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    [946] 最早脳内にしか残っていない(涙)過去のお話とか-

    記事引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 魅神 -(2005/11/29(Tue) 16:45:41)
    □U R L/

      ☆チタニア事件

      少し前に「クエスターズ」がチタニアという大型居住シップを1週間に渡り占拠した事件。
      一般にはテロ事件として知られている。

      実際には、「クエスターズ」が自分らの研究実験のための巨大な実験場を必要とするために起こした事件だった。
      彼らはチタニアシップを占拠すると、乗船者を人質とすることで、表面的な総督府や軍の動きを牽制する。
      その裏で、自分達の研究の完成より得られる利権をちらつかせることで、裏側でもその動きを操作した。
      そして、テレポーターのリンクを切断することで、巨大な密室が出来上がる。
      彼らは、その中へ、ラグオルの原生生物や突然変異体を解き放った。
      そして、その上で、D因子の感染源として、シップ内に巡らされている給水ダクトの中へとβ772の雛形を解き放った。
      そうすることで、現在のラグオルの闇がどう広がり、そして、その闇が広がった世界がどう終焉するのかを再現しようとしたのである。
      尤も、「クエスターズ」の総指揮者の意図は、他にあったという話もあるが。

      しかし、その事件も、多くのハンターズ達の手により幕を閉じた。
      チタニア内部に居合わせたハンターズや、それを支援するために外部より小型艇で直接潜入してきたハンターズ。
      彼らの活躍により、最小限の被害によりシップは解放され、「クエスターズ」も壊滅させられた。
      それでも犠牲は0というわけにもいかず、犠牲者もまた多く出た事件だった。

      例えば、“緑髪の騎士”マチルダ=クリスティ。
      ギルド評議会直属の執行集団「特務ハンターズ」の中でも3本の指に入るだろう英雄は、自らの正義を賭け民間人を守るため、宝剣を手にチタニアの摩天楼に舞い降りた。

      例えば、”千銃公”ミルジュ=アガルタ。
      たまたま居合わせただけの歴戦の勇者は、降りかかった火の粉を払うために、一人鋼鉄と鉛弾とエネルギーパックを手に、バケモノどもの群れへと向かって歩き出た。

      例えば、”弔い人”アルヴァ=ロア=ニースと”闘神”ジーク=ハルト。
      義理と人情に生きるふたりの荒れくれものが、それぞれがバラバラに戦うしか無かったチタニアのハンターズ達の意志をひとつに纏め上げた。

      例えば、”少年剣士”カズキ=タチバナと”孤独少女”ルーシー=マグヌス。
      ふたりの力無き小さな者達は、それでも自らの中にある希望と理想を違えることなく、ひとりの少女を守りぬいた。

      例えば、”鋼のレジスタンス”フェイ・ナイト。
      人を自らの庇護無しには生きていけないと蔑む女アンドロイドは、人に自らの優勢を知らしめるために多くのエネミーを虐殺した。

      そして・・・

      例えば、”悪運の伊達男”雷神。
      まるで未来を予知するかのような第六感の持ち主は、自らが敬愛する友と認めた仲間達の死の未来を改竄するため、代わりに自らの命を運命へと差し出した。

      例えば、”アイシー・ドール”ナル。
      自らを知り冷酷さを失った優しい殺人鬼は、その親友の目の前で、「罪」と刻まれた大鎌を墓標代わりに微笑みながら命を散らした。

      例えば、”意志ある精霊”シルフィ=オリジン。
      自我にも等しい力を持ったそのフォトンの結晶体は、時間凍結のテクニックを完成させるため、自らの存在を純粋なエネルギーへと変換させ消滅した。

      例えば、”残酷な奇術師”アズリィ=ホークスアイ。
      出世欲と自尊心の塊の嫌われ者の特務ハンターの青年は、それでも自らの僅かな美学を賭けて戦い、自嘲するかのような高笑いと共に瓦礫の中へと消えていった。

      例えば、”白の天使”リリア=テラスノウ。
      救済結社「白のアリア」の指導者である盲目の車椅子美女は、血路を切り開こうとする少年少女を救うため、残された自らの命の灯火を使い尽くした。

