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    [1889] 【PSO2】このえ帳-

    ■親トピック/記事引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ このえの人 -(2016/11/04(Fri) 14:42:21)
    □U R L/

      【紫雲】(シウン)

      年は20後半、青い髪、若干浅黒い肌の苦労性の男。ダーカーとの戦闘の際に
      孤児になり、親の顔も覚えていない。ただ赤ん坊の頃に育ての親のローズに
      拾われたらしい。ローズは孤児院を経営しており、紫雲も10代後半頃から
      経営を手伝うべくバイトやらアークスの任務やらで支えている。
      ローズには何かと頭が上がらず経営の決定権は欠片ほどしか持っていない。

      好みの武器種は長槍。武器を選ぶ際に無意識に手が伸びたのが長槍だった。
      ローズはこれを深層的にダーカーを恐れているゆえの選択と見ている。
      眼帯をつけているが左目は無事。訓練の一環らしい。

      アークスとしての錬度はそこそこ。ずっと延々と割のいいらしい先遣隊任務を
      こなし、輝石を集めそれをとあるルートで売却。日銭や運営資金を稼いでいる。

      孤児や動物を見つけるとなにかしら保護する。【メイフォア】や【DB6】は
      彼に保護された口。



      時々夢に見るんだ。確かにアレはあったことで俺は確かに死にかけてた。
      なんて説明したらいいのか…ああ、とにかく体が熱くて吸い込んだ息は確かに
      血の味がしてた…気がする。

      『こんなところに。私じゃなきゃ見逃していたかもね…』
      『生きてる、でもほっといたら死ぬわね』
      『よくある話。貴方のお母さん、は貴方を最後までかばってたのね』
      『穴だらけ。それでも貴方にやいばは届いて、結局死ぬ』
      『大丈夫よ。あいにく私は気まぐれだけれど、今は貴方を助けたい気分』
      『大丈夫。痛みは感じないわ。あとはここと、ここの塊をとって…そう、いい子』

      『サーティー…無茶をする。助けてどうするんだ。赤ん坊一人助けたところで』
      『あら。いいじゃない、今はそういう気分なんだもの』
      『…どうするんだ、その子を』
      『逃げるのも飽きたし、その名はそろそろ捨てるわ』
      『私はそうね…ローズカラード。見てみなさいこの子のほっぺ。ピンク色でかわいいわ♪』
      『…わかったよ、お前さんが親になるってか。子供を生めないお前に育児ね。笑える』
      『うるさいわねぇ…まぁいいわ。ちょっとつぶしてくるからこの子見てて』
      『拒否権はないんだろ、10番より30番へ。一週間な』
      『3日で十分。じゃ、メイクス(作られた10番目)。その子早く病院に連れていってね』

      『笑えるが3日は無理だろ、えーと…ローズ』

      新しい母親は結局6日で帰ってきた。らしい。




    [1891] 【PSO2】このえ帳-

    記事引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ このえの人 -(2016/11/04(Fri) 14:44:42)
    □U R L/

      【ローズカラード】(ローズ)

      30番目の毒。
      小柄で赤髪灼眼の10歳くらいの子供…に見えるのはあくまで外見のみ。
      本人はそういう体質、と言っているが少なくとも50歳は越えているらしい幼女。
      孤児院【カラーズハウス】を経営し、孤児が一人で生計を立てられるまで
      面倒を見ている。
      あいにく彼女自身もアークスであり、孤児達もアークスを目指すことが多く、
      育てた孤児達がそのまま死んだり、新たな孤児を拾ってきたりと「ダーカーと
      戦わせるための機関」になっていることに軽く絶望している。
      最近はなるべく矢面に立つことが無いように、仕事先の斡旋も取り計らって
      いる。【マウ】や【リーチェ】とはその流れで知り合った。
      アークスの仕事がない時は施設の軒先にある喫茶店で接客している。
      ただ料理はそれほど得意でもないので客がつかないとか。
      なお隠している能力があるらしいが、それは紫雲にすら明かしていない。
      メインの武器種は魔装脚。



      サティ。それが30番の私に付けられた愛称だった。彼は亡くした娘を
      私に見ていたらしいの。
      もし私がまっとうに生まれていたら、どうなっていたかしら。
      ううんきっと特に変わらない。彼は研究者だったけど父親のような
      存在なのは変わらない。そう、あの時に、確かに愛を感じたから。

      「サティ、君をここから逃がす」
      『…あなたはどうなるの?』
      「裏切り者になる、必ず処分されるだろう。でもいいんだ」
      『死にたく、なったの?』
      「このまま君をただの戦闘機械にしてしまうなら死んだ方がマシだ。ただ…」
      『ただ…?』

      続きは聞けなかった。
      凶弾が彼の頭を吹き飛ばし、私のカプセルに穴を空けたから。

      中途半端にカプセルから放り出された私には数多の銃口が向けられ、実際穴だらけに
      された、けど。
      30番目の毒にはそんなもの効かないのよ?
      半熟だけれど私の能力は想像以上にタチが悪いの。
      体を修復させると同時に、敵のほとんどを同士討ちさせて。
      私は門番の10番目を懐柔し脱出した。

