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    [1941] トムブラウンブランド コピー s 級vog.agvol.com/brand-92-c0.html

    記事引用返信

      ・投稿者/ vog.agvol.comブランドコピー -(2023/03/24(Fri) 15:55:23)
      ・U R L/


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    [1845] [PSO2]運命は変化する――

    記事引用返信

      ・投稿者/ 魅神 -(2016/12/30(Fri) 23:48:10)
      ・U R L/


        今○和。魅神です。
        久しぶりにちょこちょこ更新を。


      [1846] イナリについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/12/20(Sun) 22:35:35)
        ・U R L/

          名前:Type.17-R.I.(キャラクター名:イナリ)
          種族:キャスト
          性別:女
          年齢:6
          戦闘クラス:レンジャー×テクター

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:天然
          特性:さびしがり屋
          特殊補正:コンディションマスター

          「戦いのサポートから家事手伝いまでお役に立てます!
           だから……お願いです。
           私を……必要としてください!」

               *****

          「キミ……どうしてあんなところに居たんだ?」
           その真赤な髪の女性が、そう私に尋ねてきた。
           しかし、それには答えられない。
           だって……。
          「……分かりません。そもそも、私はどこに居たんですか?」
           女性は、少しだけ答えるのを躊躇いながらも、しかしそれを口にした。
          「……ゴミ捨て場」
          「……そうですか」
           予想の範疇ではあった。むしろ予想外なのは、まだ私がこうして生きていること。
          「……何があったんだ?」
           私は、しばし黙り込む。
           答えたくなかったからじゃない。
           思い出すのが怖かったからだ。
           それでも……私は少しずつ、口を開いた。
          「私は……棄てられて、殺されるところを……逃げてきたんです」

               *****

          狐のような耳をつけた、黄色カラーのキャスト。

          「第4研究所」と呼ばれていた場所で製造された。
          しかし、製造者によると、彼女は失敗作だった。
          よって彼女は廃棄処分となるところを……ぎりぎりのところで逃げだした。
          その後のことは、彼女もよく覚えていない。
          必死に逃げ回った先でエネルギーが尽きて倒れたことだけ覚えている。

          次に目が覚めたのは、大きな屋敷の一角。
          睦月焔という名の、真赤な髪の女性の手により、彼女は修復されていた。

          命を救われた彼女は、その焔という女性をマスターと仰ぐ。
          身の回りの世話や、アークスである彼女の仕事の簡易的なサポートなどで、焔を支えていた。

          しかし……ある日、唐突に、突然に、彼女は独りとなる。

          残されていたのは……マスターの、ただ一言の"メッセージ"。

               *****

           その日、朝からマスターはいなかった。
           マスターが残した最後の活動記録には「ダーカー討伐へ向かう」とあった。
           あるのは、マスターと2人だけじゃやけに広く感じたこの屋敷の、更に広く感じる孤独感だけ。
           その日、マスターは帰らなかった。
           マスターの部屋の片隅に、メッセージカプセルを見つけた。
           記録されていた音声は一言。
          『もし、私が帰らなかったら、キミはもう好きに生きなさい』

           帰りを待った。
           何か月も待った。
           けど、彼女は帰らなかった。
           だから、私は好きに生きることにした。
           私の好きに……そう、マスターを探しに出ることにした。

          「何故、私を連れていってはくれなかったのですか?」
          「私には、私を助けてくれた貴女が全てだと言ったじゃないですか」
          「私は……邪魔でしたか!?」

           アークスの門を潜り、星の海へ。
           私は巡り、探す。
           アテもなく、最愛の人を、ただ探す。


      [1847] カスミについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/12/20(Sun) 22:35:55)
        ・U R L/

          名前:葉月歌澄(キャラクター名:カスミ)
          種族:ヒューマン
          性別:男
          年齢:19
          戦闘クラス:ファイター×ラスター

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:理知的
          特性:ダーカー狙い
          特殊補正:臨戦態勢

