“2人目のソロデビューを検証する”


 今日のオフィシャルの『ほんとに掲示板』の書き込みに「チェキッ娘から2人目のソロデビュー決定!ポニーキャニオンより9月1日発売」というのがあった。

 さっそくポニーキャニオンのページにアクセスしてみると、確かにありました。『チェキッ娘ソロ 9/1 SINGLE タイトル未定』そう、情報としては本体の6thシングルの発売とされていた日が、実は2人目のソロデビューの曲の発売日だったのである。

 まあこれが下川みくにの新曲発売のことだったら「みくは卒業してるからそんな書き方するな!」ということになるが、おそらく正式に2人目のソロデビューということで間違いないと思う。

 そこで(すぐに正解が伝わってくると思うけれども)今回は「2人目ソロは誰なのか」を検証してみたいと思う。

 さて、その前におニャン子クラブの頃を思い出してみよう。本体がデビューして間もないうちに河合その子、吉沢秋絵がデビューしたが、それぞれCBSソニー、フォーライフからのデビューであった。肝心のポニーキャニオンからのデビューは3人目の新田恵利が初で福永里規、高井麻巳子、内海和子、ゆうゆと続いた。ちなみにユニットとして「うしろゆびさされ組」が本体のデビュー直後にポニーキャニオンからデビューしている。

 今回の2人目のソロデビューは、私の予想では上田愛美が本命、考えようによっては新井利佳、松本江里子、矢作美樹という線で考えている。

 まず基本的にはフロントメンバーでなくてはならないと思うので、3rdだけフロントの松本江里子は一応候補とし、5thのフロントは発売直後&番号が終盤のために除外した。同じく藤岡麻美と小林裕美はM@Mで東芝EMIからデビューしているので除外となる。

 上田愛美を本命とする理由は、彼女がきちんとした事務所所属組であること、ハウス「たべごろ」CMのメインに抜擢されるなどプロジェクトの期待が最もかかる存在だからである。プロジェクトが第2期の終盤を迎え、第3期の番組存続が危ぶまれる中、最終兵器上田愛美で起死回生を狙う意図があるのではないかと私は考える。

 あと、新井利佳の場合はchee’sとFACTORY721のアシスタントというところを除くと、今までアルバムを含めてユニットを組まれたことがなく、何もないので逆に怪しいという読みからである。本当に何もないかも知れないが・・・

 松本江里子は歌唱力という点での押しだが、それ以外でのポイントがあまりないのでそれほどは押せない。

 矢作美樹は今までの番組貢献度からの押しだが、声のスタミナに不安があるのでそれをどう判断するかだ。

 こう考えると上田愛美が最有力ということになるが、もしこれが本当なら宿命の対決が待っている。何と同じ発売日にホリプロスカウトキャラバンで争ったあの『深田恭子 9/1 MAXI-SINGLE イージーライダー』が発売されるのだ。彼女のデビュー曲『最後の果実』は10万枚を超える大ヒットとなり、全国ネットの影響力の大きさを感じずにはいられないが、上田愛美にはモーニング娘。と同じく、「負け組の意地」を見せていただきたいものである。

1999年7月14日 BATCH



BACK