      30週。追手を撒きながら、時に殺して逃げ続けたおり、10番が私に聞いた。
      「30番、キリがないぞ?」
      「うるさいわね。泣き言言ってるとお仕置きするわよ」
      能力の使い方を馴染ませるには十分な時間を過ごした。ただ、組織を潰すと
      なると、億劫に感じてしまう。コードかなにかで洗脳されているのか。
      しかし、私の場合はそれが『面倒くさい』レベルで収まっている。
      きっと彼のおかげだ。最後まで教育されていたとすれば私は…。

      ただ、潰すまではやる気が起きない。私には何もないのだ。
      潰してまで、と思えるなにか、そのエネルギーが。

      「30番、そのエリアはダーカーがまだうろついているぞ?」
      「うるさい。なにか、いるのよ」

      あの子を見つけたのはそんな時だった。




    [1892] 【PSO2】このえ帳-

    記事引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ このえの人 -(2016/11/04(Fri) 14:45:41)
    □U R L/

      【MEI4】(メイフォア)

      紫雲の拾った孤児。髪の色も紫雲と似ていて彼にとても懐いている。ただ懐き
      すぎていて当然のごとく彼女もアークスになってしまった。
      訓練校もあっさり卒業、試験もクリアしいざ任務となった時にその初任務で
      アークス、戦いというもののギャップを思い知り、若干のトラウマを植えつけ
      られてしまう。
      しかし先日の任務の際、若干ではあるが乗り越えるきっかけを掴み、今は
      無事に夜のトイレにも向かえているらしい。
      武器種は抜剣。少しでも生還率を伸ばすためにローズがレボルシオを準備した。
      めがねをつけているのは紫雲の眼帯の真似らしい。
      名前は保護時の服のロゴから、紫雲が名づけた。12歳。


      「シウン、シウン」

      「はいはい。あぶないからちゃんと座ってな」
      お茶とケーキ。お茶は緑茶。ケーキはモンブラン。
      今日はもらいもののお菓子…ただ片方には栗が二個乗っていて片方はナシ。
      「メイ。栗はお前が食べな」
      皿ごとケーキの位置を取り替える男。
      メイと呼ばれた少女はちょっと不満そう。
      「俺は栗が苦手なんだ」

      「苺もメロンもチョコも嫌いなんだよね、シウンは」

      「ああ、だからお前が食べていい」
      少女は知っている。シウンのホントに嫌いな物は納豆だけだ。

      「甘いのねぇ、ケーキと一緒」

      「ろーずおかーさん。シウン好き嫌い多いと思うの。だから克服」

      「そうねぇ…今日は貴方の負けでいいんじゃない?」

      赤い髪の乱入者には敵わない。

      「へいへい。んじゃまぁ…今日はがんばって食べますかね」

      よかった。メイフォアはひさしぶりに勝った。
      シウンってばいつまでもわたしを子ども扱い…たしかに12才だけど!

      あの任務が入ったのはそんな時だった。




    [1893] 【PSO2】このえ帳-

    記事引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ このえの人 -(2016/11/04(Fri) 14:46:19)
    □U R L/

      【DB6】

      カラーズハウスの調理担当兼護衛。メイフォアを抱えて逃げている時
      ダーカーに囲まれずたぼろにされた所をぎりぎりで紫雲に助けられる。
      あいにく体の損傷が激しくキャスト化して命を繋ぐことになり、また
      その際に記憶のほとんどが抜け落ちてしまった。ただ、ダーカーに
      対する憎しみだけはしっかり残っており、すぐアークスになってしまった。
      市街戦になった場合は施設の警護を重点に考えているが正直なところ
      ダーカーを殺しにいきたいらしい。が、その危うさを考えたローズがとある
      細工を施し「なぜか施設から離れる気にならなく」してしまった。
      なお本人はそれを疑問に感じないらしい。使用武器種は双機銃。




    [1894] 【PSO2】このえ帳-

    記事引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ このえの人 -(2016/11/04(Fri) 14:46:53)
    □U R L/

      【マウ・Z・A】(マウまたはまうざ)

      マウ・ゼフィランサス・アーゼヴェルト。カラーズハウスに安く食料や生活の
      雑貨等をお値打ち価格で卸している会社アーゼのお嬢様。17歳。
      常にはらぺこ大食いで燃費が悪いがその分育っているらしく、恵体。
      一応面倒役としてリーチェが割り当てられてはいるが基本マイペースでよく
      撒かれている。リーチェは新商品テストでカラーズハウスを訪れることが多く、
      マウはそのオプションでよく遊びに来ている。メイフォアとは微妙な距離感を取られて
      いるが本人はそれに気づくことなく紫雲にちょっかい的なものを出したり
      出さなかったりしている。恋心はたぶんない模様。
      護身の一環でアークスとしての資格は取得してはいるが武器を振り回すことは
      あまりない。使用武器種は最近気に入ったソード系。


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