          「緊急事態? 予兆はあったはずです。通達が遅すぎます。
           それで、友を、仲間を、街を、守れるとでも?
           まったく……"これだからアークスは"!」

               *****

           日常は退屈だった。
           同じような時間が毎日毎日繰り返されていた。
          「なぁ、カスミ、お前アークスにならないのか?」
           親友のカズの問い。
           フォトン適正があり、家の事情で多少武術に心得があった僕は、アークスから勧誘を受けていた。
          「興味ないですね」
           僕がそう答えると、ひとりの少女が僕の顔を覗き込んできた。幼馴染のサクラだ。
          「えー、なんで? もったいないじゃん」
           僕は首を横に振る。
          「荒っぽいのは父さんや兄さんに押し付けるって決めてるんですよ、僕は」
           飄々と、そんなことを口にしながら。
           僕は……この退屈が、嫌いじゃなかった。

               *****

          やや浅黒い肌と、紫に映える髪色の少年。
          いつもヘッドフォンで耳を塞ぎ、首元をマフラーで隠している。
          それらは、亡き親友と幼馴染の形見でもある。

          今では忘れられた古き時代に"シノビ"と呼ばれた、武術家の家系の生まれ。
          家は古武術の道場であり、父がその師範、兄が後継者にして師範代。
          自分は気楽な自由の身……"だった"。

          アークス第6シップに付随する小さな居住シップ。
          親友と幼馴染と共に、そこの小さなハイスクールに通って"いた"。

          ありきたりな日常は、たったの1時間で全て崩れ去った。

          ダーカーによるシップ襲来。
          父は殺され、兄は行方不明。
          本来街を守るべきはずのアークスは、居住区画を素通り。
          街は壊滅し、親友と幼馴染も死んだ。

          全てが終わりそうな頃、漸く駆けつけてきてくれたアークスは……。

          たった、1人だった。

               *****

           見渡す限りの惨劇。
           父さんは殺されてしまったが……せめて、兄さんは無事だろうか?
          「カスミ……お前、だけでも……逃げ、ろ……」
           サクラの死体を抱え、自分自身も死にかけのカズの言葉。
          「馬鹿言わないでください! 君を見捨てたら、僕はサクラに祟られます!」
          「お前、だけ、なら……逃げるくらい、出来る、だろ? 俺達は、見捨て……」
           その時だった、路地の表から喧騒が聴こえたのは。
           見遣ると、幾人かのアークスがダーカーとの戦闘を繰り広げていた。
           シティを守るべきアークスが漸く到着したのだ! カズだけでも、助けられる!
           助けを求めるべく声をあげようとしたところで……。
          「おい! 敵に構うな! この区画は見捨てることになっている!」
          「そうですよー? 任務は目標施設の奪還です。街や雑魚には構わずボスまで一直線ですよ!」
          「おっと、そうだったな。悪い悪い、今行く!」
           僕は出す声を失った。
           まるで日常会話のように、本来守るべきシティを"見捨てる"と言い残し、彼らは去った。
           結局、シティは見捨てられほぼ全壊、サクラだけでなく、カズも死んだ。

           血の匂いと火災の煙が漂い、瓦礫の山となった街を彷徨う僕を助けたのもアークス。
          「命令無視してでもこっちまで来てみたが……まさか生存者が1名のみとはな」
           炎のように真赤な髪のその女性に、僕は問う。
          「どうして、アークスは僕達を助けてくれなかったのですか? アークスはシティの警護も任務のうちでしょう?」
           女性は……少しだけ、僕を憐れむような目で見降ろした。
          「アークスは、力を持つ連中だ。何かを守れる力もあり、守る義務もある。が、大切なものひとつくらいしか、その手は届かない」
          「一山いくらの一般市民は、大切でもなんでもない、と?」
          「今回命令を出した"お偉いさん"にはそうだったのかもな。それに、今回参加した連中も大切なのは報酬のほうだろう」
           成る程……。ならば……ならば……!
          「もし、それを大切に思えるアークスが誰か居たならば……カズも、サクラも、死なずに済んだのですか!?」
          「そいつに……相応の力があったならの話だがな」

