ドイツ村を出て走り出したものの、恐ろしいことにへむれんの地理音痴が炸裂。
へむれんの方向音痴・地理音痴の才能は母親譲りの天性だ。 少なくともこの辺りなら、海がある方が南なのは分かるのだが・・・。
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シギラベイカントリークラブを回り込むあたりで、南北の分かれ道とぶつかる。
南には海が見えて、それに沿って道は東へ続いているようだ。
北は一周道路へつながっているようだ。
実はへむれんが持ってきた地図というのは宮古島タウンガイドという、 島のいたるところで無料で手に入るガイドブックのもので、 大きな道路は載っているが、農道や細かい脇道はかなり省かれているので、 こういうときの参考にならないのだ。
・・・・・。
方針通り行くなら南回りのコースをたどるべきだが、 これがもし行き止まりだったときの損失が大きいし、海に向かって下っているので、 この先でまた上りになる確率が高い。
で、しばし迷った末、一周道路へ向かうことにした。軟弱者ですよ、ええ。
まぁ一周道路に入ったところで、 どっちにしてもこの辺りはアップダウンは避けられないのだった。
一点透視の景色の消失点まで全部上り、とか、全部下りとか、 むやみに長いアップダウンを繰り返す。
ほとんど無心で上り下りを繰り返すうちに見覚えのある景色が見えて、 そこがイムギャーだった。
イムギャーマリンガーデンは、小さい入り江のようになった地形で、 海をまたぐように橋が架かっている。
上の写真で左手の方に白っぽく写っているのがその橋だ。
なんでもこの橋から十数メートル下の海へ飛び込むのが若いもんの間で流行ってるらしい。
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