が終わるとチェックはなく自由に入ることができた。場所は後ろの方になったがモニターでスタジオ内の様子は見られるし、視力も良い方なので基本的には大丈夫だと思った。
そういえば整理券をどこかで配っているのではないかとエスカレーターで3Fへ降りると、どこかで見たような女の子がいる・・・麻理奈ちゃんを発見、まっちーと裕美ちゃんも一緒のようだ。買い物でもしているのだろうか?ファンが取り囲んでいる風でもない(というよりファンのほとんどは観覧場所に入ってしまっている)。ついていくようなことはしなかったが、麻理奈ちゃんは赤い色の服を着ていて、まっちーは緑系の白色の服を着ていた。ちょっとラッキーだった。
さて観覧している人数は50〜80人くらい、95%が男性だった。しかし、自分は平均身長(173cm)だと思っていたのだけれど、みんな僕より年下のはずなのに身長高いんだよね。客層はオタク系の人ばかりかと思えばそんなこともなく、意外にも普通の人が多かった。
そういえば係員から「ファンレター及びプレゼントは係員にお渡し下さい」というアナウンスがあった。「そうか、こういうときにそういうものを渡すものなのか!」フジテレビを介するよりは確かに確実で早いかも知れない。
さて、16:20〜だと思ったゲストコーナーは16:00〜で、その直前に3人がスタジオ入りした。「おお!まっちーだ!」という周囲の声があったりもしたが、私は「インターネットで情報を得ているのはまだ一部なんだ」という感じがした。
スタジオ入りの3人は全員白色の服で(着替えたのかな?)、ファンデーションの白色も少し目立つ印象だった。
観客も慣れていて、「アイーン」とか「チェキ!」とか書いた画用紙を掲げたりしてガラス越しのコミュニケーションを楽しんでいるようだった。『海へ行こう』がかかったときにコールが出たのにはビックリしたが、場の雰囲気をこわす人たちがいなかったので良かった。
この日のゲスト3人(久志麻理奈、町田恵、小林裕美)は全員埼玉県在住で、アルシェともゆかりが深かったようだった。麻理奈ちゃんはクラスメートが来ていたらしく、ガラスの外に向かって笑顔で手を振っていた。
放送の具体的な内容はあまり覚えていないが、ガラス越しに見た麻理奈ちゃんの笑顔がとても印象に残った初サテライト体験だった。
ミュージックブレイカーズ (上田愛美 藤岡麻美 甲斐田聡美 佐々木絵美子 大滝彩乃 小林裕美)
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今日は昨日に引き続き、渋谷のスペイン坂にあるTFMのスタジオの公開生放送を見に行った。
到着は16:30、すでに人だかりができていたが何とか2列目の端っこをキープ。本番まで1時間半待ちとなった。
「誰が来るんですか?」「(係員)ゲストはチェキッ娘となっております」「くっ!」一般人よ、そのリアクションはなんなんだ〜。あと係員に聞かずに俺に聞いたヤツ!おまえまでそんな態度を取りやがって、許さん!まったく人に聞いておいて失礼な奴らだ!
(少し取り乱したようですみません)
まあ「ゲストはチェキッ娘」と聞いて「誰それ〜」と言う人がいなかったので、その点は良かったと思う。地方キャンペーンになったらどうなるのだろうか・・・
いよいよ放送開始。最初は愛美ちゃん、麻美ちゃん、聡美ちゃんの3人と説明されていたのに、続いて絵美子ちゃん、彩乃ちゃん、裕美ちゃんが応援団として立ち席&ハンドマイクで登場し、過去最多(?)6名でのラジオ生出演となった。
観客はインターネットで情報を得ていた人が多く、誰が来るかを知っている人はいなかったようだ。こういうプロモーションも面白いが、とりあえずゲストに外れがなかったので「期待以上」という印象の人が多かった。個人的な予想では二押しの愛美ちゃんが出そうな気がしていたので、それが当たって大満足だった。
ただ、1つだけ失敗したのは「スペイン坂は音声がほとんど聞こえない」という点で、ラジオを持っていけば良かった。だから番組内の会話の内容はあまり覚えていない。
そして何と言っても今日は暑かった。蒸し風呂・サウナ状態とはまさにこのことで、むさ苦しい男どもの熱気ですごいことになっていた。男だけの超満員電車といった感じだった。
あと、マニアなのか追っかけなのか知らないけれども、「応援」という趣旨とはかけ離れたことを口走っている人がいたので、それだけはやめていただきたいと思う。もちろん19人ものメンバーがいれば「好きなメンバー」「どっちでも良いメンバー」「認めていないメンバー」がいるのは当然のことだと思う。しかし、あなたが認めていないメンバーでも、その娘を一押しにしている人は間違いなくいるはずである。人の好みは様々あって、ある意味、一押しランキングの割り合いは確率論的に決まっているような気がする。そして、最終的には「それらすべての集合体が19人のチェキッ娘である」という点を私たちファンは忘れてはならないと思うのだ。
もちろんプロジェクト全体にとってファンというのはどのようなファンであっても大切なものである。「少し外しているようなファン」や「マニア的に情報を集めまくっているファン」、「何かのポリシーを持って厳しいことや批判をするファン」であってもそれは全体から見ればきっと必要不可欠なものなのだろう。
しかし「もしあなたが応援していなくても、その娘を一押しにして一生懸命応援しているファンがいること」だけは決して忘れないでいただきたい。あなたが押している娘に誰かが逆に同じようなことを言ったらあなたはたぶん怒るはずである。もしあなたが大人の人間だったら、そういう気を遣ってみるのがたぶんベストだと思う。
(ちょっと熱弁をふるってしまいましたが、一緒に仲良くチェキッ娘を応援したいと思っているだけなんです)
私は「チェキッ娘」というプロジェクトを応援しているので、プロフィールにある一押し、二押し、三押し以外のメンバーは全員四押し、すなわちプロジェクトにいる全員を応援している。
私は一押しや二押しの娘が最初からソロだったら、もしかしすると彼女たちを応援していなかったかも知れない。たまたま彼女たちがチェキッ娘というプロジェクトにいて、それが青春時代のおニャン子クラブに似ていたから、だからプロジェクト全体を応援したいという気持ちになったのだと思う。広末涼子とか深田恭子とか、見ていて押したくなるアイドルは何人かいるけれども、チェキッ娘以外のアイドルファンを今さらやろうとも思わないし、昔自分の中で精算できなかったあの時の思いをこのプロジェクトの応援を通じて晴らしたいということもあるので、とにかくこのプロジェクトが続く限り精一杯彼女たちを応援したいと思っている。
(なんかコラムみたいになってしまいました)
今日は暑くてたいへんだったけれど、二押しの愛美ちゃんと三押しの彩乃ちゃん、聡美ちゃんを生で見られただけで満足、満足の一日だった。
7/26(月) C`sスタジオ FM愛知公開生放送
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片桐美樹のジョイニングアップFMA(上田愛美 佐々木絵美子 久志麻理奈)
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前日の仕事から名古屋入りし、下見も済ませて当日を迎えた。
念のためと思って9:00に行くが誰もおらず、マックで時間をつぶす。隣の席にそれらしい人が座ってきたが特に声もかけなかった(後にnobuさんとあいばいっきさんだったと判明)。
11:30にCBCの下見を済ませてのC’sスタジオ入り。最前列はどうやら東京組のようだが、私自身は3列目で控えめに座っての観覧。結局声をおかけするとメールしたヒロタケさんらしき人に声をかけられないまま本番に突入。
今回のスタジオはガラス等のしきりもなく、かなりの近い距離でNEOちゃの3人を見ることができた。観客も少なく(東京組10名、地元組10名といったところ)、おまけに1時間まるまるゲストトークという東京では考えられない番組構成となり、かなりおいしかった。さらに曲中に観客の質問コーナーもあり、非常にサービスの良い番組であった。
番組の終了直後に麻理奈ちゃんがゲストなのにも関わらずアイスコーヒーのガムシロップを片づけていたのが印象的だった。
放送後、東京組に声をかけようとしたがタイミングを逃してしまった。
戸井康成の生ラヂオ(佐々木絵美子 上田愛美 久志麻理奈)
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13:30仕事のアポがキャンセルになり、ヤマギワソフトへ向かう。とにかく東京組の方々と一緒に行動させてもらえれば今回のキャンペーンを楽しめるかも知れないと思ったので、勇気を出して声をかけることにした。
ヤマギワソフトには案の定東京組の方々がいて、ヒロタケさんにお声をかけ、無事に仲間入りさせていただくことができた。
その後喫茶店で4時間ほど時間をつぶし、きしめんを食べてから、CBC新館前で生まれて初めての「入り待ち」をする。