           この瞬間。僕が向かうべき運命の分岐が確定した。

          「さて、すまないが私は他にも行く場所がある。キミはもうひとりでも大丈夫そうだし、私は去るよ」
           言いながら、彼女は僕に背を向け、地を蹴って瓦礫の山の向こうへと跳び去った。
           しかし、僕には、まだ彼女に訊きたいことがある。
          「待ってください! まだ訊きたいことがある!」
           僕の声は届かない。でも、僕は叫ぶ。力の限り、叫ぶ。

          「ならば! 何故! 貴女は僕なんかを守った!?」

           せめて、一人分くらい、救いが欲しくて、僕は叫ぶ。届かなくても。


      [1848] ルミナについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2016/12/30(Fri) 23:54:51)
        ・U R L/

          名前:如月流水 もしくは ルミナ・アルフォード(キャラクター名:ルミナ)
          種族:ヒューマン
          性別:女
          年齢:19
          戦闘クラス:テクター×フォース

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:理知的
          特性:ツンデレ
          特殊補正:復活支援

          「"平穏"とか"日常"とか、実に憧れるね。とても恋い焦がれる。
           できればごく普通の女の子として生きてもみたかったものだが……。
           それでも、少なくとも今の僕は、ただ一介の"復讐者"に過ぎない!」

               *****

          「あなたはここに隠れていなさい」
           お婆様の言葉に従って、僕はクローゼットの中へ身を隠した。
           僕はこのアルフォード家の家宝にして切り札。
           簡単に失うわけにはいかない大切な"道具"である。
           その僕が、次の力を得るための"儀式"を行おうとした矢先の事件。
           クローゼットの隙間から、僕は様子を伺う。
           炎のように真赤な髪の女性が、アルフォード家の人間を次々と斬り殺していく様がはっきりと見えた。
           本当は知っている。
           僕の父は犯罪結社の幹部。家は古くから続く悪習の魔女の家系。
           何に使うかは知らないけれど、今日の"儀式"の為にシティ内に持ち込んだ生きたダーカーコア。
           悪いのは、殺されるべき理由があるのは、僕達アルフォード家の方。
          「おの……れ……キサマ、何者……」
           事切れる寸前の父の問いに、その女性は答えた。
          「一応、名乗っておこう。ホムラ・ムツキ。余り君には覚える必要の無い名だ」
           その声、その名前、そして真赤な髪の後ろ姿、所属がアークスであることを示すステッカー。
           心に……刻みつけた。

               *****

          魔女の家系にして犯罪結社の幹部の娘。
          「ホムラ・ムツキ」と名乗る、炎のように真赤な髪の女アークスに、一族を皆殺しにされた。

          それまでは、生まれた時からずっと、家の優秀な"道具"であることを強要されて生きてきた。
          また、彼女自身、それ以外の世界を知らなかったことから、それを"当たり前"としてきた。
          自分の家が、「悪しき者」であることを知りながらも、そこ以外に居場所を知らなかったのである。

          一族が殺され、彼女は解放された。
          しかし、そこにあったのは、何をすればいいのかわからないという"虚無感"だった。

          当たり前の日の当たる世界は、彼女には何もかも目新しく、彼女はその"普通"に憧れた。
          それでも、今までの環境が異常すぎた彼女には、どうすれば自分がその"普通"に辿り着けるのかもわからなかった。

          何処に行き、何をすればいいのか、何もわからない彼女だが……ひとつだけ、指針を見つけた。
          一族を皆殺しにしたあの"炎のように真赤な髪の女"へ復讐することである。
          それが、極めて歪んだ指針であると、自分でも理解しながら。

          標的を探す為、彼女はアークスへと入る。
          母方の姓"如月"を名乗りながら。

          アークスの中、独り復讐相手を探しながら……しかし、その一方で彼女は思う。
          自分は、何に対して、どう復讐したいのか。
          そして……本当に、復讐などというものをしたいのか。

