長く険しく、そして見るもののほとんどない・・・と、 出発前は思っていた宮古島東岸の、一里塚的存在として目標を定めていたのが、 ここ「比嘉(ひが)ロードパーク」。
ようやく到着し、一服。
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「ロードパーク」なんて立派な名前が付いてるもんで、 知らない頃はへむれん、高速道路のサービスエリア(の小さいの)みたいなものを想像していた。
宮古はそんなに甘くない。
いちおう小ぎれいな東屋があって、日陰にベンチとかがあって、 小さい駐車場なんかがあって、トイレらしき小さな建物もあるが。
売店なんかあるわけもなく、ロードパーク全体の広さも、 内地のローカル線の無人駅前並みですよ。
道路をはさんだ畑の前に自販機が2台あるものの、本当にそれだけです。
一体ここで何をしろと言うのか。
実際、へむれんが一服している間に2,3組の観光客が一度は車を停めて外に出るものの、 あまりにもすることがなくてすぐ出発していった。
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海が見えたが、やっぱりここも大変高い。 あの小さく見える砂浜には、どっかから下りられるのかしら??見逃した脇道があるのかしら?
一服しながら地図でこの先のポイントを確認し、ふと気づくと、 東屋の中で飲み食い(持ち込みです)している4人の労務者風おっちゃん達。
激しい宮古方言のため半分も話はわからなかったが、 いわゆる井戸端会議で盛り上がっているようだ。
※蛇足ですが、宮古の方言は島の位置によっても違います。 下手すると平良のオジイと城辺(ぐすくべ)のオジイは話が通じないんじゃないか ってくらい違うらしいです。 へむれんは平良に住んでいるので、平良の方言は少しはわかるんですが、 こっちに来ると全くわからない場合もあります。
さてと思ってへむれんが腰を上げたときも、おっちゃん達はまだお喋りに夢中。 気づくと駐車場にママチャリが4台。
ロードパークの周辺は、見渡す限り畑です・・・。
あんたらどっから来たんだ???
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