「入り待ち」は東京組の皆さんにとっては普通のことのようなのだが、私の方は初めてなのでプロについて行くのが正解と考えた。というより、一人だったらたぶんサテライトでないことを確認した時点で引き上げていたと思う。
入り待ちを始めたのは20:00近くだった。番組は21:00からだが、21:00になっても誰も来ない。遅かったと思ったがヒロタケさんが「まだ来てないはず」ということで待っていると、21:15頃タクシーが2台到着した。
「入りっぽい!」ということでヒロタケさんたちとともに通用口へ向かい出すと、NEOちゃの3人がこちらに手を振ってくれている(東京の「入り待ち」ではこのようなことは絶対にないらしい)。
この瞬間のことは「晩御飯食べましたか?」とあみっこがこちらに話しかけてくれたことくらいしか覚えていない。彼女たちはきっと美味しいもの食べたんだろうなぁ〜
あとMPさんもこの時点でM@Mイベントから合流。
彼女たちの登場は22:10頃、東京からの「決してリスナー本人が聞くことがないメッセージ」が読まれ、ゲストトーク開始。この番組は他のコーナーはつまらなかったが、ゲストトークに関してはうまく彼女たちのことを引き出していたように思う。このDJはプロだ。
ゲストコーナーのあと、よくわからないコーナーにつきあわされたが、とりあえず告知担当の絵美子ちゃんが明日のイベントを告知して23:00前に番組終了。「出待ち」となった。
しかし、番組終了後いくら経っても彼女たちは出てこない。「TBS系列なのでMPさんが挨拶しているのかも」という想像が飛び交う中、30分以上経って通用口から全員登場。
地元のファンらしい人がサインをもらいに行ってがあえなく断られたが、ヒロタケさんはさすが本人に直接ファンレターを手渡す。「MPさんはおニャン子時代ADをしていたから写真以外は大目に見てくれる」ということでまた一つ勉強になった。東京ではこういうことは難しいのかも知れないけれど・・・
タクシーに乗ったNEOちゃの3人を交差点まで見送り、CBCの入り&出待ちは非常に良い形で終了した。
その後、ゆういちさんがM@M帰りで合流し、サウナに行った私を除いて4人はオールナイトとなった。
ぴーかんTV(久志麻理奈 上田愛美 佐々木絵美子)
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雨が降り出す中、私は9:00過ぎに東海テレビ前に到着。すでに15名ほどが待っている。「M@Mから大垣夜行」組が合流して少しにぎやかな東海テレビ周辺。
このスタジオはズームイン朝に似ているが、残念ながら出演者後方のガラス向こうからの観覧は不可能ということでスタッフが見張りに出てきた。
NEOちゃの3人は朝からアニマルの衣装で登場。これまた1時間の出ずっぱりでオンエア的にはおいしい出演だったが、遠くからの横姿しか見られなかった私たちはかなり不満足だった
すでにこの時点でこのあと手渡しするファンレターを書き出す人もいた。
7/27(火) ヤマギワソフト 名古屋ナディアパーク
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トーク&ミニライヴ&握手会(上田愛美 佐々木絵美子 久志麻理奈)
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東海TVのあと、あいばいっきさんとゆういちさんとともにタレントショップに寄って、12:00にヤマギワソフト入り。
人の集まりもなく、それ以前に会場の準備もまだなので1Fの階段でレターを書くことになった。私は特に準備もしてなかったのでこんなチャンスにも関わらずレターは回避。
昼を済ませ、13:00過ぎに会場入り。一応“壇”ができたので麻理奈ちゃんシフトということで向かって右前方最前に陣取る。
14:00頃、リハーサルでNEOちゃの3人が軽く唄ったが、コール等は本番までお預けということで眺めているだけとなった。
15:00いよいよイベントスタート。人数は50〜80人くらいで地方キャンペーンとしては盛況と言える人数が集まった。ポニキャンの人のMCでスタートし、音楽がミスったがNEOちゃの3人が無事に登場。前方に常連が多かったので彼女たちにとってはやりにくいのかやりやすのかわからない状況であったが、とにかく至近距離にNEOちゃの3人がいるのでお互いにちょっぴり緊張と言う感じだった。
ただ、当たり前のことなのだがテレビで見るのと違って彼女たちが(大きさ的に)小さく見えた。彼女たちもやっぱり高校2年生の女の子であるから、こんなに近い距離で男性ファンの集団と対面してすごく緊張していたと思う。
トーク中の3人の様子・・・絵美子ちゃんは堂々としていた。あみっこは相変わらず平静を保っている感じだが少し固かったように見えた、彼女の場合テンションの浮き沈みが激しいタイプなのかも知れない。麻理奈ちゃんは多少照れているような感じ、いつもの「元気な返事」と「狙っているのかどうか誰にもわからないヒトコト」がいまいち冴えなかった(まぁMCもプロじゃないのでラジオ番組のようにはならないのは仕方ないのだが・・・)。
順序は逆になるが1曲目は『ピンクのチェリー』。とにかく観覧に行ったことのない私はコール初体験となった。とりあえずとなりにいた常連さんたちの真似をして何とかこなしたが、実際のところ歌のこと自体はあまり覚えていない。
トーク後の2曲目は『アニマルサマーの夏が来る!』。これはとりあえずオンエアで何回か見ていたのでコールにさほど気を遣わずに済んだ。振り付けは完全にライブバージョンになっていたが、麻理奈ちゃんがお約束通り遅れたり止まったりとかわいいところを見せてくれた。麻理奈ちゃんは歌の後で謝っていたけどそれはそれでOK。絵美子ちゃんは曲中で後ろにあったCDを落としてしまうがそれもそれでOK。太陽とシスコムーンや沖縄アクターズスクールじゃないんだからあんまり小さなことは気にしないでOKである。ただ、ステージがあまりに狭かったため振り付けの端々にちりばめられているテクニックが生えなかった。ただこれはライブ本番では良い感じになると思うので大きく期待したいと思う。
さて、今回の一連のイベントのクライマックス、握手会が始まった。CDを買わないと握手会に参加できないという(業界では通例なのかも知れないが)東京組には試練の2枚目購入となった。まぁそれで握手できるのならOKなのだが、これでまた売り上げ枚数とファンの数が合わなくなってしまう・・・
そして、これまた私にとって初の握手会となった。芸能人との握手と言えば、小学生の頃24時間テレビでアグネスチャンとして以来だからもうどうしようもない。私は6番手で、レターもないし、ある意味開き直って、別段緊張もせず「ライブ頑張って下さいね」と3人に笑顔でメッセージを伝え、軽く握手をして無事終了。チェキッ娘本人に今までで最も近づいた瞬間だった。
熱心なファンは2枚以上チケットを持っていて何度も握手をしていたが、私はこういうものは1回で十分という考えなので、伝えたいことを伝えられただけで満足だった。私自身には特に名前を覚えてもらいたいとか、長く話をしたいとか、あんまりそういうことには興味がないみたいである。
イベント開始からここまでわずか23分、それでも今回の名古屋キャンペーンは無事、最高の形で終わることができた。
帰り道、あいばいっきさんとゆういちさんもかなりエキサイトしていたが、彼らは翌日の「みくイベント」の横浜を徹夜するそうなので途中まで見送って、私は喫茶店で帰りの深夜バスまで時間をつぶすことにした。
私は今回の名古屋キャンペーンに行って本当に良かったと思う。
それは、まず小さなことかも知れないけれど「横のつながりができたということ」である。今回私がたった一人で行動していたとしたら、これほどまでにイベントを楽しむことはできなかったと思う。だから今回お会いしたすべての方々に改めて感謝したいと思います。
そして、今回ファンという立場でその最前線に行くことによって、チェキッ娘というプロジェクトが直接彼女たちを支えるスタッフだけではなく、オーディエンスの側であるファンも一緒に支えているということが実によくわかった。もちろんファンにもいろいろなタイプがいて、すべてが彼女たちにとって良いファンかというとそれはわからないが、プロジェクトにとってはイベント会場を盛り上げてくれたり、放送局の周囲で人だかりを作って周囲の注目を集めたりしてくれるファンは非常に有り難い存在なのではないだろうか。
そして私が少し驚いたのはファン同士も基本的に仲がいいということである。特に今回私におつき合いいただいた方々は新参者の私に対して非常にフレンドリーに接していただいた。これは本当に良いことで、これからたくさん加わってくる新しいファンにとって、このような雰囲気はすごく必要なことだと思う。
名古屋キャンペーンは、私にとって、ご一緒した皆さんにとって、そしてたぶんプロジェクト的にも大成功だったと思う。
次はいよいよ Zepp Tokyo だ!