          それと……別に、無理にそこへ辿り着かなくても、今のままでもいいのではないか、と。

               *****

           アークスとなって、何か月が過ぎただろうか?
           僕の目的に関して、未だ得られた手がかりはほとんどない。
           ホムラ・ムツキというアークスは……ある時期を境に活動の痕跡が消えていた。
           それでも僕は、アークスとして星を巡る。
           歪みに歪みきった僕の目的を、ただ、無意味に達成するためだけに。

           今、目の前には巨大なダーカー種。識別名は"ダーク・アグラニ"とかいうらしい。
          「まずは向かって右側の脚から攻める! 皆、俺に合せてくれ!」
           レンジャークラスの青年が、仲間達にそう告げた。
           その手のライフルに、特殊なフォトン弾が装填される。
           確か、"ウィーク・バレット"とかいっただろうか?
          「了解だ!」
           続きハンタークラスの少女が敵の正面へと向かい、そこで仁王立ち。敵の攻撃を誘い、それをその手の剣で受け止める。
           青年は、その隙を見逃さず、敵の巨体を支えるその脚へ、極めて精密にそのフォトン弾を撃ちこんだ。
          「では僕らも続こうか!」
          「おうけい!」
           そして、僕は手に持つ杖にフォトンをチャージし、隣に居るガンナークラスの女性はその手の銃をフォトン弾の撃ちこまれた脚へと向けた。

           アークスという組織の中、その探索と巡回の旅の中、それはごく在り来たりな戦い。
           その過程も、結末も、僕の目的の中、どうなろうと関係はない。

           それでも、時々、ふと思う。

           くだらないことなどやめて、そんな在り来たりな冒険物語の中で生きるのも、悪くはないのではないか、と。


      [1851] ティニーについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/01/11(Sat) 21:18:13)
        ・U R L/

          名前:ティニー・ミューズ(キャラクター名:ティニー)
          種族:ニューマン
          性別:女
          年齢:19
          戦闘クラス:ファントム

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:先輩肌
          特性:晴れ好き
          特殊補正:臨戦態勢

          「終わらないダーカーとの戦い。沈んだ船も数多く。
           アークスの闇も深く。暗躍する影に募る不審と抱く脅威。
           でも、絶望には足りないわ。だってほら、希望、こんなにたくさん!」

               *****

           皆、皆、居なくなった。
           黒くて怖い化け物達に襲われて、街はあちこち壊された。
           私は、独り彷徨う。
           皆、逃げたか、殺されたか。
           お父さんとお母さんはどうしたのだろう。
           どちらにしろ……私は、置き去りにされた。
           独り彷徨う私は、どこへ行けばいいのか、何をすればいいのか、それすら分からない。
           怖くて、怖くて、ただ独り、泣いていた。
           望み絶えて、ただ独り、泣いていた。
           不意に、そんな私を見つけたひとりの女性。
          「どうしたの? こんなところで」
           私は、ただ泣きながら、訳も分からずその言葉に答えた。
          「皆、皆、居なくなっちゃった。私、独りになっちゃった」
           ただ泣きながら、訳も分からず言葉を綴った。
          「ねぇ、何処に行けばいいの? どうすればいいの? 皆、何処なの?」
           その女性は私に優しく手を差し伸べた。
          「そう、大変だったのね。とりあえず、私と一緒にいらっしゃい?」
           私は必至にその手に縋る。
           そして……その手を掴んだ時、私は絶望の中でも、希望が在ることを識った。

               *****

          10年前に住んでいた居住シップをダーカーに破壊され、天涯孤独となった。
          当時まだ子供だった彼女は、ダーカーに襲われる街の中を独り彷徨っていたところを奇跡的に救出された。

