1st:シャンディリーズ
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2nd:セスカ・セトラージェ
[>基本情報
名前:セスカ・セトラージェ
愛称:−
種族:一応ヒューマン
職業:一応ハンター
年齢:28
性別:女性
出身:パルム
[>容姿
外見年齢は14歳前後。褐色の肌に金髪、蒼い瞳を持つ。
総体的に外見年齢相応の容姿で、顔立ちにもこの年頃の少女特有の愛らしさはある。
しかし基本的には常に無表情で、時折表情を見せることがあっても、そこに浮かぶのは
ほとんどの場合において虚ろなものであるか、深い憂いを帯びたもののどちらか。
背は低く、体格はスレンダー気味。
[>経歴
生まれついて優れた頭脳を有し、天才の名をほしいままにした元狂科学者。
貧民の子として生まれるが、幼い頃から神童と呼ばれるほどの才を持っていた。
こと、機械工学系において突出した才を見せ、他の面ではまぁ優秀、程度に留まったも
のの、その能力は周囲の認めるところではある。
が、セスカの両親はそんな彼女の能力を自分達の金蔓としか見ようとせず、そのために
セスカも両親のことを毛嫌いし、一刻も早く親元を離れようと躍起になって学に励む。
結果的に、その才と努力をもち、将来の機械工学の担い手の一人として、若干十四歳に
してパルムでも有数の工科大学へ入学。
その事実はセスカに開放感を与えると共に、強い自尊心をも植え付けた。
そして、専門学科での成績では常にトップを維持し続けるが、強い自尊心は周囲に人を
寄せ付けず、孤高を保つこととなる。
しかし、セスカと同年齢のある天才少女の編入によりその座は脅かされ、最終的に彼女
に一歩及ばぬ形での卒業となった。
セスカを二番手に叩き落としたその相手を見返すため、セスカは機械工学の博士号を得
ると同時に、ある研究所にその身を置く。
その研究所とは、パルムにおけるキャストの支配体制に不満を持つヒューマン達が、彼
らよりも優れたサイボーグを生み出すことで、自身の地位の向上を図ろうという組織の
設立したものだった。
セスカは折しも、そこで新たに立ち上げられた、最強のサイボーグ兵士を造るプロジェ
クト『A.U.MS』の責任者として迎えられる。
プロジェクトは順調に進んでいたが、かつての級友へのライバル意識は衰えるどころか
更にヒートアップしていき、それはやがて妄執を経て狂気へと変じていく。
人を人とも思わぬ非道な実験を繰り返した末、プロジェクトの集大成となる一体のサイ
ボーグ『ガイスト』を完成させた。
しかしそうした狂気の所業は、彼女が手がけたサイボーグの一人である『ラ・ルナー』
の謀反を招くこととなる。ルナの手によって自我を取り戻したガイストは、研究員を一
人残らず殺害し、研究施設を跡形もなく破壊して逃走。
九死に一生を得たセスカは自らをも戦闘サイボーグと化し、ガイストの回収に乗り出す。
だが、ガイストを匿っていた者達やルナらとの戦いの結果、ガイストは自爆し、セスカ
の手がけたサイボーグ部隊も壊滅。
全てを失ったセスカは組織からもお払い箱にされ、放浪の末にガーディアンズコロニー
へと渡った。
コロニーで、かつての仇敵であったシャンディリーズらと出くわすが、シャンディリー
ズは傷つき疲れ果てたセスカを殺そうとはせず、逆に自分の手元に置いて世話を焼くよ
うになった。
その心に触れ、また他の多くの人々との出会いによって、僅かずつながら人間らしい心
を取り戻していく。
と同時に、自身の所業を罪と受け入れ、その償いのための戦いが始まった。
サイボーグから生体へと戻り、ガーディアンズとしての資格も取得して、セスカは己の
歩むべき贖罪の道を求め、今日もグラールを臨む。
[>性格・その他設定
・欠落者。
人が本来心に持つべき多くのものが抜け落ち、また己自身をも理解し得ぬ者。
幼い頃から育むべき心を作り損ね、その欠陥を他者への敵愾心、研究への妄執、そし
て狂気によって積み上げたものによって補ってきた結果といえる。
そのため、それらを失った今、自身の行動の多くについて理由を語ることができず、
何となく、の一言で済ませることが多い。
同様に他人の、特に己が身を顧みず他人に尽くすなどという行為が理解できず、故に
その理由を求め、捨て身に等しい行動を取ることもある。
ただ、そうした理由はやはり、自分自身でも理解はしていない。
・罪業の権化。
かつて犯した過ちは彼女自身を苛み、その心を闇の中へと引きずり込む。
現在の生は彼女にとって、半ば義務でしかない。
己が罪、生きて償わねばならぬという呪縛のもと、その生を紡いでいる。
故に、生きたい、死にたくないという欲求が極めて希薄であり、その行動からは自分
を大事にしようなどという意思が一切感じられない。
・かつては人を人とも思わぬ、この上なく傲慢かつ残忍な性格であった。
が、今現在その心の大半を占めるのは、ただ虚ろな闇ばかりである。
そのため普段は無気力・無感情に見えることが多く、その貌に何らかの表情が現れる
ことも決して多くはない。
また、時に奇妙なほど茫洋とし、行動や言動がどこかズレていることもままあるが、
相対した事柄によっては、相応の感情の発露を見せることもある。
・孤独を好む。
厳密には、基本的に他人と必要以上に触れ合うことを好まない。
自分は常に、孤独なままでいればいいと思っている。
人恋しいと感じることが全く無いわけではないが、自分には、誰かと共に在ることの
幸せを得る資格など無いと考えているためだ。
とはいえ、最近ではシャンディリーズとの同居生活や、その他多くの人々との触れ合
いによって、少しずつまともな感情を取り戻しつつある。
・無気力気味であることも手伝ってではあるが、基本的には素直。
人からの頼まれごとなどは基本的に疎ましげに扱うが、最終的には文句を言いながら、