      戦いは多くの英雄と愚者、勝利者と犠牲者を生んだ。
      1週間にも渡る戦いが終わった時、そこには多大な犠牲があった。
      崩れ落ちた街。
      戦死者。
      瓦解した組織がいくつもあった。
      友を失い、人知れず姿を消した者も居た。
      しかし、その戦いも・・・

      ティニー=ミスキスとミサガ=D=キサラギの相討ちを以ってして、終焉した。





    [940] うちの脳内の組織とかのお話。-

    記事引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 魅神 -(2005/11/13(Sun) 21:22:45)
    □U R L/

      なんだか微妙に知りたがってた人がいたので、テキトに上げます。
      まぁ、なんていうか、「裏設定」みたいなものなんで、興味なければ流しといてください。
      蛇足とも言う。




      ☆自由連盟「ウィングス」
      マスター:ティニー=ミスキス
      規模:小規模

           それは「自由」だと”あの子”は言うけど
           そんな言葉は、「神」にも等しくないかしら?

                     ――”緑髪の騎士”マチルダ=クリスティ

      世界の柵を嫌い、どの勢力にも属することを嫌ったハンター達の自由組織。
      「新たなハンターズギルド」と進展することを目的とする。
      マスターは創立時17歳だった少女。
      その若さ故の理想を求めて、「自由」を謳い文句として掲げた。
      主に、若年のハンターズで構成された組織で、体制に拘る旧世代を嫌う。
      しかし、その組織は、現体制の暗黒面を具体化したような集団「クエスターズ」を仇敵とし対峙、その中でマスターが死亡した。
      マスターのスタンドプレイで成立していた小規模の組織である故、その後、中核を失い自然消滅した。
      ただ・・・そのマスターである少女が、密かに生き延びているという情報も存在する。




      ☆治外都市「ロストガーデン」
      マスター:マザー・マリア
      規模:大規模

           この場所には、俺の求める全てがある。
           その代わりに、何もない。

                     ――”千銃公”ミルジュ=アガルタ

      外から遮断された機械仕掛けの街。
      街の全てが、レトロな機械と、独立したネットワークで成立している。
      マザー・マリアと名乗る大富豪が、街をひとつ丸ごと買い取り、作り上げた街。
      世界のどの国にも所属せず永久中立を宣言した独立都市。
      何かの理由で他の国で暮らせなくなった者や、元居た場所で市民権を剥奪された者、自分の国を捨て行く宛を見つけれない者、そんな者たちが集まった街。
      来る者は拒まず、出る者も引き止めない。
      この街には、法は存在せず、代わり、法に束縛されることはない。
      かといって、荒れくれた無秩序の街ではない。
      むしろ、訪れる者には、まるで治安の整った平和な街に見えるだろう。
      そこには、無秩序を掲げる者には、無秩序によって裁かれるという、確固たる暗黙の律が存在するからである。
      そして、この街は、パイオニア計画に便乗し、パイオニア2と共に、街が丸ごとひとつシップとなり、新天地を求めて旅立った。
      無論、パイオニア2と共にいるからといって、そこには総督府による権限は及ばない、不可侵の船である。
      その機械仕掛けの船は6層からなり、6割のガラクタと、2割の居住区、1割のシステム管轄部、そして、残る誰も知らない謎の1割から構成されている。




      ☆救済結社「白のアリア」
      マスター:リリア=テラスノウ
      規模:中規模

           確かに、これは、偽善と虚偽かもしれません。
           それでも、それを信じる者がいるなら、私はそれを守りたい。

                     ――”ヴェスタ・ハート”サラサ=ミブキ

      弱者を助け、守ることを目的とした公認結社。
      国境を越えて存在する組織でもある。
      党首もまだ若輩で、組織も新興のものであり、風あたりもよくないが、それでも共感した者達により、確かに活動の手を広げていった。
      虐げられる者に手を差し伸べ、争いの種あればそれを摘み、理不尽な暴力より人を守る。
      そのために、「自衛」の力を身につけた、実力集団でもあった。
      その活動の規模は、小さくは個人への援助から、大きくは戦争の仲裁まで、幅広いものを目指していく。
      そんな中、社会からは”テロリスト”とされる、理想のために犠牲を仕方なしとする組織「コスモス」と対立する。
      そして、その火種を「クエスターズ」に利用され、「白のアリア」と「コスモス」は、互いに潰し合わされその勢力を弱め、結果そこを突かれ共倒れとなった。




