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    [907] なんとゆーか…気分で新キャラ追加-

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    □投稿者/ のいん -(2005/01/24(Mon) 00:06:48)
    □U R L/

      みんなさまこん○○わ。のいんです。

      今回はGC版のキャラ、「N's XXX」についてお話ししたいと思います。

      ハンターズ登録名「N's XXX」
      名前 「メア」
      職種 フォヌエ
      見た目 ちみっこ、白(またかw
      年齢 1○代です。勘弁して下さい(何をだw

      馴れ初めなんか。



      「1134-0030、おめでとう、合格よ。あなたをNナンバーズと認証します」
      「ん…?」
      無機質な白い部屋。簡素なベッドと少女の他には、特に何も無い。
      少女は寝ていた。そして目覚めた。






      「力が…欲しいです」
      彼女は唐突に、その場に現れた。
      「お爺ちゃんに聞きました…ここに来れば力が入ると」
      「何を言っているんだ?おじょうちゃんの来るような所じゃないぞ」
      ある研究所の玄関口を任された筋肉質な守衛は相手にしない。

      少女は力を求めていた。負けない力を。倒す力を。
      天涯孤独になった今、求められるのは力。
      よってくるチンピラやゴロツキを、跳ね除け、退ける力。
      その日口にするパンを得る為の力。
      世間から白い目を向けられない力。






      「あなたに備わった力は他のNナンバーとは異なるわ。彼らは筋力、反射神経、など運動系統に関わる力で…」
      「…長いゴタクはいいわ。」
      少女は右手を壁へかざす。

      白い壁へ向けて朱の一閃。
      直後、回路、油圧パイプ、電気系統がむき出しの焦げた芸術がそこに出来上がる。
      「…こーいうコトでしょ?」
      「そう、ね…」
      声の主は驚きと期待を隠せない口調で生返事と、
      「彼女の心のタガが外れた形、か…「お勉強」からしないとね…」
      嬉しそうな口調でもって少女の行為に応えた。





      「…父さんと母さんは、いません。そして、お爺ちゃんも…」
      今にも泣きそうな顔で少女は語る。
      「やれやれ…なんだってんだ…」

      ばつの悪い顔で警察でも呼ぼうかと思っていた矢先。
      「なんの騒ぎ?邪魔よ」
      冷たくも、甘い声はした。







      「あなたの仕事は主に後方支援。ラグオルに降りてる他のNナンバーズを補佐、目的達成のサポートをしてもらうわ」
      「うん、マクレディさん」
      「…返事は「ハイ」でしょ?「お勉強」しなおす?」
      苛立ちの交じる声。
      「は、ハイ!ごめんなさいマクレディさん…」
      「良い子ね。後で「ご褒美」をあげるわね」
      舌なめずりをするかのような声。さながら演奏家が、名器に出会った時の様な高揚感…とでも言えば説明がつくのだろうか。








      「あ、そーなの。そんなに力が欲しいのね」
      無言で少女は頷く。
      「…何かを確実に失うわよ?変わるってこと事態そーいうことだし」
      「…構いません」
      確かな意志を瞳と言葉で訴える。

      「ま、いーわ。ちょうど次に取り掛かろうとしてたし。ついてきなさい」
      「え…ちょ、ちょっと女史?」
      守衛の男は慌てて抑止する。
      「なに?」
      「部外者を入れるワケにいかないでしょう!「なに?」じゃありませんよ!」
      「あら…どこに部外者がいるの?」
      女史と呼ばれた白衣の女性は、不思議そうに微笑を浮かべる。
      「この子ですよ!ここをどこだと思って…」

      優しく男の頬に差し伸べられた手。美しく、均整の取れた体に、どこか「熱」を感じずにはいられないほどの美女だ。
      「研究をするのにモルモットは不可欠でなくて?」
      落ち着いた口調と彼女の手から発する香りが、男の顔から緊張感、警戒心といったものが薄れさせていく。
      「え…いや…だってあの子はニューマ…」
      「丁度イイわ」
      眼鏡越しに男の目を見つめる女の瞳は、常識とは異なった律を男に刻み込む。

      「私がイイと言ったものはイイの。男なら従いなさい」
      「…ハイ、ミズ・マクレディー」
      門は開かれた。







      「イイ?男なんて奴隷よ。これからの貴方の世界には在っても無くてもイイ汚れた存在よ」
      優しく、甘い声が暗い部屋に響く。
      「…ハイ、マクレディーさん」
      熱に浮かされた口調で少女は応える。
      「…イイ子ね。だいぶ素直になったわね」
      「そ、そうかな…?」
      「ええ、あの時に比べたらもう、比較するのがおかしいくらいよ」
      「…あはは、あのときはゴメンなさい」
      照れ臭そうな口調には、目覚めた時の張り詰めた意識も、出会った時の追い詰められた感情も感じ取れない。
      「イイのよ。さぁ、…明日から実戦よ。訓練とは異なるし、緊張と疲労の連続よ。今夜はゆっくり休んで、備えなさい」
      「ハイ、…ねぇ、一緒に寝てイイ?」
      「…今日だけよ?」
      「わぁい♪」


      衣擦れのような音と、甘く、切ない声の中、濃密な時間だけが過ぎていった…。






      おしまい。










      私にはエロチックな事は無理です。勘弁してください(なら作んなw


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