狩俣集落を抜け、くねくねと坂道を下っていたら、池間大橋はやはり突然に現われた。 この先は池間島なので、ここが宮古島の北端だ。
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さすがに池間まで来ると「ここまで来ちゃったか・・・」という感じがする。
東平安名崎同様、 ここも毎回車でウワーッと走り抜けてしまうポイントだ。
もったいないので(?)、ちょっと手前の左手に広々とした農道を見つけ、 行き止まりとわかっていて寄り道。
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でこぼこの農道は走りにくいが、天気も良く眺めも良く、いい気持ち。 道のはるか先に池間島が見える。先まで行ったらよく見えるかしら? と思いながら進んだが、近づいてみると土手状に地面が盛り上がっていて、 しかも急傾斜だったので見えなかった。
しばらく道なりに進んで右へ蛇行し、行き止まりだったので引き返した。 そこで、ちょっと違う道から帰ってみようと思ったのがいけなかった。
角ひとつ曲がったら、格子状になっていると思い込んでいた農道は実は 微妙な角度に傾いていて、戻ってきたはずなのに道がなくなっている。
もちろんそんなわけはないから自分が間違えたのだが。
一度慌てると方角さえわからなくなるへむれん、落ち着いて辺りを見回す。 遠くにさっき通り過ぎてきた雪塩の工場 が見えたので自分の向きがわかり、それを頼りにどうにか戻った。
どうやら道1本間違えただけだったらしい。 さとうきびの背が低かったから工場が見えたけど、これが自分の背を越していたら、 翌朝干からびたへむれんが畑の中から発見されたかも知れない・・・。
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