とうとうこの日がやってきてしまった。
1stライブ・・・このライブはかつてチェキッ娘が経験したことのない規模のライブである。このライブは彼女たちにとって本当の意味でのスタートかも知れないし、ゴールなのかも知れない。それがどちらなのか私たちにはわからないが、とにかくいつも「これで最後かも知れない」という危機感と「もし最後なら悔いを残したくない」という気持ちで精一杯の応援を送りたいのである。
開場の1時間半前に、名古屋から上京のnobuさんとZeppTokyoのあるパレットタウンに到着。少し人はいるがあまり早くから並んでも体力を消耗するだけなので少し休憩。
開場の1時間前、人が多くなってきたので並ぶことにする。ABCのブロックで区別があるようなので、Aのnobuさんとはしばしのお別れ、私はBの527番である。
客層は予想通り若い。ほんの数人だが女の子もいるし、身内なのかお母さんみたいな人もいる。少しこわそうな(チーマー風の)男性陣もいる・・・このライブ、無事に終わるのだろうか。アイドルのコンサートなのにオタクの集まりという感じは不思議とあまりない。でも、これだけたくさんのタイプが集まるのだから、流れはいい方向に向いていると言っていいだろう。
入場が行われる。入口でMDを没収されるが、これは仕方のないこと。ただ、ここで少し時間をロスしての会場入り。真ん中あたりかと思ったが、意外にも前の方のブロックへ侵入可能。最初の手すりの前、中央部に陣取ることができた。
入場者は2400人、2F席にはたくさんの身内が詰めかけている。2Fの手すりには佐々木絵美子応援段幕が掲げられていた。また、業界関係者は今日はGLAYの方に行っているようだ。
いよいよスタート直前、会場はだんだんとボルテージが上がってくる。予想通り“チェキ男代表”水口氏のコールで「ちぇきっこちぇりぃどーる」からのスタート、会場は一気に盛り上がった。
周囲は知らない人ばかりだが、こういうときはそんなのは関係ない。周囲を気にして何もできないくらいなら、気にせず開き直って自分の世界である。
具体的な曲順は(たぶん)以下の通り。
<オープニング(ビデオ)>
『ちぇきっこちぇりぃどーる』チェキッ娘
『大好きな恋』チェキッ娘
『抱きしめて』チェキッ娘
『ピンクのチェリー』NEOちゃっきり娘
『アニマルサマーの夏が来る!』NEOちゃっきり娘
『あたしの靴あなたの靴』野崎恵・松本江里子・加藤真由
『チェキッ娘音頭』チェキッ娘
<スペシャルゲスト> ROLLYさんステージ
『恋のマジックポーション』ROLLY
『ドタバタギャグの日曜日』チェキッ娘
『せつないハーモニー』田中里奈・五十嵐恵
『ありがと・愛してる』リトルマーメイド
『Miss Entertainer』M@M
<ハワイ旅行抽選会>
『あしたのあたし』プー
『最初のキモチ』チェキッ娘
『デイドリーム』チェキッ娘
『海へ行こう〜Love Beach Love〜』チェキッ娘
<エンディング(あいさつ)>
<アンコール>
『はじまり』チェキッ娘
【DATA】
曲 数:17曲
観 客 数:2400名
公演時間:1時間45分
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流れ的にはほぼ予想通りだったが、全体的にあまり意外性はなく、そつなく仕上がっている印象を受けた。個人的にはMETAMOとかソロデビューの発表とか、そういうのがあっても良かったと思う。(METAMOはメークがたいへんかも知れないけど)
今日は個人的にはプロジェクト全体応援という立場を忘れて、1〜3押し中心に目一杯の声援を送っていた。「たとえ遠くても情熱は必ず届く!」誰かの書き込みであったその言葉を信じて・・・
中間はおとなしい曲などもあり、オーディエンスも“中間軽め”という感じで、私も体力が持たないと判断して少し流してしまった。
後半は新しい曲が多く、比較的新しいファンも一緒になることができ、最高のステージとなった。
最後の方では美樹ちゃんが涙していた。すかさず「美樹頑張れ〜」のコールの嵐・・・オーディションを受けまくっていた頃のこと、チェキッ娘初期の頃のことを思い出せば、こんなにたくさんのファンが自分たちを見に来てこんなにエキサイトしているというのは、舞台の上にいる彼女たちにとっては奇跡にしか思えなかったのではないだろうか。
今回、みくの登場はなかったが、『はじまり』の代役は麻美ちゃんが無事務め上げた。
最後は曲的に静かな終わり方であったが、一押しのまりなちゃんもアンコール終わりで涙していたのを私は見逃さなかった。
明日は中間も流さず、全力で声が出なくなるまで声援を送りたいと思う。
追加公演・・・人によっては昨日がゲネプロで、今日が本番という見方をする人がいるが、私はそうは思わない。なぜなら私も大学時代に楽団にいて7回の演奏会を行ったが、いちばんよく覚えているのは1年生の時の一番最初の演奏会だからである。だからたぶんチェキッ娘のメンバーも追加公演は力が抜ける分だけうまくいく部分もあるかも知れないが、初日の本公演の方が思い出には残ると思う。
たった今帰ってきたところだが、とにかく今日はすごかった!チェキもファンも力が抜けて昨日のような緊張感から解放された感じで最高潮の盛り上がりで終了したのである。今からたった2時間前のことである。
細かく振り返りたい。今日は30分前からの余裕の並び待ち。番号もBの37番なので前を目指せることはわかっていた。手荷物もあいばいっきさんに渡すビデオテープのみで検査を軽くクリア、売っているグッズなどにうつつを抜かしている暇などない。とにかく前進前進で舞台右前方のエリアに陣取る。まさに麻理奈シフトである。と、後ろにあいばいっきさんたちを発見する(Bなのに前に来てしまって申し訳ありませんでした)。
今日の位置は昨日よりかなり前である。昨日とは違い、今日の目的は「オーディエンスに徹すること」ただそれだけである。ここまで前に来ると「ただ盛り上がって、目当ての娘に声援を送ること」以外にできることはないだろう。
目的通りの位置取りができ、安心した矢先であった。少し中央部に追いやられて、真後ろには私よりも年齢が上のファン御一行様がいた。彼らのアイドルファンとしてのキャリアは会場の中でも5本の指に入るくらいだと思われるが、出てくる言葉がどうもひねくれて好かない。彼らは私に言わせれば野球場にいるヤジおやじみたいなもので、昔は良かったみたいな発言があったり、周囲が引くような寒い発言をひたすら繰り返していた。彼らはたぶん私と同じ猫世代で、おニャン子解散後、塾やいろいろなアイドルを転々として、今になって最終的にチェキに戻ってきた、そんな手合いだろう。私も他人のことは言えないが、チェキに知り合った頃とは違って、今は「猫は猫」「塾は塾」「チェキはチェキ」という感覚でチェキッ娘というプロジェクトを見ている。ちょっとカッコつけすぎかも知れないが、心からチェキのプロジェクトとメンバーの成功を祈って応援している。彼らはわざわざチケットを取って来ているのだから根っからのアイドル好きなのだろうけれど、若いファンの夢をつぶすようなことをあのような会場で公然と言うのはやめた方が良いと思う。
(う〜ん、でも彼は「まりな〜!」ってしきりに叫んでいたから一応仲間なんだよなぁ・・・)
そう言えば近くにいた高校生ファンらしい男の子が自分の携帯のメモリーを見ているときに、メンバーの名前と携帯番号が何人か表示された。こういうことがあるというのは噂には聞いていたが、このようなファンがいること、そしてこのような行動をしてしまうのはある意味仕方ないのかも知れない。結局それを持っているからといって何か特別なことが起こるわけではないのだが、ある意味彼らの精神年齢ではこのようなことをしたいという気持ちは仕方ないことなのかも知れない。これだけたくさんのファンがいるのだから本当にいろいろなタイプがいると思うが、「本人が嬉しいと思わないこと」をするファンは本当の意味でファンとは呼べないと私は思う。
さて、そんな話はいいとして、開演時間になり昨日と同じオープニングでスタート。場所が前なので信じられないほど低音が体に響く。昨日に比べると声も聞きやすいし、映像も見やすい。これは位置の関係なのか、昨日の反省が生かされているのかわからないが、とにかく昨日とは状況が違う。
昨日の中程に比べると前の熱気はさすがに違う。チェキ本人が近いということもあるが、昨日とは全く違う盛り上がりに私も最初から飛ばしまくる。そう、こういうのはできるだけ前に行って我を忘れて盛り上がるに尽きる。
前半のMCは台本通り昨日と同じだったが、だんだん乗ってきたようでかなり独自のペースでMCやメンバー紹介を行っていた。
前半の山は何と言っても“NEOちゃ”である。麻理奈シフトを敷いてここで声援を送らない理由はない。とにかく声の出る限りコールしまくった。果たしてこの思いは通じたのだろうか・・・
しかし、ここで私は重大なミスを犯したことに気づいた。今日は睡眠もきちんととり、栄養食品で栄養もきちんととったし、水分もきちんととって、トイレにも行っている。しかし、エネルギーを取り忘れたのだ。2時間前にマックでハンバーガーを1個だけ食べたが、相対的にカロリーが不足していた。“NEOちゃ”の終わりころから、なぜか汗がたくさん出てきて、頭がボーっとしてきた。「このままだと貧血になる」そんな危機感がにわかに襲ってきたのだ。運が悪いことに開演時間前の割り込みでこの付近のエリアの人口密度は異常に高くなっており、それが原因で気温は上昇、男の熱気で気分も悪くなってきた。ホント、これは失敗だった。そして中間は本当に不可抗力のような形で軽めにならざるを得なかった。ただ、昔同じような状況で大声を出したりする研修を受けた経験があるので、気合いさえあればこれは乗り切れるような気はしていた。とにかく最後にもう一度盛り上がれるよう、体力を温存することにしたのだ。
音頭が終わり、ROLLYの登場かと思った瞬間、新井利佳の口から出た「今日は002番が来ています」という言葉でライブの2日目は思わぬ展開になる。会場中からの「みく〜!」の声に乗って下川みくにが登場!チェキ時代とは違う印象の落ち着いたMCのあと、新曲と“NEOかしまし”の曲を歌って彼女は帰っていった。
その後は本当に自分でも情けないが、体力を温存させていただいた。というより、ずいぶんと後ろの手すりに押しやられて身動きが取りづらい状況になってしまっていたのだ。私の覚えている限り2名が私の近くから外に出ていったが、あの熱気に体力がついていかない人もいて当然だ。
そしていよいよライブもラスト寸前。ぷーのあとでチェキが全員集合、4曲を熱唱する。私もバテていたことを忘れ、精一杯声援を送る。ファンも昨日とは違う。信じられないくらい飛び上がって、リズムに乗ってチェキを応援する。チェキもそれに答えて精一杯歌う。チェキ始まって以来、19人のチェキと2400人のファンが最も一体化した瞬間であった。
『海へ行こう』で本編は終了。昨日は訳のわからないホイッスル野郎によって乱されたアンコールのコールも何とかさまになり、『はじまり』を静かに、そして力強く熱唱。みくの登場は残念ながらなかったが(そういうファンサービスも欲しかったがそれは仕方ないことなのかも知れない)、会場中の合唱とチェキの涙で1stライブは2日間で述べ5000人を動員する盛況ぶりで無事終了となった。
最後は信じられないほど汗だくになったが、こんなにエキサイティングなライブは私自身も初めてだったし、舞台にいたチェキも、彼女たちのステージを支えたスタッフもきっと大満足できた1stライブだったのではないだろうか。
公演終了の場内アナウンスは水口プロデューサー自らが行った。「皆様のおかげで最高のライブになりました。本当にありがとう!」私からも水口プロデューサーに1stライブの成功を心よりお祝い申し上げます。そして、次回は全国ツアーを期待しています!
