めぼしい宿泊施設が見つからなかったこの辺りで、 唯一「宿泊施設」の目星としていたのが、この「ホテルトミエー」。
知る人ぞ知る、「連れ込み宿」である。
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地元の人なら何か知ってるかと、屋根があれば何でもいいからと会社で聞いてみたところ、 浮上したのが「ホテルトミエー」だった。 例によってトミエさんという人が・・・(笑)これは経営者の奥さんだそうだ。
ジローにしろトミエにしろ、なんで姓じゃなく下の名前なのかというと、 宮古には同じ姓がものすごく多いから。
みんな普段から下の名前で呼び合っている。会社でもそう。 うっかり「砂川さーん」なんて呼ぼうものなら、5人くらい振り返ってしまうのだ。
砂川・下地・平良・・・いずれも内地の「鈴木・佐藤」をはるかにしのぐ密度である。
・・・ま、それで問題の「ホテルトミエー」。 内地の感覚からすると、とてもラブホテルには見えない外観・・・。
従業員が見ていないから、一人でも泊まれるよ〜と教えてもらったのだが、 どっちにしろ時間が早すぎた。もう少し進めそうだと思ったので、 ひとまずここは通過。
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その少し先で、道端の資材小屋のようなものがいい感じにくすんだグリーンで、 気になったので撮影。電柱には「宮原」とあった。
この時何の気なしに同じ角度でピンホール撮影の後、デジカメでも撮影していた。
並べるとちょっと面白いので、見てやってください。
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2枚の写真の時間差は3分。 こうしてみると、デジカメとピンホールの写りの違いがよくわかります。
ピンホールの方はプリントをスキャナでとったもの。 色補正はどちらもほとんどしていませんが、ピンホールの方が色が鮮やかです。
その代わりピンホールは動いているものはみんなぶれてしまうので、 色が強くて輪郭のはっきりしない、絵画でいうと印象派のような感じになりますね。
・・・ま、それだけの写真なんですけど。さらに進みます。
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