      ☆反体制組織「コスモス」
      マスター:アキラ=カガミ
      規模:小規模

           彼らは確かに世界の敵だったのだと思う。
           しかし、彼らは同時に、私の救済者でもあった。

                     ――”最後の魔女”パーシヴァル=レイク

      社会からは”テロリスト”とされていた集団。
      その実質は、現体制からあぶれた歴史の敗者達、出自により忌まわしきとされた日陰の者達、その日を生きる術すら失った絶望者達、そんな者達から構成される「革命組織」でもあった。
      迷走し、日々腐敗していく数多の執政者達を悪とし、絶対的にして唯一の正しき支配者によってのみ、世界の意志は正しく統合される、という理想を持つ。
      マスターである人物は、そんな「力による秩序」を思想として持ち、その思想を否定されレオのフォースアカデミーを放校となった若き天才フォースでもある。
      しかし、「より大きな力」を求める「クエスターズ」と同盟関係になるが、実際にはその「クエスターズ」のマスターに嵌められた形となり、「白のアリア」と共倒れとなった。
      マスターは行方不明となり、残った僅かな残党でその思想を掲げようとするが、世界の前で彼らは余りにも無力なままとなり、ただの「悪」と排されている。




      ☆研究機関「クエスターズ」
      マスター:ミサガ=D=キサラギ
      規模:中規模

           “あれ”は、理想も思想もなく、その手段だけを求めている。
           “あれ”が「悪」で無く、他に何だというのだろうか?

                     ――”ジャンク・ヒーロー”サムライZ

      ひたすらに「高み」を目指す、純粋な研究機関。
      マスターでもある正体不明の自称科学者が、あらゆる場所から技術を盗み、それらをベースとしてさらなる「高み」を目指している。
      その「高み」に関しては、方向性はなく、「より大きな力」という漠然とした目的のを持つ、自らの研究の場を欲した者、より大きな力を欲した者、彼らの持つ技術と叡智を欲した者、「善悪」という概念を持たない、多くの「探求者」達が自らの野望と欲望のためにそこに集った。
      それだけでもなく、彼らの創造する力の恩恵を求め、水面下では個人から国家まで、様々な意思が彼らを支援した。
      そして、ただの研究機関ながら、大きすぎる力を持つまでに至った。
      それでも彼らはその力に満足することなく、さらなる「高み」と、自らの力を試す場を求め続け、手段のためならば目的を選ばないような集団へと成り下がっていく。
      しかし、世界の悪意の集まるこの組織は、数多くの敵を作り、結果、とある事件で打ち滅ぼされた。




      ☆企業「マールズエンタープライズ」
      マスター:クレス=マールズ
      規模:大規模

           叡智と探求を売り渡すっていっても
           そんな曖昧なものに、価値なんてあるのかしら?

                     ――”叡智の書庫”リミ=マールズ

      古くからのフォースと学問の名門、マールズ一門の取仕切るテクニック会社。
      独自の理論で製造されたテクニックディスクは、同名のテクニックの中でも安定性を認められており、フォース達の間で名を知れ渡らせている。
      また、そのテクニックに関する研究・操作は秀でており、数々の応用理論による特殊ツールも開発している。
      ただ、その企業の実権を握っている会長・レドリック=マールズのやり方は強引であり、実際の現社長である彼の長男のクレス=マールズの意見すらほぼ聞き入れない。
      強引なヘッドハンティングや、手段を選ばない運営手法により、同業者からは酷く嫌われている。




      ☆管理衆「カゲノタミ」
      マスター:”ヒカゲ”
      規模:中規模

           この世界は、常にもうひとつの世界が重なっている。
           貴方は、そんな幻想を信じますか?