<オープニング(ビデオ)>
『ちぇきっこちぇりぃどーる』チェキッ娘
『大好きな恋』チェキッ娘
『抱きしめて』チェキッ娘
『ピンクのチェリー』NEOちゃっきり娘
『アニマルサマーの夏が来る!』NEOちゃっきり娘
『あたしの靴あなたの靴』野崎恵・松本江里子・加藤真由
『チェキッ娘音頭』チェキッ娘
<スペシャルゲスト> 下川みくに
『IF〜もしも願いが叶うなら〜』下川みくに
『ハダカになりたい』NEOかしまし娘
『せつないハーモニー』田中里奈・五十嵐恵
『ありがと・愛してる』リトルマーメイド
『Miss Entertainer』M@M
<ハワイ旅行抽選会>
『あしたのあたし』プー
『ドタバタギャグの日曜日』チェキッ娘
『最初のキモチ』チェキッ娘
『デイドリーム』チェキッ娘
『海へ行こう〜Love Beach Love〜』チェキッ娘
<エンディング(あいさつ)>
<アンコール>
『はじまり』チェキッ娘
【DATA】
曲 数:18曲
観 客 数:2400名
公演時間:1時間55分
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8/8(日) フジテレビ 7F特設ステージ イベント
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篠原ともえと夏休み ともえちゃんまつり 1999(チェキッ娘)
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今日は中島さん(先輩)と一緒に初のお台場フジテレビへ行くことになった。彼は今日のイベントの主役である篠原ともえのファン(正式には今日のライブ後にファンになった)だということを知っていたので、あえてプロモーションをかけて一緒に来たのである。篠原ともえは「チェキッ娘」のプロジェクト名の名付け親であり、今日のイベントにはチェキッ娘本体も参加する。
今日のイベントはフジテレビBANG PARK(フジテレビ万博)の一環として行われるKPさん(元月曜班・きくち伸プロデューサー)主導のもので、日曜夕方の1時間半の生放送として行われる。
事前の情報では「篠原ともえのファンクラブメンバー」に先に整理券が配られ、その後一般向けに900枚の整理券が配られるとあったため、8:30にはフジテレビ入りした。到着時にはすでにヒロタケさんはいらっしゃっており、しばらくしてあいばいっきさんとゆういちさんたちにもお会いした。
9:30にエスカレーターで7Fに上がり、階段で並んで整理券配布を待つ。11:00過ぎに整理券を受け取った。番号は435番(足すと藤岡麻美)、意外と遅い番号になったと思ったが中間くらいなら問題ない。先週のライブでは土曜が比較的真ん中で「見ること」を楽しみ、日曜は前の方で「応援すること」を楽しむことができた。今日のイベントは「見ること」の方を楽しみたいと思ったのだ。先週の大声の出しすぎのせいで右耳がまだ痛いし、体力もあまり復活していないのだ。
3時間近く時間をつぶして、集合時刻の14:40に再び7F下階段へ行く。その少し前に篠原ともえ本人が中央より堂々と登場してリハーサルを行う。整理券はFC会員に300枚、一般に900枚配布する予定だったが、FC会員が100名強だったので、結局私のいる位置はだいたい250番目付近であった。
会場入りまではえらく待たされた。40分待ちでやっと会場入りするが、前説が短く、なんか音頭の練習をさせられた(今日は「チェキッ娘音頭」でも聞けるのかと思いきや「ともえちゃん音頭」なる曲があるらしい)。振り付けはリトマメでおなじみのカーニヴァル三浦であった。
あっけなく本番スタート。リトルベイビーという(ん?どっかで聞いたような名前)の女性バンドの曲でスタート。この曲、BANG PARKのテーマソングらしいが何故こんなわけのわからないバンドが出てくるのだろうか。よく見ると「作詞秋元康」とある(なんだ、そういうことか。ていうかその前になぜ秋元康氏はチェキの作詞してくれないのだろう)
今日の番組ではチェキ以外のコーナーはあまり特筆すべきもないので省略して要点だけ。(中島さん、名前を書いときますので番組のビデオ見ながらチェキッ娘のメンバー少しは覚えて下さいね。ちなみに一押しは久志麻理奈ちゃん、二押しは上田愛美ちゃん、三押しは加藤真由ちゃんと大瀧彩乃ちゃんですから最低限ここくらいまではお願いしますね)
最初の登場は(左から)久志麻理奈、町田恵、田中里奈、矢作美樹、新井利佳、上田愛美、藤岡麻美の7人。他のメンバーは、次の篠原ともえデザインの浴衣ファッションショーで登場。登場順は熊切あさ美→嶋野蘭→佐々木絵美子→大田祐歌→小林裕美→五十嵐恵→野崎恵→加藤真由→森知子→松本江里子→甲斐田聡美→大瀧彩乃。(最初のあさ美ちゃんも結構良かったけど、中間で出てきた真由ちゃんが最高に良かった)
ゲームコーナー「おまつりフルコース早食い(すいか&綿あめ)→早着がえ」では(左から)上田愛美、町田恵、矢作美樹、久志麻理奈、田中里奈、藤岡麻美の6人が参加。上田愛美が優勝する。
CMの後は『ドタバタギャグの日曜日』。この歌は歌い出し直後ということもあるが、ことごとくコール不発。ライブではある程度うまくいったが、オンエア用の編曲ではかなりコールを入れづらい。この曲、ノリはいいがインパクトに欠ける感じがする。新曲のプロモーション時期なので仕方ないが、チェキファンとしては『最初のキモチ』とかライブで最高に盛り上がった『海へ行こう』の方が良かったのではないかと思う。チェキッ娘本体のキャンペーンとしては、メンバーを覚えてもらうために『チェキッ娘音頭』という選択肢も有効だったかも知れない(オンエア的にはちょっと長いけど)。
そう言えば、歌の10分くらい前に我々のいたブロックを無理矢理柵を乗り越えて前に行った黒Tシャツのやせ形長身の男が、信じられないことに曲中に先頭の柵も乗り越え、歌っているチェキの前を駆けていくというハプニングがあった。ここまでバカなヤツがいるとコメントのしようがないが、オンエアで篠原ともえが「特別出演者もいましたね」とやるあたり、さすがにアドリブのきく頭の切れるタレントである。
さて、一応一連の企画が終わって「篠原ともえのベストおともだち賞」を選出。早食い&早着がえゲームの勝者、上田愛美が見事選ばれ(篠原ともえと)ペアでハワイ旅行という名誉に輝いた。
さて私自身の今回の番組の感想だが、基本的には地上波だけにタレントと商品のプロモーションがうまく混ぜ込んであるのを強く感じた。商品的にはスカイパーフェクTVと篠原ともえグッズ、篠原ともえの新曲、チェキッ娘の新曲などのプロモーションがかかっていた。特に「フジテレビ721でこの後篠原ともえライブの中継をします」という最後のプロモーションは会場にいた人も含めてスカパーの購買意欲を強くしたようだ。
チェキのメンバーからは久志麻理奈、町田恵、田中里奈、矢作美樹、新井利佳、上田愛美、藤岡麻美の7人が選ばれて「常時出場」のいわゆるオンエアのフロントメンバー扱いになった。この7人がいわゆるプロジェクトの期待株という見方ができるが、今回意外だったのはフロントメンバーではない久志麻理奈、田中里奈がそのメンバーに入っていたことである。彼女たちは週間プレイボーイにも出た経緯があるので特に「大抜てき」という感じではないが、麻理奈ファンの私としてはちょっと嬉しかった。
そして、ゲームに優勝して「篠原ともえとハワイ旅行」のプレゼントまでGETしてしまった上田愛美であるが、「プロジェクト的に最も売って行かなくてはならない」上田愛美がうまく勝って(「勝たせて」かな?)、映像的にはかなりおいしかったのではないだろうか?2人でハワイ旅行に行く時の映像がどこかの番組で出れば、これまた宣伝効果絶大である。
地上波のオンエアが無事終了し、次は721での「篠原ともえスペシャルライブ生中継」が始まった。チェキの出る可能性はないと見て帰るファンもいたが、このライブはなかなか見る価値があった。というのも先週のライブと今週のライブを比べるといろいろなことが見えてくるからである。
篠原ともえはデビューから4年、今や武道館でコンサートを行うほどのビッグアーティストになっている。1時間半のステージをほとんど休みなしに1人でこなすところやステージのレベル、MC、ファンサービス、スタッフへの気遣いなど経験の豊富さなどがあって先週とは全く格が違うものを感じた。私も曲を知っていたらもっと盛り上がれたかも知れないが、私たち一般の人をも引きつける魅力を彼女は持っているという印象を受けたライブだった。
篠原ともえはフジテレビが育てたタレントであるゆえ、このような企画をメインでできるほどになったのではないかと思う。広末涼子や深田恭子ではこういうことは(プロダクションサイド主導であるゆえ)できなかったと思う。先日の日経エンタテイメントに「プロダクションサイドに左右されない独自の番組づくりをするためには、自局でタレントを育てる必要がある」というようなコメントを水口プロデューサーがされていたが、篠原ともえはその良い代表例なのではないだろうか?そして、チェキッ娘もそれと全く同じ使命をもっていることを忘れていただきたくない。
篠原ともえも最初は批判的に見る人が多かった。私も当初はそうであった。しかし、今では計3時間の特番をメインで持たせてもらえ、武道館でもコンサートを行えるようなビッグアーティストに成長した。これと同じく現段階ではチェキッ娘もまだまだ批判的に見られている部分は多い。しかし、どんなことでもやり続けることができれば必ず成功するはずである。だから水口プロデューサーには、今後も「チェキッ娘活躍の場を与え続けていただきたい」と強く願うのである。
今日はいろんなことを考えさせられたイベントであった。
8/15(日) 吉祥寺WAVE TBSラジオ公開録音
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ノブタケの吉祥寺ヘブン(上田愛美 甲斐田聡美 大滝彩乃)
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今日は思い出の地、吉祥寺での公開録音である。私は吉祥寺で中学・高校時代を過ごした。そしてこのとき私はおニャン子クラブを知ったのである。
今日は同じく富士急ハイランドでも公開生放送が行われている。こちらには一押しの麻理奈ちゃんが出演している。一押し麻理奈ちゃんの私があいばいっきさんのプロモーションをお断りしてまでこちらに来たことには一応意味がある。まぁお金がないという理由が真っ先にあるのだが、それ以上に「今、ファンとしていちばん力を入れるべきはあみっこソロデビューである」という持論に基づき、涙をのんで(?)吉祥寺に来たのである。
今回の吉祥寺にはプロジェクト的に少し違った意味がある。この番組は他局TBSラジオのものであり、関東でチェキッ娘がTBS系列に出演するのはおそらくはじめてであろう。そしてここに力が入っているのは、出演がソロデビューを控えた上田愛美、間もなく発売される5thシングルのフロントメンバー甲斐田聡美、大滝彩乃の計3人であることからもよくわかる。
さて、私は9時に会場に到着するがさほど並んでいないのでマクドナルド吉祥寺店へ向かう。マクドナルド吉祥寺店では高校時代にアルバイトをした経験がある。今から9年前の高校2年の夏、私はこのマクドナルドで青春時代を送っていた。当時はアイドルファンから少し離れていたと思う。
10時ちょうどを見計らって裏口からパルコに入る。そしてエレベーターで8F向かうが、まだ誰もいない。始発から並んでいたという方々はなぜかエスカレーターで後から到着。せっかく最前列で「ソロデビューおめでとう!」のボードを出すことを計画していたのに、後から来た方々の「始発から待っていたから(私が並んでいないから)」という言い分により2列目に行かされることになる。こういうときは(事実、会場に先に着いたのは私なので)お互い様だと思うのだが、同じ目的を持つファンどうしが「意味のないこと」で争っても仕方ないので私の方は引くことにする。ただ、もう1組裏口から入った人はちょっと怖かった。彼らは本番前に係員や始発組の方々と言い争いになり、一触即発の雰囲気となった。せっかく楽しいはずの番組が直前で少し嫌な感じになってしまったのは残念である。もう少しみんな大人だと良いんですが・・・
皆さん、目的は「チェキッ娘を応援すること」なんですよ。ファンどうしがいがみ合ってもチェキッ娘は誰も喜びませんよ!