自分に出来る範囲で何とかしてしまおうとする。
ただし、それは親切心や打算などに起因するものではなく、彼女なりの自己の追及の
手段の一つであるが、やはり自分自身ではそうと自覚していない。
・実は、それなりに好奇心旺盛。
元が研究者ということもあり、未知のものに対しては相応の興味を示す。
特に兵器工の性として、珍しい武器を持つ者を見ると、つい見入ってしまうことも。
・現在コロニー内にて、パッフェル姉妹と同居中。
このため、寄宿舎の個室はあまり使っていない。
が、そのうち、シャンディリーズやシャルミナーゼの集めたガラクタを修理して作っ
たジャンク品を並べるため、ショップを開こうかなどと考えているようだ。
[>能力
筋力:B+
体力:C+
知識:B
知恵:D
敏捷:C
器用:A+
肉体的にはそこそこのレベル。
人の限界を超えてはいないが、鍛え上げられた屈強な男と同程度の力はある。
しかし、それに比して体力はさほど高くもなく、あまり無理は利かない。
知識は興味のある分野には秀でているものの、それ以外では微妙。状況を問わずぼんや
りしていることが少なくないため、知恵の回りも知れている。
唯一、特筆すべき能力といえば、手先の器用さぐらいであろう。
[>スキル
・近接戦闘:B
強化された身体に加え、サイボーグであった頃に自身に植え付けた戦闘プログラムが
現在でも残っており、それによって比較的優れた近接戦闘能力を有す。
ただし、肉体そのものの脆さはなかなか補いがたく、あまり無茶はきかない。
・射撃:D
下手。これは器用さや集中力などとは別な次元の話で、純粋に射撃が苦手。
仕方無いので手製の武器は極力精度を上げたり、自動照準装置を使うなどして補って
いるが、それでも腕をカバーし切るには至らないようだ。
・テク:C
一応は扱えるが、基本的にまともなフォースとしての戦い方をする気がない。
人並み程度の資質はあるが、やる気がないのでこんなもの。
・機械工学:S
好奇心と才能とを兼ね備え、まさに天職とも呼べる分野。
特に、サイボーグ・アンドロイドに関する技術や武器・兵器関連に秀で、自分や周囲
の人々が使うための武器を供給したり、知り合いのアンドロイドやサイボーグのメン
テナンス・改良を請け負ったりしている。
・フォトン工学:A
武器を作るには避けては通れない分野。
そのため、専門の機械工学ほどではないが、それなりの知識と技術を持っている。
この道のスペシャリストには及ばないものの、現存する武器類の大半は、素材と設備
さえあれば独力での複製が可能。
・生体工学:B
人間をサイボーグ化するにあたっては、この分野も無視は出来ず、
ある程度は修めざるをえなかった。また、クローニングされた肉体を強化し、
さらにそれを維持・管理する為にも活用している。
必要な範囲以上にこの分野を修めようという気はないため、こちらもスペシャリスト
と呼べるレベルではない。
・薬物耐性:B+
肉体強化の副産物。何を投与しても死なないなどという化け物じみた耐性ではないが、
常人なら致死量に相当する量の毒物にも耐えうる。
しかし、この能力によるメリットはこれといってない上に、麻酔等も効きにくくなる。
・電脳:A
サイボーグであった頃の名残の一つ。自らの脳を情報の入出力装置として利用できる。
端末を介す必要がなく、また情報の種類によっては内容や構造を視覚的に視ることが
可能であるため、それなりに重宝しているようだ。
ガーディアンズの仕事で使う機会はあまりないが、武器類の設計や製造、データの解
析や整理などには日常的に利用している。
・大食い:A
強化された肉体の維持のため、人よりも多量の食物を摂取する必要がある。
目安としては、成人男性の2〜3倍程度。
少女(外見は)が目の前に山と積まれた料理を、平然と平らげていく様はかなり異様。
実際は専用に作った栄養剤(強力すぎて普通の人間が飲むと鼻血モノ)で済ますことも
できるのだが、こちらはあくまで非常食という位置づけらしい。
・料理:-Ex
上手いとか下手ではなく、そも料理というものの概念を解っていないのではないかと
思わせるほどの酷さ。食事当番をやれ、と言われれば栄養を摂るためだけの
非常食まがいのものを作り、料理を作れ、と言われれば、一口食べただけでも体調を
損ないそうな謎の物体を作り上げる。
その実栄養バランスは完璧だったりするが、それ以前にとても食えたものではない。
[>得物
ハンターとしてはセイバーと大剣、レンジャーとしてはライフルという、極めて無難な
チョイス。
が、フォースとしては弓一辺倒で、テクはほとんど使おうとしない。
いずれは、自ら手がけたグレネードやレーザーカノン等の重火器も扱えるようになりた
いと思っているようだが、今の身体にはまだそこまで慣れておらず、扱いの難しい武器
類は避けざるを得ない状態である。
[>コメント
これもBBからのリバイバルキャラ。非常に、非常にステキなキャラです。
デタラメーズの粋を集めたと言っても過言ではないでしょう。過言かも。
能力面でも、ほとんどRPでは役に立たないようなものばかりだし。
まあ、設定文では天才天才と謳ってますが、実際は重度のバカです。
超シリアスキャラに見えて、その実ギャグでもいけるので、みなさんどうぞ弄ってやっ
て下さいナ。
あ、ちなみに「セスカたんはあたしのだ!!!1」とか小夜のひとが申しておりました。
愛ですね。ウフフ。
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3rd:(空き)
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4th:(空き)
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