                     ――”幻想法師”トモ=ユキノセ

      決して表社会に出てくることのない隠密集団。
      その頭領は、先代頭領の指名により引き継がれ、引き継いだ瞬間に”ヒカゲ”という名も受け継ぐ。
      「科学」が浸透し、「マジック」という太古の法則が失われ唯の「オカルト」と成り下がった現在に、それでも失われることの無かった「マジック」の残骸が存在する。
      現在の社会においては、「オカルト」はただの邪魔者であり、「過ぎた存在」であるため、それらを回収・管理、時には破壊することにより、社会のパワーバランスを守っている民。
      「魔術」「陰陽」「風水」をはじめとした、未だ完全に消えることの無かった「マジック」。「神」「異界」「幽霊」といった、人の認識に入り込むことでこの世界に侵食しようとする「アストラル」。
      そして、現在の社会の中では、最早「オカルト」に等しいほどにまで先行してしまった「オーバーテクノロジー」。
      そういったものを「力」とし身につけ、「味方」に引き込み、そして「仇敵」と見なし、「討滅」する。
      また、それらを食い物にして私欲を肥やそうとする者達への制裁も活動のひとつ。
      そして、彼らは今、ラグオルの奥底にある途方もない「オカルト」に迫りつつある。




      ☆犯罪組織「ネメシス」
      マスター:不明
      規模:大規模

           世界にゃ金で買えないものなんざ結局無い。
           つまりは、それだけのことなんだろうよ?

                     ――”裏切り者”グラスシス=ゼネクス

      薬や拳銃は勿論、果ては人間や「殺し」までを商品とする黒の売買組織。
      あらゆる物を取り扱い、この組織より買えない物は無いとまで言われる。
      名目上は犯罪組織とされているが、実際は彼らは、完全な「金の味方」である。
      金を出す者には味方となり、それ以外には敵となる、という至極簡単なシステムの体現。
      しかし、その組織のトップの姿は全く見れず、組織の真相は謎のまま。
      実際には、どのようにして組織され、何を目的とし、どのように事を運んでいるのか、一切謎。
      しかし、「武器」にしろ、「人間」にしろ、果ては「オカルト」に至るまで、ここに来れば手に入るとされている。
      無論、己の欲望や野望を持つ者が、その周囲には多数取り巻いている。




    [936] 蛇足 〜キャラのこと-

    記事引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 魅神 -(2005/09/07(Wed) 20:39:51)
    □U R L/

      ブルーバーストでは、1アカウント4キャラということで、自分は2アカウント限界だろうと、8キャラに絞るのに悩みました。
      昔がメモリの数だけ無尽蔵だっただけに、キャラ数に物足りなさを感じてしまうのは私だけでしょうか?
      まぁ、ひとまず、最初に決めたのは、1クラス1キャラクターまで、ということですね。
      その後、12クラス中、どのクラスを「使わないか」に悩みました。
      そして、最終的に現在のキャラクター達に納まりました。

      それぞれのクラスについて。

      ★ヒューマー(カズキ)
      うちのキャラ達は、その全てをまとめてひとつの物語な感覚で設定していっていますが、そこでまず悩んだのが、このクラスを主人公として作るかどうかでした。
      結果として、ブルーバーストでは、DCの頃のような暗い背景ではなく、単純で真っ直ぐで救いのある形で行こうと考えまして。
      そこで選ばれたのが、少年誌的成長型主人公のカズキでした。
      ちなみに彼は、DCの頃のチャレンジ・バトル専用キャラでもありました(だから、実地経験の無い見習いという設定です)。
      カズキ自体のコンセプトは、真っ直ぐで純粋だけど、格好よさの本当の意味にまだ気づいていないまま格好よさに憧れている、という「まだ痛みを知らない少年」です。
      強いことに憧れている、でも、何故憧れているのかが分からない、という。
      プレイヤーとしては、彼は、特殊な生まれでもなく、何か強い能力があるわけでもない、憧れだけで歩いている何の力もない少年、というところが彼の魅力だと思っています。

      ★ハニュエール(ティニー)
      DCの頃、主人公のひとりとしていたティニーです。
      彼女はDCで長く使っていただけに、かなり入り組んだ複雑且つ特殊な設定と成り果てていたので、正直復活させるかは悩みました。
      しかし、プレイヤーの彼女に対する思い入れは半端では無かったらしく、結局復活してしまいました。
      それで、先述の通り、ブルーバーストでは救いのある話にしたかったので、彼女には、過去に囚われるのではなく、新しい自分の居場所を探しているという姿を与えてみました。
      彼女は彼女に過ぎないため、過去から逃れることは出来ない。しかし、それでも、彼女の新しい翼は、北より吹く風ではなく、西より吹く風を求め、誰かに、何かに、許してもらえることを求めている、という少女です。