という説教臭いことはやめにして、待ち時間でのできごと。5時間もの待ち時間の中でファンどおしがトレーディングカードの交換を行う。トレカというものにはこういったヨコのつながりを助長する効果もあるのかも知れない。またある程度ファンがいないと交換する相手もいないのでこの時期の発売というのはある程度頷けるものはある。私自身はあまりトレカというものに興味はなく、買ってもいないし買う予定もない。おニャン子クラブや乙女塾の頃にはこういったものはなかった。今風のアイテムなのだろう。
3時を過ぎ、何とか本番開始。ノブタケさんというDJはよく知らないが、前説などやり、オーディエンスに気を遣うところはなかなか、そこそこの雰囲気で番組は開始となる。ところでラジオのスタッフというのは案外少ない。DJと女性アナウンサー以外には、指示出しするADさん、CDをかける人、ミキサー、いちばん偉そうな人の4人しかいないのである。
番組の内容は「チェキッ娘甲子園」なるコーナーで、前半は「ブラックボックスの中身当て」後半は「(死んだ)セミ取り」でチェキッ娘の3人が叫びっぱなしというまさに『ドタバタギャクの日曜日』状態であった。サテライト的にはおいしかったが、これオンエアの時にはどうなるのだろうか。
番組内ではあみっこの新曲がフルコーラスかかった。ごく一部の人が集音マイクに向かっていろいろと叫んでいたので、じっくり聞いていることはできなかったが『いつか』はとても良い曲である。
収録は30分強で無事終了し、解散となった。オンエアは8月21日(土)の26:00よりTBSラジオ(954kHz)で行われる。
今日はいろいろとあったけれど、あみっこの新曲がフルで聴けて良かったと思う。
8/22(日) 東京メディアシティ HEY!HEY!HEY!収録
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HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP(上田愛美『いつか』)
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8月10日の夜にあるメールが飛び込んできた。DAIBAクシン!!の番組ファンクラブからのもので「上田愛美の HEY!HEY!HEY! 観覧のお知らせ」というタイトルであった。このようなメールはDFC(DCF?)のメンバーの中で上田愛美ちゃんを押しに入れている人のみに送られているようだ。私はちなみに二押しで登録しているので来たのだろう。私は早速返信し、200名の枠の中の013という整理番号をGETすることができた。
8月22日、追加で申し込んだnobuさんたちとともに収録の行われる東京メディアシティに向かう。この東京メディアシティは世田谷区の住宅街の中にあるフジテレビ、関西テレビ、TBSの共同スタジオである。最寄りの駅からは徒歩15分ということでバスで現地へ向かう。
現地に着くと30〜50名はいるだろうか?集合時間が近づくにつれ続々と人が集まってくる。10:30になると、10:45集合の人とともに整列させられる。10:45集合は別のバンドの観覧のようでほとんどの人が葉書を持っている。両方で400名近い人が並んだと思う。
整列とともに整理番号のチェック。実は私の方では1名欠員が出て代理が来ていたのでどうなることかと思ったが、整理番号と氏名があればチェックは簡単に通った。この時点で東京メディアシティへの入場整理券が配られる。番号は60番だった。
11:00過ぎに東京メディアシティ入り。警備の横を通り、建物の外をほぼ半周して中に入る。階段を3階まで上ったところにある第1リハーサル室でしばし待機。この時点でオリジナル携帯ストラップが配られる。部屋は95%男性で一気に埋め尽くされた。この人数がM@Mの時にはもっと狭い部屋にオールスタンディングで詰め込まれたというのだから、今日は良い方である。係員から説明があり、11:30頃だったと思うがいよいよスタジオに行く指示が出される。
整理番号順と言うことだったがこの時点でのチェックはなく、基本的には各自の自主性に任せられる。その前に関係者の招待枠なるものがあり、親類なのか縁故なのか、番組でよく見かける人までその枠に入っていった。2列整列で少し歩かされ、別の階段の前で一旦待機。それにしてもテレビ局は迷路のようだというウワサを聞いていたが、このスタジオは迷路ではないものの廊下が長いという印象を受けた。
待機中になぜか後集合のアーティストの観覧者のような人たちが先にスタジオ入りし、10分くらいその場で待機。その後、私たちは1Fのスタジオに案内される。こういったスタジオに入るのは、幼稚園の時にテレビ朝日の幼児番組に出演して以来だから初めてのようなもの。機材やコード、弁当類に新鮮さを覚えながら、暗幕の下をくぐり抜けていよいよHEY!HEY!HEY!のスタジオへ
スタジオに入ると(当たり前だが)テレビと同じステージが組まれている。オープニングでアーティストが入場する階段はテレビで見るより小さい。電飾やビーム照明などでスタジオ全体が何となく神秘的な雰囲気になっている。(当たり前だが)カメラが何台もあり、中でもハンディでロボットのような姿をしているカメラにはビックリした。これでアーティストの顔のアップを写すようだ。よく見ると八峯テレビと書いてある。よくテロップで見る関連会社であろう。
私はポジション的に真ん中の2列目という絶好のポジションをGETした。常連の人はなぜか左の方に陣取っていたが、これはアーティストが登場するのが左だからということが後でわかった。また、最前列には無理やり女性が配置された。これは「ファンは男性ばかり」というイメージを払拭するための映像的な問題だろう。なぜ控え室に若い女性やお母さんみたいな人がいるのかと思ったら、これはたぶんエキストラなのだろう。それにしても良くできたエキストラである。私の前にいた若い女性はちゃんと「愛美ちゃ〜ん」とか声援を送っていた。もしかしたら本当に観覧に来たのかも知れない。
ADらしい人が来て一連の説明。「青い線から外に出るとカメラとぶつかるから注意」「先頭には4本のマイクがあって観客の声などを収拾するのでぶつからないように」「拍手はテレビだから頭の上で行うように」「曲中は盛り上がっているのを見せるために拍手を」という説明があったが、最後の説明は曲が曲だけに後から訂正があった。
そうこうしている間に肝心の上田愛美ちゃんが登場。多少緊張しているようだが基本的には冷静。衣装はGOLDの時とは違って少し秋向きの少し厚手の服。今回はイベントではないので早速収録に入る。
「拍手〜」の声とともに観客は拍手。スモークがたかれる中、上田愛美デビュー曲『いつか』の収録が始まる。GOLDの時のショートオンエアバージョンではなく、多少イントロも間奏も長いバージョンで愛美ちゃんは歌い始める。この曲、生で聴くのは初めてだが、とてもいい。オーケストラでも何でも自分の知っている曲ですごく良い曲を生で聴くとき、たまに背筋がゾッとするほどの感覚を受けることがある。私自身こういったことはそうしょっちゅうあるわけではないのだが、今回の愛美ちゃんの生の歌声では久々にこの感覚を味わった。
ところで、今回の収録を見ていて「上田愛美という歌手はなかなかやるなぁ」という印象を受けた。200名の観客を前にしても特に緊張するわけでもなく、歌が始まると自分の声・自分のペースできちっと歌い上げるところなど「さすがによく練習を積んでいるなぁ」という感じである。とても高校2年生に見えない。
さて、私自身はこの曲を口ずさみながら収録を見守り、無事に1回目の収録は終了した。ここでOKが出ればあっけなく収録は終了となる。印象としては(多少厳しく見て)サビの部分で声が出きってなかった感じはした。それが原因なのか、それともカメラワークの問題なのか私にはまったくわからないが、とにかく1回目はNGということで2回目の収録が行われることになった。
1回だけでは見に来た方としてはちょっと寂しいので、この2回目は個人的にはちょっと嬉しかった。2回目の収録も1回目と同じように始まる。2回目は3名ほどの観客が後方で意味のない手拍子をしていて周囲のひんしゅくを買っていた。昔、ザ・ベストテンという番組でチェッカーズが『星屑のステージ』をライブで歌うところで急に曲の演奏をやめ「すいませんが、この曲で拍手はご遠慮願えませんか」と呼びかけたシーンがあったが、とにかくファンには曲調を考えた応援をお願いしたいものである。
2回目の収録は後ろの手拍子に気を取られてあまり曲に入ることができなかったが、代わりにカメラの動きを見ることができた。私たちの前にはステージに沿ってレールがあり、ここをカメラが動くようになっている。収録前にスタッフがここに油を塗っていた。収録中はカメラさんがゆっくり動いたり走ったりとすごくあわただしい。例のロボットハンディも曲の最後で愛美ちゃんの周囲を2周する。このとき私が映ったかどうかわからないが、髪を脱色している女の子の後ろにいるのが私である。あとクレーンで吊られているカメラが右後方から、普通のカメラが左後方から愛美ちゃんをとらえていた。
さて、2回目は無事OKが出て収録は無事終了。即解散となった。
今日はあれだけの位置で愛美ちゃんの歌を聴くことができたし、テレビ番組の収録も見ることができたので大満足の一日だった。
(残すはなかなか当たらないGOLDの観覧だけだなぁ・・・)
待ちに待った電話がかかってきた。
その電話の主はクラップと呼ばれる観覧希望者を統括する部門である。
「DAIBAクシン!!GOLDには年齢制限がある」などのマイナスな情報が多かったので、観覧がそう簡単に当たるとは思っていなかった。事実、インターネットでの観覧応募は1度も当たらなかったし、それが年齢制限のせいなのか、単に当たらないだけなのか、私と同年代のファンが近くにいないのでよくわからなかった。
名古屋キャンペーンで一緒になった人に「観覧に当たるには1日1通ずつ葉書を書くことだ」ということを聞いた。そして「インターネットはほとんど当たらない」ということも聞いたので、その日を境に観覧葉書を出し続けることを決めた。いろいろな情報があって自分が当たるかどうか分からなかったのだが、「とにかく1回だけは観覧に行きたい」その想いだけで葉書を出し続けた。もし仮にそれがもともと不可能なことだったとしても、宝くじは買わなければ当たらないのである。
葉書を出し始めて4週間目にその当たりが来た。電話は火曜日の午後7時過ぎに携帯電話宛にかかってきた。同伴人数などの確認を行い、木曜日の夜に再TELで最終確認、金曜日を迎えることになった。