          彼女を救出したフォースの女性は、ダーカーとの戦いで身寄りを失った子供達を憂い、アークスを退役して孤児院を設立した。
          彼女は、その女性が設立した孤児院の子供達の最初のひとりであり、年長者である。
          つまり、孤児院の子供達の"お姉さん"である。

          成長した彼女は、自分を育ててくれたその女性や、孤児院の幼い子供達の為、様々な仕事をこなしてはお金を稼ぎ、それを院へと送った。

          料理人、技術屋、舞台役者、配達屋、小商売、時には探偵まがいな仕事まで。
          生まれ持った器用さを以って様々な事をこなした彼女は、近しい人からは"何でも屋"などと揶揄された。

          そして、彼女がこなす仕事は……"ある出会い"をきっかけに、アークスにまで及ぶこととなった。
          皆には心配をかけないよう、独り密かに、彼女は戦いへと身を投じる。

               *****

          「はは、こいつは余計なお世話だったかな」
           私を襲おうとした路地裏のならず者をその手で叩き伏せた青年は、私を見て苦笑した。
          「いえ? 助かったわ。ありがとう。こういう荒事は苦手なのよ」
           正確には、私が手に持つものを見て。
           実際、私は小手先が器用なだけで、「これが得意」なんてものは何一つない。
           勿論、こういう荒事なんてもってのほか。
           だから、私はこの手に持つものに頼らざるを得ない。
          「しかし、物騒だな。"ソイツ"はブラフとかじゃなく実際使うもんなのか?」
          「大丈夫、殺傷力はないから。当たり所が悪いと怪我するかもだけど」
           私が、私のために創った、護身用の武器。
           小型の銃器を模した、殺傷力の極めて低いフォトン弾を打ち出すオモチャ。
          「こういうのを作って扱う器用さだけが、私の武器でもあるからね」

          「フォトンを操れるのもその器用さ故かい?」

           青年の言葉。
           不敵な微笑を浮かべた彼は、私の武器の特性を一目で見抜いた。
           フォトンを固形化し、撃ち出すという、普通の人には扱えないこの武器の特性を。
          「…………貴方、何者?」
           私の問いに、彼は不敵な笑みを浮かべたまま答える。
          「ディーン・クラウディってモンだ。これでもアークスの端くれだぜ?」
           ……アークス。
           このオラクルで組織された、惑星の探査や船団の警護を任務とする集団。

          「お前、なんか面白そうなヤツだな。アークスになる気はねぇか?」
          「その気があれば、俺が口添えくらいはしてやるぜ?」

           ディーンと名乗る青年からの、新たな道への誘いの言葉。

           浮かぶのは、かつて壊れたあの街で、ただ泣いていた私を助けてくれた院長先生の姿。
           あの時、あの人が助けてくれたから、今の私は、今ここに居る。

           それなら……

           大恩ある院長先生。孤児院の皆。この街に住む遊び仲間。色んな仕事で出会った色んな人達。
           …………私の手は、どこまで届く?


      [1862] クランベリーについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2016/12/31(Sat) 13:39:38)
        ・U R L/

          名前:クランベリー・クラウディ(キャラクター名:クランベリー)
          種族:ヒューマン
          性別:女
          年齢:18
          戦闘クラス:ハンター×ブレイバー

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:勇者気質
          特性:大型狙い
          特殊補正:徹底防御

          「栄誉とか、誇りとか……かび臭いと思うかい?
           まぁ、少なからず私自身もそう思う。
           けれど、"それ"が在るから、今私は貴方と共に戦える!」

               *****

           私の家は裕福だった。
           かつて、古い時代には騎士の家として栄えた名門の一族だった。
           今でも、私の一族は"武"に長け、軍人・傭兵といった職に就く者も多い。
           私の兄上は言っていた。
          「俺達の家は、一般よりも裕福だ。力や知識もそれなりに蓄えていると自負している」
           そして、続いてこうも言っていた。
          「だからこそ、俺達は、有事には先鋒を切り、災禍に対し盾となり、皆を守る義務がある」
           少し歳の離れた兄。
           私は、その兄上の背中を、ずっと見て育ってきた。
           生活に、不自由は何一つなかった。
           家族も、奉公人も、皆、私には優しかった。
           私は女人だけれど……剣を取り、盾となり、そんな優しい皆を守りたいと思った。
           だって、私は……
           あの兄上の、妹だから。