      ★ヒューキャスト(アクセル)
      レンジャーでレイマールとレイキャシールを作りたかったので、男のロボはハンターにしました。
      まずはこのクラスを作ろう!という意志だけからはじめたので、どんな奴を作るかでかなり悩みました。
      ヒューキャストって、私の中のイメージでは、機械機械したキャラクターではないのですよね。ある意味では、人間以上に人間らしさと人間臭さを持っているような感じで。
      そこで生まれたイメージが、人間の心を残しながらも、人間であることを捨ててしまった男、というものです。
      それで浮かんだ案はふたつ。ひとつは信念のため力を求め人間をやめた勧善懲悪のマスクのヒーロー。もうひとつが自らが望まず人であることを止めさせられ、人に戻ろうとする反逆の徒。
      救いのある話を!ということで、前者にしようかとも思いましたが、ここでふと、「皆全員が真っ直ぐに希望を持っていたら、それは最早有触れたもので希望ではなくなる」と思い立ち、ならば負の動機を持つ者も幾らか混ぜようということで、彼が生まれました。
      ちなみに、設定のイメージの元ネタは、フロントミッション1のバイオデバイスです。

      ★レイマール(ローゼス)
      このクラスを選んだ理由は、ずばり、「ハンドガンのモーションが格好よかったから」です。使ってみると、あのモーション、物凄く強くて驚きました。
      そして、あの、スコープで目を覆い、仕官服の女性なのに髪を逆立てているという、あの「良い意味で反抗的」な髪型に惚れ、そしてローゼスが誕生しました。
      容姿からキャラクターのイメージを起こしたキャラクターです。
      まず、軍服(?)なんだから、元軍なんだろう、と。そして、その特異な髪型から、きっと他人から何を言われようと譲れない何か信念のようなものを持っているのだろう、と。
      結果、自らが求める正義故に、それを見出せなかった軍部を離反した、という、そのまんまな奴になりました(笑)
      自らの信念を貫き通すような格好良い奴なら、きっとそれは格好良い信念なんだろう、と。結果、弱きを助け悪を挫く、負けない、諦めない、倒れない、そんなヒロイズムな理想を持つ奴になりました。
      名前も、そんなイメージでつけました。

      ★レイキャシール(ララ)
      ブルーバーストで、最初に作りたかったキャラクターです。もう、ゲームを始める前から、その姿も名前も決まっていました。
      彼女のコンセプトは、DCの頃のうちのキャラクターである、マリアの「出来損ない」です。
      マリアは、様々なものを持っており、そして、特殊な「ギア」という能力を持つが故、色んな人を求め、色んな人から求められていた、というキャラクターでした。
      しかし、ララは、何も持っておらず、誰にも必要とされず、「ギア」はただの暴走するだけのバグプログラムでしかなく、目的すら何も持っていません。
      彼女は、マリアのもうひとつの姿です。
      マリアは、多くの人に守られていたからこそ、孤独を恐れました。しかし、ララは、初めから孤独故に、孤独という言葉すら知りません。
      そして、それ故に、彼女は何もかもを求めています。
      プレイヤーも、彼女がどような成長を遂げるのかが分かりません。

      ★フォーマー(ラス)
      DCの頃からやりたかったクラスです。このクラスは絶対作ると決めていました。
      ヒューマーとは正反対なイメージの人間の青年で、まさに主人公の対抗枠が似合う、と勝手に思い込んでいました(笑)
      そのため、作られた彼、ラスも、イメージは完全にカズキの正反対です。
      カズキは憧れや希望から強くなることを望んでいますが、ラスはその逆で、諦めや絶望から強くならなければならないと思い込んでいるキャラクターです。
      コンセプトは歪んだエリート。
      主人公を下らない存在と見下し、自分の環境だけが自分を取り巻く世界だと思い込んだ存在です。
      愛されていない故に、愛することを知らず、必要とされていない故に、必要とすることを知らない。
      彼はそんな歪んだ男です。

      ★フォニューム(ミサガ)
      悪役です。
      DCの頃からのうちの悪役です。
      物語には悪役が必要であり、魅力的な悪役がいるからこそ、主人公達は主人公になれる、というのが私の持論です。
      悪役にもいくつか種類があり、信念を持つ奴、同情に値する奴、思い違いをした奴、いろいろ居ますが・・・ミサガは、どうしようもない奴です。
      大した信念があるわけでもなく、同情する余地もなく、彼を狂わせた想いもありません。
      彼は、良いところが何もないから悪い奴なのです。
      しかし、そんな倒さなければならない奴がいるからこそ、それを倒そうとする者は「良い奴」になれるのです。
      如いて言うならば、悪役であることが彼の唯一にして絶対の「良いところ」です。