「15:15、ゆりかもめ台場駅下車右手の2つの茶色い銅像前集合。トイレは済ませておくこと」これが私たち観覧者に出された指令である。
予定通り集合場所に行くとだいぶ人が集まっている。集合時刻に女性が現れ、フジテレビ裏まで連れて行かれる。そこで観覧者と同伴者のチェックが行われる。ここでのチェックは、先日のHEY!HEY!HEY!とは違って身分証明書を提示しなくてはならず、なかなか厳しい。チェックが終わるとバッジ状の入館カードを渡され、氏名と電話番号を記入させられる。病院などでの一般的な訪問者の手続きと同じである。
集合から約30分でこの処理は終わり、V2スタジオへの入場となる。スタジオの入口で入館カードを回収するが、その箱に「本多芸能」と書いてある。なるほどこの辺も外注になっているのか・・・
スタジオに入場する。観覧は左右に分かれ、私はテレビで言うと左側の最右列(通路の横)に座った。スタジオは思ったより狭く、四角形の2辺が観客席、1辺が歌ステージ、残りの1辺がチェキッ娘の座るところとなっている。カメラは大きいのが2台とハンディも2台くらいあった。
まず、観客には諸注意が行われる。これは少し偉いような人が出てきて行う。彼はA型の管理職だろう。次にADが出てきての前説。今日はBANGPARKステージでのヘアカッツライブにいつもの前説の人が行っているらしく、半年ぶりに前説をするという人が登場。彼はB型かO型で年齢は私とそんなに変わらないだろう。今日の観覧は初めての人が半分近くもいた。また今日は甲斐田聡美の親戚とその子供たちが観覧に来ていた(これはTVに映ったはず)。
前説は特筆すべきこともないが、一通りの盛り上がり方を習ってから、本番直前にドロンズが登場。その後チェキッ娘メンバーも登場し、観客を盛り上げながらいよいよ本番寸前。
本番は2ndコンサートの告知V(VTR)でスタート。この場ではマイナスの情報提示は一切なし。Vが終わるとスタジオにカメラが来て観客は一斉に盛り上がる。メンバーのコンサート告知のあと、早速新曲『ありがとう』の歌い出しとなる。
観客の拍手で「曲を聴く」ということは不可能だったが、拍手をしながらもこの曲のフレーズが心の中に響いてくる。そう、観客はほとんど今日のサンスポの記事「チェキッ娘卒業、11月にファイナルコンサート」ということを知っている。帰ってきてからまだVを見てないのでどんな曲なのかは覚えていないのだが、行く先の知れない19人のメンバーたちが歌う後ろ姿を見ながらこの曲を聴いていると、なんか切ない気分になってきてしまう・・・
曲が終わり、CM。特チェキ情報、ヘアカッツライブ、CM、特チェキ情報、上田愛美『いつか』、CM、エンディング・・・と、実際番組は30分しかないから進行はあっという間である。下手をすれば騒いでるだけで終わりである。
私はせっかく今日はスタジオに来たのだから、テレビで見られることは一切無視して、とにかくメンバーの様子を見ていた。もう2度と当たることはないかも知れないのである。こんな貴重な体験を目に灼き付けておかない理由はない。
チェキッ娘のメンバーはもうすっかりテレビ慣れしていて緊張感はまったくなかった。今日は聡美ちゃんの髪型が変わったことと真由ちゃんの印象がずいぶん違って見えたことが最初の印象だった。最近髪の立て方が2本のあやのっちはカメラの見えないところでヒロを軽く突き飛ばしたりして遊んでいる。真由ちゃんはえりねえとまっちと仲が良いらしく、Vの間楽しく会話をしている。エンディングでは後ろでヒロがアイーンをやったり、真由ちゃんとえりねえがしゃべっていたりした。唯一静かだったのは麻美ちゃんで、あまり会話もなかったように見えたが、ファンの歓声にはきちんと応えていた。
個人的には一押しの麻理奈ちゃんがヘアカッツに行ってしまったのが残念だが、このような状況にあっても楽しそうにしているチェキッ娘みんなの姿を見て、なんか勇気づけられたような気がした。
本番は無事終了。ドロンズとチェキッ娘はあっという間に退場してしまう。本番中に最前列で目立とうと暴れていた高校生らしき人が本番後に例の「A型の管理職」に絞られていたが、間もなく私たちも退場となった。
残すところ放送が5回となってしまったGOLDの観覧にはもう行けないかも知れないが、今日でチェキッ娘に関することは一通りのことを体験したと思う。ついでに言えば、水曜日にあやのっちからファンレターの返事が来たり、金曜日にスピリッツで応募した麻理奈ちゃん直筆のMPさんの似顔絵が当選して送られてきたりして、今週は「番組及びプロジェクトの終了」という残念な知らせも含めて私の中では最もいろいろなことがあった1週間だった。
チェキッ娘のみんなは、そろそろ常夏の島グアムに着いた頃だろう。この夏最後の海外で、いちばん楽しい思い出を作ってきて欲しいと思う。
8/31(火) 池袋サンシャインシティアルパB1噴水広場
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私自身デビューイベントは初めての参加になる。M@Mの時は名古屋キャンペーンだったし、METAMOのときにも行っていない。基本的に上位押しの娘がいなかったから参加しなかっただけで、今回は2押しのあみゅのデビューイベントだから行かないわけはない。
とは言え徹夜、始発などという気力もなく(麻理奈ちゃんだったら徹夜も辞さないけど)、普通に行くことにした。普通と思ったが結局会場入りしたのは9時もだいぶ過ぎた頃だった。
会場はサンシャインシティアルパB1F噴水広場というアイドルのデビューイベントにはよく使われる場所である。今から15年前、あのおニャン子クラブのデビューイベントが3000人ものファンが押しかけたため中止になったという伝説の場所でもある。
会場に着くと予想通りの行列・・・。階段を上がり角へ・・・まだ列は続くらしい。いくつかの角を曲がって青空の見える所へ・・・まだまだ列は続くらしい。角の人に「どっちが前ですか」と聞くと「最後尾はずっと後ろです」とのこと。階段を下りていよいよ公園の中まで突入・・・そのだいぶ奧で最後尾が見えた。何人いただろう・・・夏休み最後だからなのか、それともあみゅの人気が予想を超えているのか、とにかくすごい人が並んでいることだけは確かだった。
10:45販売開始・・・らしいが最後尾の私たちにはよくわからない。10分に1回くらい列が進むような状況で、建物内をよくわからないような状況であちこち移動させられたような感じである。
13:00近くになってやっとデビューシングル『いつか』を購入できる。握手会の整理券番号は(足して麻理奈の)1063番・・・ひえ〜すごい売れ行き。結局用意した1200枚が完売となる盛況ぶりであった。
13:10にイベント会場入りする。人が多いので2Fあたりに行ってみるが、せっかくなので正面から見たいと思い、B1Fの人ごみの中に入っていくことにする。番号で1〜400番の人は優先されるらしく、別枠で並んでいて私たちの前に優先的に入れられることになった。しかも40番までは椅子席まで用意してある。(頑張っておけば良かった)
14:00過ぎ、いよいよデビューイベントがスタートする。あみゅの登場とともに凄まじいまでの愛美コールとフラッシュの嵐。チェキファン最後の勢いを感じずに入られなかったこの瞬間である。そんな大コールと超フラッシュにも動じることなく、あみゅはデビュー曲『いつか』とカップリング『なかよし』を熱唱。チェキッ娘にあみゅ健在という堂々とした歌いっぷりであった。
14:30このイベントのクライマックス、握手会が行われる。握手会と言えばあみゅにとっても私にとっても名古屋キャンペーン以来である。しかし今回は人数がざっと前回の25倍はいるからたいへんである。いや、でもたいへんといえばおニャン子の高井麻巳子のデビューイベントは大阪城ホールで行われ、16000人と握手したのだからそれを考えればまだ10分の1である。あみゅは200人くらいずつ休憩を取りながら、「がんばれー」のファンの声に応えながら握手をこなしていく。しかし、ポニーキャニオンの握手会はウワサ通りあっという間である。握手した瞬間にスタッフが腰に手を添えて出口に押し出すようなことをする。こんなんじゃ話もできたもんじゃない・・・
今回は名古屋キャンペーンの教訓を生かしてきちんとレターを書いてきた。デザインはデザートの写真が載っているポストカードである。これはもちろん食べられないのだが、食べられるものをプレゼントしても基本的には本人が食べることはないと思うので(ジャニーズ事務所に来るバレンタインチョコレートはすべて溶かして廃棄処分されると言う。これは万が一毒物が混入されていたらというリスク回避のためらしい)、プリン等の食べ物のプレゼントはしない。また花束とかも基本的にはもらえば嬉しいかも知れないが、本人がもらって後で困るようなものはやっぱり避ける方が無難である。
さて、いよいよ1000番台の握手会本番。名古屋以来2度目だが、私自身、少し緊張したかも知れない。レターを手渡して何か違ったことを言うつもりだったが、なんか普通のことを言って「はい」とかいうリアクションで終わってしまった。ただ、ソフトタッチでという係員の指示に従った私に対して、柔らかい手でぎゅっと握ってくれたのが、なんか嬉しかった。
そう言えば若い女性が「何、上田愛美って誰?」「え〜なんか聞いたことある。あ、わかった!GTOに出てた娘でしょ」ってオイオイそれは中村愛美だよ、いくら出所がフジテレビだからって一緒にするなよ!(怒)
家に帰って曲を聴いてみた。「この曲、すごく慎重に作られている」というのが私の印象である。鈴木あみのデビュー曲を初めて聴いたとき、イントロだけで「なんて慎重に作ってるんだろう」と思ったが、同じようにあみゅのデビュー曲もイントロから間奏、エンドとすごく慎重に仕上げてある。唯一気になったのは2番の歌詞がメロディーと不一致というか、なんか不自然な印象を受けた。こういうことは良くあることなので特筆すべきことではないかも知れないが・・・。あとカップリングは、いかにもカップリングらしい曲。彼女の特徴ある声を生かした良い曲に仕上がっている。
とにかく、“チェキッ娘最後の星”上田愛美のデビューイベントは大成功に終わった。この曲の売り上げは同日発売、全国区の深田恭子に勝てるとは思わないが、私たちが思う以上に売れるような気がする。
彼女はある意味怖いもの知らずのところがあって、また度胸も抜群である。彼女の2ndシングルが出る頃、チェキッ娘本体はもうなくなっていると思うけれど、チェキッ娘の実績はすべて上田愛美という歌手に託されると言っても過言ではないはずである。このデビューイベントが決して彼女にとってのゴールではなく、ステップアップのための第一歩であって欲しいと強く思う。
あみゅ、デビューイベント大成功おめでとう!これからも頑張って!