               *****

          騎士の名門の一族の出身にして、物語に出てくるような英雄に憧れる少女。
          アークスとしてオラクルを守る兄に理想を重ね、肩を並べるべくその背中を追っている。

          アークスとしては、新人である。
          子供の頃より戦士を目指し、鍛錬をしてきただけあり、ポテンシャルそのものは高い。
          特に鍛えられた身体は頑丈そのものである。
          巨大な剣を振り回す力も技も、それなりに様になっているものである。
          しかし、圧倒的に経験が足りないのが現状である。

          アークスとしてのスタンスは、"守る事"に重点を置いた行動指針と戦術思考の持ち主である。
          これも、彼女が理想としているものに少なからず影響を受けた結果である。

          彼女は「見習い騎士」を名乗る。
          騎士の栄誉と誇りを重んじ、しかし自らの未熟さを憂いた結果の名乗りである。

          そして、彼女は戦に身を投じる。
          皆を守れるだけの理想の力と、夢見る"英雄"としての誉れを手に入れる為に。
          それと、増え往く"大切なモノ"を、失わない為に。

          ――"唯一つの喪失"に、未だ気付かないままに――

               *****

           私の正面にその巨大な姿が見える。
           ……"畏れるべき強敵"、"称えるべき戦士"……そして、"言の葉を交わした友"。
           火山洞窟の大地を踏みしめ、私はその手の剣を握りなおした。

           数多の銀河……その旅の中で、私は幾人もの戦士に出会った。
           頼もしき仲間。競うに足る好敵手。そして……異星の守護者と侵略者。

           響く咆哮。揺れる大地。
           それを受け、仲間達は散開した。

           目の前の"彼"は、守護者。
           私の……多分、"同類"だ。
           こんな繰り返す邂逅の中、守りたいモノはいくつも増えた。
           それは、命だったり、信頼だったり、或いは、約束だったり。

           "彼"は私へ向かって、巨大な火球を吐き出した。
           対し、私は剣を盾にするように身体の前で押し出し、それを受け流した。
          「貫くに値せず!!」
           私は叫ぶ。
           私は再度構え直し、放たれた矢のごとく飛び出す。
           叫ぶ。ただ叫ぶ。ありったけの声で。声を、突きつける。
          「クランベリー・クラウディ! いざ、参る!」
           届け! ただ届け! 私の声よ、伝えたい"ヒト"まで、ただ届け!

           ……"守りたいモノ"が、今日もまたひとつ増えた。
           私は、守り通せているだろうか?

           なぁ、兄上?


      [1863] ヘスティアについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2013/08/28(Wed) 20:28:30)
        ・U R L/

          名前:ヘスティア・スノウ(キャラクター名:ヘスティア)
          種族:ニューマン
          性別:女
          年齢:不明(外見10前後)
          戦闘クラス:フォース×テクター

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:引っ込み思案
          特性:さびしがり屋
          特殊補正:復活支援

          「私の姿、ちゃんと見えますか? 私の声、ちゃんと届きますか?
           なら、まだ……大丈夫ですよね。
           私はまだ……きっと……"此処"に、居ます」

               *****

           1年ほど前、でしょうか。
           それが私の"記憶"にある、一番古い時間です。
           場所は……多分、ナベリウス。多分、ですけど。
           周りは、木々に囲まれていました……深い、森です。
           身体は、動きません。
           ……手も、足も。
           何故そんなところに倒れているかもわからないまま……
           多分、私は、死にかけていました。
           そこが何処か、自分が誰かも分からないまま……
           ただ、ただ……其処には居ない"誰か"へ……助けを求め続けて……

