延々と同じような道が続くこの辺り、退屈するかと思えばそうでもなかった。 やたらに海のほうへ脇道があるのだ。
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確かこの辺りにムイガーという有名な井戸があったはずなのだが、 何故か思いっきりジャンプしたらしい(汗)。
「ムイガー」の「ガー」というのが井戸のことで、宮古には何箇所か「ガー」が存在する。 いずれも落差の激しい断崖を延々下っていったところにある、宮古では貴重な湧き水の出る場所だ。 昔の宮古人はここを何度も往復して、生活用水を調達していたそうである。
想像しただけで冷や汗の出る話だ。特に筋肉痛のさなかでは。
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ムイガーをジャンプした後くらいだろうか、ひとつの脇道に入ってみた。 舗装は入り口で途切れていて、あとは草の生い茂るケモノ道だったので、自転車を止めて探索。
壁のような岩の裂け目を少し進むと・・・海が見えた。
この裂け目には日が当たらないと見えて、シダやらアザミやらが生えまくっていて、 歩くと足に刺さってちょっと痛い。
海に向かってさらに進むと、思いっきり断崖絶壁だった。
とは言っても真下がいきなり海、ではなくて下の方、 自分と海面の中間くらいにコンクリートの足場のようなものが見えた。
何をする場所なんだろう??崩れ具合からいって、今使われているものではなさそうだ。
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