2度目のGOLDに行くことができた。
たぶん私にとっては2度目にして最後のGOLD観覧だと思う。
正直なところどんなものでも2度目というのは緊張感がなくなる。新鮮さがなくなってしまい、余裕が出てきてしまうためだと思う。あのつんくでさえ5人だったモーニング娘。に3人の追加メンバーを加えたり、太陽とシスコムーンでは稲葉貴子に武者修行をさせたり、とにかく2ndというのは誰でも気が抜けてしまうものである。
今回はそれもあってメールで知り合った数名の方を同伴としてお誘いすることにした。というよりいきなりクラップから電話がかかってきたので、本人の確認を一切取らずに無理やり同伴にメール友だちを入れてしまったのである。とはいえキャンセルになっても代理のあてはあったので、勝手に入れさせていただいた。やはり急な話であったためその数名の方々にはかえってご迷惑をおかけしてしまった形になったが、無事代理は見つかった。
今日は最後ということもあって、いつものような浜松町経由のバスルートはやめにした。ほんの110円の違いなのだが往復で220円だから安いほうがいい。ゆりかもめは本当に我々の足元を見るかのような値段設定である。
しかし、今日はゆりかもめを使うことにした。それはあるものを見てみたかったからである。正確な名前は知らないが「新橋待ち」「ゆりかもめ同伴」と言われる、いわゆるチェキの追っかけの様子を見ておきたいと思ったからである。ただ、私自身はファンレターを送る以上のチェキメンバーとの接触は本人たちの気持ちを考えてあまり気が進まないので、どういう光景かを少し体験してみたかったのだ。
新橋に着いてゆりかもめの階段に行く前のJR側にすでに人だかりができていた。近づきはしなかったがあの様子ではチェキの誰かがサイン責めにあっているのだろう。エスカレーターを上って改札まで歩いたが、待っているファンが予想通り多い。チェキファンはGOLDの観覧者のように、見た目が派手というかある意味怖そうな学生がけっこういるので(というより高校生の女の子がいくらファンとは言えあれだけの見知らぬ異性に待ち伏せされて囲まれたらたいへんである)、男性の私があそこを歩いてもあまりいい気分はしなかった。もし仮に自分がタレントであそこに女の子がたむろしていたら・・・やっぱり相手が女の子でもあの人数に囲まれたりしたら恐怖感を覚えると思う。
そんなチェキのメンバーたちも、GOLDのためにそういう苦労をするのはあと1回・・・そう、もう来週は最終回なのである。
スタジオ入りはBANGPARKの行われていた前回とは違う場所で、知らないうちに集合時刻が早まったらしく、早めに整列が始まっていた。そもそもの集合場所近くでは違う番組の収録が大々的に行われていた。
今回のスタジオの観覧場所は向かって右サイドのやや右の3列目。水色と黒の横縞(横ストライプ)の長袖セーターを来ているのが私。テレビに映ったかどうかは未確認のため不明。というかそもそもテレビに映るために観覧に行っているわけではないので・・・
今回前説は短く、ドロンズの仕込みもほとんどなく、ただ本番前に歌のリハーサルを2度も行った。これは珍しいことだそうである。そもそもチェキが「ありがとう」を歌うのは約2週間ぶりである。そのせいなのか1回目のリハーサルでいきなりヒロが音程を外した(笑)。
そう言えば、ほんとうにさっき「ありがとう」を買ってきた。マキシシングルなのかと思えば中身は普通のシングルというちょっとアンバランスな装いだがシングルにしては写真が大きいのでOK。この歌は4コーラスに分かれたメロディーラインが特徴で、編曲者も吉俣良となっておりいつもと違う。歌のリハーサルでも列によって歌っている部分が違うのがよくわかった。私は主メロディーとは違う部分をチェキの歌に合わせて口ずさんでいた。
今日は追加公演の先行予約もあってなかなか集中できなかったが、テレビでは見られないことだけは見て帰ろうと思った。チェキのメンバーで気になったのは歌でカッコ良く振りを決めるまゆちゃんの姿、歌の時はいまいち気分が乗らなそうなあみゅ、リハーサルの合間になぜかまっちと抱き合うあさ美、今回はヘアカッツでいなくなったりしなかった麻理奈ちゃんが聡美ちゃんと仲良く話をしていたのが意外だったなど・・・あとは次週最終回を迎えるなどということをまったく感じさせないチェキメンバー全員の笑顔が印象に残った。
また、メグは学校の関係で中盤のCM中にシャツのボタンをはめながらの登場、あやのっちはまた熱を出したかと思いきやチェキプレクイーンで登場。とにかく全員揃って満足の内容だった。
あと、一見バラバラに見えるチェキメンバーの席順は実は決まっていることを発見した。カメラさんが「座り位置の名前が書いてある紙」を持っていたのだ。それにしても前回のヘアカッツで機材も人も少なかったスタジオとは違い、今回はカメラも人も多いスタジオだった。
今日は自分的には何となくしんみりとした観覧だった。もちろん盛り上げたりとかそういうことは周囲に合わせたのだが、それよりもこんなに近い距離でチェキのメンバー全員を見るのが最後になるのかと思うと気持ちは複雑であった。だからこの光景をなるべくたくさん目に灼き付けておこうと思ったのである。
2度目の観覧は無事終了。来週の観覧が当たっても私は仕事なので本人は当日キャンセルにして、同伴で誘える方は誘いたいと思う。たぶん当たらないと思うけれど・・・
今日は急いで帰宅して追加公演の先行予約を行った。様々な方に協力いただき、今回もかなり良い席で公演を見られそうである。
思えばこのサイトを立ち上げたとき、私は本当にたった1人だった。1stライブも自分だけのためにチケットを取ったし、イベントへの参加もいつも1人だった。しかし、あの名古屋キャンペーンがあり、コラムを毎週書き続け、地道に宣伝していくことを続けてきた結果、3ヶ月たってアクセスも2500を超え、その間に出会えた方とこうして協力しながらチケットをとっているのである。これは冷静に振り返ってみればすごいことだと思う。
ビジネスの世界にいて、「人とのつきあいは利害関係」という日々を送っていた私にとって、チェキッ娘を通じて知り合った方とはそういう利害関係がないからかえって良いおつきあいができたのだと思う。
そしてその方々とともに1年間という短い期間を駆け抜けるチェキッ娘を最後まで一緒に応援できることを本当に幸せに思っています。
10/3(日) 東京メディアシティ HEY!HEY!HEY!収録
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HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP(下川みくに『2000 EXPRESS』)
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今日はイベントデーだった。ワイルドブルーヨコハマではあみゅとリトマメ、埼玉県小松原高校学園祭ではMETAMOが出演、そして東京メディアシティ(TMC)ではみくのHEY!HEY!HEY!収録ということでファンは完全に分散した形となった。
私はこのサイトで知り合ったメール友だちとTMCに行くことにした。やはり分散化傾向のため知っている人がいつもより少ない。見たことのある人が(テレビで全国的に有名な人も含めて)いたが話ができるほどの人ではなく、顔見知りといった程度。少し早く着いたが、集合時刻には前回と同じくらいの人が集まった。
今回は観客の構成が少し違った。前回この人たちがいたかどうか不明なのだが「フジテレビクラブ」の女性会員が優先的に入場して前方のエキストラ役を務めた。なるほどフジテレビクラブという会員制度を上手く使っているなと感心させられたが、彼女たちはこのあとのアーティストのエキストラ役も務めるようだった。
入場は前回と同じ。こちらはキャンセルを3名も出したが特におとがめなし。普通に並んで、普通に入場して、普通にスタジオ入り。整理番号が早かったため一応2列目をキープした。そういえば前回参加記念品としてもらった首かけストラップが、今回はプラスチック製の普通のストラップに変更になっていた。
今回のみくの曲はアップテンポ、前回のあみゅの曲では必要のなかった「常時拍手」をしなくてはならない。しかもテレビ用の拍手なので手は挙げっぱなしである。新人ADのもと何回かその練習をしてからみくが登場、早速歌収録に入った。
曲の第一印象は「広瀬香美っぽい」という感じだった。クールな感じではなく元気いっぱいの曲だが難易度は高い。普段何となく見ているだけではよくわからないが、この半年間でずいぶん現役チェキメンバーと歌唱力という点でのレベルに差が出てきている。ボイストレーニングなどアイドルではなくアーティストとして育てていることを強く感じる歌い方であった。