               *****

          ナベリウスの森で、とあるアークスの青年に保護された少女。
          当時オラクルの住民登録はなく、保護される前の記憶を一切失っている。

          その後、彼女はアークスへと迎え入れられることとなる。
          身元不明の人物ではあるが、その極めて高いフォトンへの感応性が認められたのだ。
          そして、彼女自身もそれを受け入れ、アークスとなることを望んだ。

          実際のところ、身体能力は低く、彼女は戦闘には向いていない。
          活動中、危機に陥ったことも数えきれない。
          それでも彼女は、時折見せる強すぎる程の意志の強さでこれに食らいつく。

          彼女の目的は、唯一つ。
          "自分が何者かを知ること"。

          曖昧な世界の中、曖昧な自分という枠。
          確乎たる何かを、彼女は狂おしい程に求めている。

          ――残酷な真実は、知る由もなく。

               *****

           私は、その市街の空を見上げます。
           虚構の空は今は映されず、見渡すは広い広い、星空。
          「何を見て居るんだい?」
           隣の女性がそんな私を怪訝に見ました。
           彼女は、今回の仕事の同行者。
           "仲間"、と呼ぶことは、私に許されるのでしょうか?
           私は首を横に振ります。
          「ぃえ……なんでも、ありません。ただ、星空が綺麗だな、って……」
          「そうか」
           嘘ではありません。
           でも、それ以上に、私は、ついつい空を見遣るのです。
           もしかして、そのどこかに、"私の真実"が在るのではないかと思って。
          「ぇっと、行きましょう。そろそろ、キャンプシップの準備が整っている頃です」
          「おっと、そうだね」
           私の言葉を受け、女性は歩き出します。私もそれに続いていきます。

           私は……彼女の、そして彼女達の、"仲間"に成りたいと思います。
           でも、そう思う私は、"何処"に居るのでしょうか?

           私は……"私"を探します。
           私が"私"と成る為に。

           堂々と、"貴方"に向かって"貴方が好きです"と言える為に。


      [1864] ウィムについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/01/11(Sat) 21:18:50)
        ・U R L/

          名前:不明(キャラクター名:ウィム)
          種族:不明
          性別:不明
          年齢:不明
          戦闘クラス:ハンター×ファントム

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:目立ちたがり
          特性:スロースターター
          特殊補正:復活支援

          「サァサァ、皆さんようこそお集まりいただきまシタ。
           エ? お呼びでナイ? そんなことはナイでショウ。
           だって吾輩、ドコにだろうと呼ばれてるんデスよ?」

               *****

           ここは、昏く歪んだ世界の中心。
           目の前に居るのは4人。
           古風な衣装の美青年。
           小さな姿の歌姫。
           頼りなさげな新人戦士。
           それと……俺を、討ち倒す"権限"を持った憎らしい女。
           俺は知っている。<だから、吾輩という新機軸の分岐を創りまシタ>
           この戦は……この後負ける。<その未来をデータで見まシタから>
           俺は死ぬ。<でも、再考はできマス>
           此処で。<"遠く"へ行くための手段(データ)は、彼女カラ参考に>
           一体何を間違えたのだろう?<それを識る必要がありマスね>

               *****

          No Date.

               *****

           では、演算を再開しよう!
           <デハ、実験を開始しまショウ!>

           この世界の全てをデータとして解析すれば。
           <即ち、世界の頂は、吾輩のモノとなりマス>

           改めて。<改めテ>

           World is Mine...