      ★フォニュエール(ヘスティア)
      彼女も、DCの頃のキャラクターです。この子も復活させるべきかどうか最後まで悩みましたが、矢張り思い入れ故に復活させました。
      それに、この子は、DCの時に組み上げていた話で、最後の最後まで全く報われない子だったので、それではあまりにも可哀想だと、復活戦のような形で登場させました。
      最初、彼女のコンセプトは、「何も知らない故に何もかもを恐れている少女」でした。
      しかし、今の彼女は「自分が本当は自分では無かったこと」を知りました。
      今でも、何かを恐れ怯え、震えながら歩いているというのには変わりません。
      彼女が今怯えていることは、「自分などというものが存在しないこと」です。
      だから、今の彼女は、「確かに自分が居ること」を望み、「かつて自分だったもの」を探しています。
      漸く旅立つことの出来た少女、それが今の彼女のコンセプトです。




    [932] ティニー 〜仔猫と翼と風の音色と-

    記事引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 魅神 -(2005/11/13(Sun) 21:19:21)
    □U R L/

      = キャラクターネーム:ティニー =

      ティニー=ミスキス
      年齢は18。クラスはハニュエール。
      所属は「ロストガーデン」。
      青がかった黒髪に蒼い瞳。抜群のプロポーションを誇る。


      「「自由の翼」?違うわ。今の私は、「西風の渡り鳥」。」


      少し前に、一流のハンターとして名を馳せた少女。
      戦闘能力や運動能力はそれほどでもないが、その任務遂行能力は中々に優秀なものである。
      そして、その正体は、ギルド評議会直属の特務ハンター。
      そして・・・その裏で、現体制への反逆と復讐を企てていた、過去の悲劇に囚われていた少女でもある。
      「失敗作」の永久機関「風」を携え、裏組織「ウィングス」を創立し、彼女の言う「腐った世界」、それに対抗すべく「希望」を築き上げようとした。
      しかし、そんな彼女は、仇敵ミサガ=D=キサラギとの抗争の中で、相打ちとなり死亡した。
      ・・・はずだった。
      しかし、実際には死んでいなかった。
      死亡が確認されていたはずの彼女は、実は密かに、ある者によりその命を救われていたのだった。
      そして、生き延びた彼女は・・・まるで、全ての疲れたかのように、あらゆる活動を停止していた。
      それからしばらくし、ハンターズギルドに、「ティニー=ミスキス」という名が登録された。
      過去の同じ名とは全く切り離された、一人の一般のハンターとして。
      気づく者だけが、彼女が「彼女」と同一人物だと気づくだけだった。
      彼女は今・・・ただの傍観者としてここにいる。
      まるで、自らの心の傷を癒すために。
      この世界の中に、救いの物語を捜し求めるように。
      「自由の翼」という名は捨てた。今の私は、「西風の渡り鳥」。
      西より吹く優しい風に身を任せ、気の向くままに空を渡る、小さな翼。

      過去に疲れ、全てを捨てたと彼女は言う。
      しかし、それでも彼女は気づいている。
      過去は消せないと、気づきながらも目を背けている。
      その左手には、未だにあの「禁忌」を所有しているというのに・・・


      ☆特性(5段階評価)
      基礎能力:★★
      行動力 :★★★★★
      判断力 :★★★★
      知識  :★★★★★
      協調性 :★★
      人脈  :★★★★

      状況対応:★★★★
      器用さ :★★★★★
      精神安定:★★


      街灯の下に、長い髪を肩口で切りそろえた青年が佇んでいた。
      彼女は、それに気づくが、何事も無かったように通り過ぎようとする。
      しかし、通り過ぎた彼女の背中を、その青年は呼び止めた。
      「何処へ行く気だ?」
      「・・・何処かへ。」
      彼の問いに、ティニーはそう端的に返した。
      そんな彼女に青年は舌打ちをし、次の問いを述べる。
      「言い方を変えるぜ。何時までそうしてる気だ?」
      「・・・ずっとよ。これからもずっと。」
      ティニーは、そこで漸く振り返った。
      振り返った彼女に対し、青年は静かに言う。
      「人には散々戻れと言っていたくせに、自分までもが消えていくのか?てめぇは・・・」
      「あら、貴方も、フィンも、それに・・・ミブキも。もう、誰も戻らないんでしょう?なら、私が廃墟の秘密基地を守る必要性は何処にも無いわ。」
      彼女は、そう言いながら、少し寂しそうな瞳を見せた。
      今にも崩れ落ちそうな笑顔で、彼女は、もう一言だけ、その場に残した。

