さて、いよいよ今日から出発!というこの朝。
実はへむれん、この時点でかなりやる気が失せていた・・・。
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気を取り直して出発。まずは自宅から最も近いパイナガマビーチまで出て、一服。
この時点でまだやる気は起きてこない。しかし出てきてしまったので、とりあえず 海の写真など撮って、気分を盛り上げつつチャリンコにまたがる。
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さてトゥリバーから再び元の道へ戻り、久松へ向かう。
しかしここから久松に向かって、しばらく緩々の上り坂が続く。 ここでへむれんいきなりバテて、自転車を押して歩き始める。
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久松の集落は、通るたびどこか懐かしい感じがする。
日に焼けてほとんど字の読めない商店の看板、歩道にせり出して伸びている草木、 車のほとんど通らない広い道路に、くっきりと伸びる自分の影。
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久松漁港を出た後、海の見える方へ見える方へと道を選んで進んでいたら、 だんだん自分がどの辺を走っているのか解らなくなってしまった。
目印になりそうなものもなく、しばらく行くとちょっと小ぎれいな場所に出た。
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宮古には、あまりガイドブックに登場しない有名スポットがある。 「安全くん」だ。
「安全くん」の正確な情報を押さえている人は、意外に少ない。
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さて、いつの間にか旧下地町へと踏み入っていたへむれんであったが、 再び主要道を外れてしまった途端に、またもや自分の位置がわからなくなる。
あたりは一面の畑。さとうきびとアロエ、たまに牛舎。
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やっと自分の位置がわかり、もうすぐ前浜とわかったことで気持ちに余裕ができて、 この辺りではのんきに歌など歌いながら走る。
と、緑ばかりの景色の中から、突然どピンクの建物が出現する。
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前浜ビーチに到着。
実はへむれん、「東洋一の白い砂浜」と言われる宮古で最も有名なこのビーチで、 未だに泳いだことがない。
もちろん今日も泳がないで通過するわけだが、ここでまた休憩をとる。
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前浜を出れば、すぐそこが来間大橋。
この時点で5時を回っていたため、またもや気持ちが焦り始める。
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来間大橋を過ぎて宮古島の南岸に入ると、ゴルフ場らしきものが見えてきて、 脇道からゴルフコースの外周を海沿いに走れるらしかった。
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知らない間に旧上野村に入ったようだ。
またもや農村地帯が続き、道に迷いかける。
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上野村は昔からドイツとの文化交流がある。 昔むかしこのあたりにドイツの商船かなんかが訪問したんだか漂着したんだか 忘れたが、そんなことがきっかけで交流が続いているのだそうだ。
「うえのドイツ文化村」はそのシンボルであり、宮古唯一のテーマパークでもある。
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ドイツ村を出て走り出したものの、恐ろしいことにへむれんの地理音痴が炸裂。
へむれんの方向音痴・地理音痴の才能は母親譲りの天性だ。 少なくともこの辺りなら、海がある方が南なのは分かるのだが・・・。
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実はへむれん、イムギャーまで来れば泊まる場所の目算があった。
ペンション うみのとなりは、へむれんがまだ宮古に住む前、 旅行で訪れるときに宿泊候補となったところなのだ。
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さておいしいご飯を綺麗さっぱり残さず食べて、シャワーを借りて汗と潮と砂を流し、 やれやれと部屋に帰ってきたら、やることがなくなった。
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