この曲のタイトルは『2000 EXPRESS』というが読み方がよくわからない。歌詞を注意深く聴いていると「ride on millenium express」というのと「two oh oh oh」というのが混在している。とあるサイトの情報によると後者の読み方が正しいようである。
1回目はカメラのトラブルで撮り直しとなる。歌詞を間違えたというウワサもあったが今日初めて曲を聴く我々にはさっぱりわからない。2回目はさすがに高音部の多い難易度の高い曲だけあって、さすがのみくも声が裏返り気味。予想通り3回目の収録に突入した。
みくもたいへんだが、3分くらいある曲でずっと拍手し続ける観客もたいへん、スタミナ勝負である。3回目の収録も高音部で声が裏返る・・・この曲はカラオケでは歌えないだろう。「いよいよ4回目突入か」と思わせたがなぜかOK。録画ものなので1回目にうまくいった部分をうまく編集するか、本人だけで声が裏返った部分を撮り直すか、そのようなことをするのだろう。
今回のオンエアは10月18日(月)、おそらくこの前後にあるミュージックステーションあたりに出演すると思うが、それまでには練習を重ねてカッコ良い『2000 EXPRESS』を聞かせてくれると思う。
下川みくに3曲目でのブレイクを期待してライブ前おそらくラストのイベントレポートは終了である。
下川みくに 2000EXPRESS発売記念イベント
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今日は一般人としてのイベント参加ということで集合時刻である12時に会場に到着した。
しかし、イベントは始まらない。始まってないうちから集団の中に入るのは何かいやだったので少し離れて待つ。歌舞伎町へ抜ける道のところで待っていると、なぜか麻雀賭博で捕まった(だいぶ古いけど)蛭子さんが奥さんとマネージャーらしき人と通りかかる。まさかみくイベに来たはずもないだろう。結局1時間半後の13:30にイベントが始まった。これはある種計算されたプロモーションだと思う。
歩行者天国の始まる12時に新宿東口に黒山の人だかり。一般の通行人は「何があるんだろう」と見上げると『広瀬香美プロデュース 下川みくに』の文字。「へえ、広瀬香美プロデュースなんだ」ということになる。単なるイベントではなく、そのような二次的な宣伝効果も考えたイベントとなった。
ただ、主催者側はかなり神経質になっていた。何しろ下川みくにの所属するバーニングプロダクションは、先日渋谷の郷ひろみゲリラライブで道路交通法違反により書類送検されているのである。
イベントは『アドレナリン』『If〜もしも願いが叶うなら〜』『2000EXPRESS』『たぶんオーライ』の4曲を歌って、取材撮影、握手会で終了となる。
心配だった『2000EXPRESS』も無事に歌えたが、私は曲のキーが半音下がっていたのを聞き逃さなかった。下手に原曲通り歌おうとして失敗するよりも、キーを下げてきちんと歌った方が良いという判断からだろう。ただ、歌っている本人は半音下がったキーに声を合わせるのが逆に大変だったようである。
握手会の方は特に準備もしてないので回避。無事イベントは終了したと思う。
さて、次はいよいよライブか・・・早いもんですね。
チェキッ娘 LIVE ver.2.0.1−f 旅立ち2000 〜泣いたモン勝ち〜
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11.3、卒業という記念すべき日を私は多忙なスケジュールの中で迎えた。
番組が終了する頃から、私は元の生活に戻りつつあった。チェキッ娘とともに26歳という年齢を迎え、しばらくの間“攻め”のなかった自分の仕事も頑張らなくてはならない。“遊び”の時間はもう終わったのである。
しかし、最後に1日だけ真剣に遊ばせて欲しかった。「最後まで悔いのないように応援すること」という、チェキッ娘の応援に関りはじめた時から決めていたことがあったから・・・
昼の部のステージはアリーナ席の5ブロック7列目−ステージに向かって少し右の席、夜の部はアリーナ席3ブロック5列目−ステージに向かって少し左の席で迎えることができた。
昼の部のはじまりはあっという間だった。始まるという緊張感がないまま、気がついたら始まっていたという感じであった。
開演からしばらくの間、ステージも客席も何かにとりつかれたかのような不完全燃焼のようなものを私は感じた。それはもちろんオールスタンディングの緊密感との違いもあったかも知れないが、番組終了からの1ヶ月のブランク、夜の部があるということなどがあったかも知れない。
今回のステージのステージの構成は映像を駆使してチェキッ娘にまつわるストーリーを曲とともに綴っていくというものであった。
開演までがあっという間だったという以上に、始まってからの流れもすごく速く感じた。
そして気がついたら昼の部のステージは終了していた。
夜の部も含めて、今回のイベントに関しては「ここでレポートを書くため」という意識はほとんどなかった。だから曲順もハッキリと覚えてないし、とにかく19人最後のステージのシーンを少しでも多く目に灼き付けておきたかったのである。
夜の部の開始前は、少し緊張感があった。もちろん「これで最後」という意識もあったし、前方であわや乱闘というような騒ぎもあったし、1日2公演という初めての体験にも緊張していたのである。
しかし、本当にあっという間に開演の2ベルの瞬間を迎えてしまったのである。
19人が登場する。3曲を歌う。次々にユニットが登場する。最後のNEOちゃコールでは名古屋キャンペーンでのできごとを思い出す。チェキッ娘音頭はそれぞれが16小節でチェキッ娘の思い出を歌う。浴衣を脱いで水着姿で歌う『海へ行こう』、METAMOとホンダレディ、『ドタバタギャクの日曜日』ではスタンド席でフロント以外のチェキメンバーが歌うというファンサービスもあり、上田愛美のソロステージのあと、再び全員が揃う。
ここまで、目の前のステージだけを見ていた私はふと冷静になった。「あと何曲かでチェキは終わる」そう思ったとき、「今、目に映っている光景をできる限り灼きつけておかなくてはならない」と思ったのである。
それからのことを実はあまり覚えていない。19人の最後の姿を1人ずつ目に灼き付けながら、このステージで本当に最後になる麻理奈ちゃんと真由ちゃんの姿を必死で追い続けた。彼女たちは最後まで笑顔で、本当に楽しそうに歌っていた。2人にはもう会うことはないと思うけれど、その笑顔をきっと忘れないと思う。
『大好きな恋』では少しだったけれども、『ありがとう』では曲を一緒に口ずさみながらメンバー以上にあふれる涙を特に止めようとも思わなかった。それは“お別れ”という淋しさよりも、仕事のストレスで苦しかった自分を救ってくれた彼女たちへの想いだったのだと思う。
アンコール最後の曲『はじまり−Departure2000−』の前に左からID番号順に並んだメンバーがファンに向かってランダムに最後のコメントをした。みんなすごく立派なコメントをしっかりと話していた。
そして最後の曲・・・GOLDの最終回では泣いて歌えなかった藤岡麻美がしっかり最初のフレーズを歌う。それを確認した私は、純白の衣装で卒業していく彼女たちの最後の姿を一人ずつ目に灼き付けることに集中した。
19人のメンバーと会場中の大合唱とともに曲は終了。最後に彼女たちに「ありがとう!」と叫んで、ステージの上段、左から去っていく麻理奈ちゃんを見送った。そして、この瞬間チェキッ娘プロジェクトはメンバーにとっても、私自身にとっても完了したのである。
最後にこのレポートを読んで下さったチェキッ娘ファンの皆さんへ
世の中にはたくさんの選択があり、私たちはその選択の中で生きています。
現在の私たちのおかれている状況は、すべて自分が決めた選択の結果で成り立っています。
私たちもチェキッ娘において、さまざまな選択の中で11.3を迎えたはずです。
私たちはチェキッ娘を見てバカにする選択も、無視する選択もできました。
しかし、私たちは応援するという選択をしました。
家でテレビを見るだけの応援をするという選択もできました。
しかし私たちは会場に行って直接応援するという選択をしました。
私自身は後悔しないような選択をすることを心がけました。
それはプロジェクト後半になってからファンになったという遅れを取り戻すためだったのかも知れません。
ラストも過密なスケジュールの中、時間を作って、体調を整えて迎えました。
そして精一杯応援した証として最後はたくさん泣きました。
それは彼女たちとの別れという淋しさよりも、自分自身のチェキッ娘というプロジェクトへの想いの強さだったのかも知れません。
皆さんにとって11.3はどのような日でしたか?
そして彼女たちを応援してきた日々を振り返ってどうでしたか?
皆さんそれぞれにいろいろなストーリーがあると思います。
でも、チェキッ娘を応援できて本当に良かったでしょ?
少なくとも私自身は約半年のチェキッ娘ファン生活に悔いなしです。
心地よい涙につつまれながら・・・ 1999年11月3日 BATCH