お酒の“味わいかた”の参考に・・・

 「酔嘉の会」が啓蒙して?止まない“太田和彦”氏の新著(2003年3月刊行)の『超・居酒屋入門』(新潮文庫)に、気になる項目を見つけました。 特に表になっているわけではないのですが、「日本酒を味わう」という章があり、その中で日本酒を味わう(個性を見つける)キーワードとしてあげられているのが下記の15項目でした。

 よく読むと「酔嘉の会」会合で偉そうに(笑)いっている内容とよく似ているようなので、あながち「酔嘉の会」の判断基準も捨てたものではない(笑)と思い。 そのまま転載します。
 酒飲みの考える(思いつく)ことって、そんなにかわらないのですね。

 酒初心者の方はこのページを印刷して居酒屋へGO!お酒の名前と一緒にとっておくと、いつかは君も“日本酒通”になれること間違いなし。 「酔嘉の会」が太鼓判を押します(笑)。

( ※ 当然著作権は 太田和彦氏にあります)

酒を味わう15のポイント
一、
重いか、軽いか。
(ねっとりしているかさらりとしているか)
一、
単調か、複雑か。
一、
清々しいか、雑味があるか。
一、
甘いか、辛いか。
一、
香りは強いか、弱いか。
一、
どんな香りか。
(リンゴか、スイカか、ナッツか)
一、
喉へ流した後、すっと消えるか、口にしつこく残るか。
一、
上品か、下品か。
一、
貴族的か、大衆的か。
一、
派手か、地味か。
一、
甘いか、まずいか。
一、
一杯でいいか、たっぷりほしいか。
一、
気は強いか、優しいか。
一、
値段に対して適正か、高いか、安いか。
一、
好きか、嫌いか。
『超・居酒屋入門』 太田和彦 著 (新潮文庫) より転載