      「もう、「今の私」は、「昔のぼく」ではありえないのよ・・・それだけのことよ。」




    [931] ミサガ=D 〜貴方に黒の祝福を-

    記事引用/メール受信=OFF■

    □投稿者/ 魅神 -(2005/11/13(Sun) 21:18:49)
    □U R L/

      = キャラクターネーム:ミサガ=D =

      ミサガ=D=キサラギ
      年齢は不明。クラスはフォニューム。
      所属は「ネメシス」。
      灰色の髪、目元に星のタトゥー。常にサングラスで目を覆う。


      「ゲームはゲームに過ぎませんよ。確かにそのチップは貴方の命ですがね。」


      彼の持つ経歴は異常なものである。
      ブラックペーパー、軍部、総督府、生態工学研究所、パイオニア2ラボ…
      様々な組織において、かなり上位に位置する地位を手にしては、その組織を一方的に抜けている。
      そして、それより昔の彼が何処で何をしていたのかを知る者は誰も居ない。
      正体不明、この言葉が彼以上に相応しい人物はそう滅多に居ないだろう。
      彼には、純粋にして単純な目的があった。
      それは、「自らが唯一絶対の存在になること」。
      彼は考えた。どのような偉業を成し遂げようと、全く同じことを後世に行う者が現われるとも知れない。
      そして、彼は結論を出す。
      創造はふたつの存在が共存できるが・・・絶対の破壊は、唯一の存在でしかありえない、と。
      そして彼は・・・・・・冷静に、明晰に、狂った。
      手段のために目的は選ばない、彼はそんな人物と成り果てていた。
      そんな彼は、ある時、彼が創立したひとつの組織を率いて、ある大きな事件を起こした。
      チタニアという名のシップを全て巻き込んだその事件は、数多くのハンター達の手により阻止された。
      一見完全に砕かれたように思われた彼の野心は、しかし、確実に大きくなりつつあった。
      手ごたえはあった。
      障害だったふたつの組織を潰し合わせることが出来た。うろちょろと目障りだった「アイシィドール・ナル」を始末した。厄介者だったあの闇医者に深手を負わせ、退けた。鍵のひとつである「ヘスティア=ウィルズ」の一部を砕くことに成功した。
      そして、何よりも、結果的に鍵となった、あの「失敗作」の有用性を確認できた。

      組織を失った彼は、現在ハンターズギルドに潜伏している。
      鍵は揃いつつある。
      慌てることはない。今は、ひとまずゲームを楽しもう。


      ☆特性(5段階評価)
      基礎能力:★
      行動力 :★
      判断力 :★★★★★
      知識  :★★★★★
      協調性 :★
      人脈  :★★★★★

      倫理観念:★
      野心  :★★★★★
      誇大妄想:★★★★★


      ミサガは、そのサングラスの前に現われた黒衣の少女を見つめた。
      そして、その口元を、左右非対称に歪ませ笑った。
      「反体制組織コスモスの残党ですか。」
      「・・・私はそこまで大層なものではない。だが、彼らは確かに私の「仲間」だった。」
      「・・・ふむ、それで、それが私に何の用ですかね?「最後の魔女」さん。」
      そんなミサガの含み笑いに、その少女は激昂した。
      「とぼけるか!?貴様だけは・・・」
      「殺してやる。」
      少女の言葉の続きを引き取り、ミサガはそれを口にして、さも愉快そうにさらに口元を歪ませる。
      「・・・と、でも?」
      そのミサガの異常な笑みに、少女は咄嗟に、その両端が星で模られている小さな杖を構えて飛び退いた。
      そして、その少女に対し、ミサガは、告げた。

      「私を敵に回すのですか?賢明とは言えませんねぇ・・・くっくっく。」


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