さらに進んで、沖縄電力の太陽光発電施設なるものが見えてきた(建物にそう書いてあった)。
　その正面くらいで、右手がちょっと開けて海が見えていた。
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　眺めがよさそうだったので途中まで入って自転車を降り、歩いて海へ近づいてみる。
　すると・・・絶景かな!!180度近い水平線がへむれんを待っていた!! (とかいいながら水平線の写真はない・・・汗)

　へむれんが道路から入ってきたあたりだけが踏み鳴らされた地面で、 その周りはゴツゴツというかほとんどトゲトゲの岩。 その上に蔓状の植物が敷物みたいに這っている。
　両脇を見ると、ものすごく切り立ってる上に波に削られまくったような断崖。


　左手の断崖に近づいてみた。断崖から落ちる以前に、 ゴツゴツの岩の上でうっかり転ぼうものなら血だらけになりそうなくらい角が鋭利だ。
　水の力ってすごいですね・・・。

　落差の分かる写真が欲しくて、できるだけ崖の際に近づいてみるもこの日も風が強く、 高所恐怖症ではないのだがさすがにへむれんも足がすくんだ。
　こんなところで落ちたりしたらまず死んでしまうし、 これだけ波が激しいと死体もあがらないかもしれない・・・。

　そうすると色々想像して怖くなり、まず崖から離れて余計な持ち物を全部カバンにしまい、 帽子が飛ばないようにきつくして、カメラをきっちり構えてゆっくり近づいて、 撮ったらすぐ離れた。
　何かを落とすか飛ばされるかしてバランスを崩すのが怖かったのだ。
　多分ものすごいへっぴり腰だったと思う・・・。


　さんざっぱら崖と格闘した挙句、元の場所に戻ってきて初めてこの石標に気づく。

　真ん中の文字が崩れて読めないが、なんとなく「潮沐場」と読める。何のことだ？？？
　しかも日付が入って、「完成」と書いてある・・・一体これのどこを「完成」したと言うのだ。
　全く意味不明。字面から判断するに、潮を浴びる場所・・・なのかな・・・。

　ちなみに、宮古にはこういう未整備の場所が数多くあります。柵なんかありません。
　自然そのままの地形が見られるのですが、安全面から言ったら本当は不用意に近づいちゃ まずいと思います。
　お子様連れの方などは、安易に行かない方がいいでしょう。
　あ、高所恐怖症の方もね。

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