翌朝。
腿の筋肉痛はやや治まっていた。でも曲げ伸ばしするとぎしぎしいうし、 依然として膝は痛い。窓の外はすぐ海だった。相変わらず雲は多いが、今日もいい天気。
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宮古島の南岸、旧城辺町のこの辺りは昨日に引き続き長〜いアップダウンの連続。 下った勢いで上がれればいいのだが、写真も撮りたいのでそうもいかなかったり。
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延々と同じような道が続くこの辺り、退屈するかと思えばそうでもなかった。 やたらに海のほうへ脇道があるのだ。
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さらに進んで、沖縄電力の太陽光発電施設なるものが見えてきた(建物にそう書いてあった)。
その正面くらいで、右手がちょっと開けて海が見えていた。
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延々と続く坂道、辺りには人家も畑もなく・・・と思っていたら、前の方に猫らしきもの。
まさか猫じゃあるまいから、そう見える枝か石が落ちているんだろうと思っていた。 そうしたらそいつが歩き出して、道路を渡っていくじゃありませんか。
本物の猫だった・・・(汗)。
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東平安名崎(ひがしへんなざき)はいつも車で一気に突端まで行ってしまうので、 途中の景色をあまりじっくり見たことがなかった。
この機会にいい景色を見つけられるかも知れないし、すっ飛ばすのはやめにして、 ゆっくり進むことにした。
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(ちゃんとありました、灯台までを一望する写真・汗) さて「根っこビーチ」を堪能し、おもむろに灯台へ向かう。
灯台の数百メートル手前に駐車場があり、そこにいつもいる売店、 今日も営業してました!
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それから向かったのは、旅行で宮古に来たなら絶対外せないポイント・ 吉野海岸と 新城(あらぐすく)海岸であるが、 どちらも海に向かって半端じゃなく下るのと、 近年の「江ノ島化現象」によって興味を失っていたために、 思いっきりジャンプしてしまった・・・。
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宮古島の東岸も、海とは相当な高低差がある。 もし海に出られる脇道があったとしても、うんざりするほど下って、 帰りはもっとうんざりして上ってくることを覚悟しなければならない・・・。
そのために断念したのがここ、浦底漁港であった。
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長く険しく、そして見るもののほとんどない・・・と、 出発前は思っていた宮古島東岸の、一里塚的存在として目標を定めていたのが、 ここ「比嘉(ひが)ロードパーク」。
ようやく到着し、一服。
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本来ここは寄る予定のなかった場所。
しかし前を通りかかったら意外と近そうなので、立ち寄ってみることにした。
名物のダチョウに会ってみたかったのだ。
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めぼしい宿泊施設が見つからなかったこの辺りで、 唯一「宿泊施設」の目星としていたのが、この「ホテルトミエー」。
知る人ぞ知る、「連れ込み宿」である。
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さて、気づけばだいぶ日も傾いていて、再び気持ちが焦り始めたへむれん。
こまごました脇道にいちいち入っている余裕がなくなってきた・・・。
そんな頃に高野漁港に到着。
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それまで走ってきた一周道路を南静園で右にそれ、 延々と畑の中を走っていた。なんだかまた不安になってきた頃、 やけに道端に路上駐車が目立つようになり、 さらに進むと向こうから泥だらけの人達が歩いてきた。
そこが、島尻集落だった。
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島尻についてすぐに日没、辺りは真っ暗で、人だけがやたら歩き回ってる。
パーントゥはどこだろうと最初は探してしまったが、意外と簡単に見つかった。 悲鳴が聞こえてくる方へ歩いていけばいいのだ。
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幸運にも島尻で出会った情報通の友人に、 この近くで泊まれるところはないかと聞いてみたが、 もう少し先まで行かないとこの辺には民宿などはないとの事・・・。
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