      [1871] リリスについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/01/11(Sat) 21:19:44)
        ・U R L/

          名前:リリス・ティアーズ(キャラクター名:リリス)
          種族:ニューマン(?)
          性別:女
          年齢:不明
          戦闘クラス:ファントム

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:命知らず
          特性:夜型
          特殊補正:起死回生

          「この際、信用は要らない。きっと、信頼も得られない。
           でもお願い……せめて、理解だけでもして欲しい。
           "貴方"は今日、死ぬ。私はその物語を、修正しに来た」

               *****

           時間という概念を失ってから久しい。
           いや、もしかしたら失ったのは"私"自身かもしれない。
           私は、ただの"狭間"に揺蕩う"廃棄物"。そのはずだった。
           位相が違うはずの私に気付く人も、時々は居た。
           けれど……私に話しかけてきた人はその人が初めて。
          「なぁ、お前が何かはよくわかんねーけど……」
           青年の名はディーン・クラウディ。
          「面白そうなヤツだ。どうだ、俺に憑いてこねーか?」
           私が、初めてこの手を取った人。
           そのどこか不遜で不敵で、それでいて素敵な笑顔は……
           "永遠に"私の心に刻まれた。

               *****

          正体不明の少女。
          見た目は10代中頃といったところ。
          色白な肌と病的に紅い瞳が特徴。

          識別はアークス。
          オラクル住民登録情報も存在はする。
          が、それ以外は異常なほどまでに情報が存在しない少女。
          まるで、その識別情報すら、取って付けられたような印象が得られる。

          多くはクエスト中に突如現れたかのような目撃情報が多い。
          そして、その多くにおいて、彼女はこう口にしたという。

          ――"物語を修正しに来た"と。

          まるで未来を知るかのような言動と、全く明るみにならないその出自。

          "正体不明"、この言葉こそが彼女には相応しい。

               *****

           ホログラフの空は、星すらも映さない。
           この街には、最早命の気配は感じられない……いや。
           ダーカーをその数に数えるならば、無数にある。
           ……街は明るい。
           空は太陽も月も星も無い。
           灯を宿す外灯もありはしない。
           この灯りは……街を焦がす炎。
          「ヴィンセントのヤツは、逃げおおせたかな? せめて生存者1は欲しいとこだ」
           その場に倒れる青年の言葉に、私は頷く。
          「きっと、大丈夫。彼が死んだ"物語"は存在しなかった」
          「そうか、お前が言うなら大丈夫だろうな」
           彼は、そう言って満足そうに笑った。
           ……理解できない。
           私の大好きな人。何故貴方は自身の死を笑う?
          「さて、お前はもう行け。うちの隊長を追いかけて、一緒に"アレ"を倒せ」
          「でも……」
          「お前は未来を"修正"出来るんだろ? 既に起こったはずのくそったれな"物語"を」
           ……分かっている。それは、分かっている。
          「俺はもう助からない。それに俺を助けていたら間に合わない」
          「うん、そう。私は何回もやり直した。けれど、この選択肢は変わらなかった」
           涙が零れる。頬を伝い、零れ落ち、彼の顔を濡らす。
          「なら、俺の分まで世界を救え! そうすることで、俺はお前の傍に在る! ずっと在る!」
          「それしか、無い?」
          「それだけ在りゃ十分さ!」
           私は、もう何も言葉に出来なかった。
           ここで彼を助ける。助からなかった。間に合わなかった。
           何度やっても、何度やり直しても。
           だから、答えなんてもう知れていた。
          「ごめん……なさい……」
          「謝るなよ、お前はきっと、全てにおいて正しいさ。俺がそう決めた。俺がそう許した」
          「ありが……とう……」
           最後に私は……そっと、彼に唇を重ねあわせた。

           ――冷たい、血の味がした。

           私は走る。私は奔る。
           "涙(ティアーズ)"は抱えたままに、"化け物(リリス)"という私は走る。奔る。

           そして、私は誓う。

           ――"運命"。お前は敵だ。必ず私が仕留めてみせる。"彼"と共に。


      [1896] ヴィンセントについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/01/11(Sat) 21:20:11)
        ・U R L/

          名前:ヴィンセント・ヴォルター(キャラクター名:ヴィンセント)
          種族:ヒューマン
          性別:男
          年齢:26
          戦闘クラス:ガンナー×ファントム

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:リーダーシップ
          特性:ツンデレ
          特殊補正:激昂

          「さて、招集した人員、全員そろったな。
           此度の任務だが、非常に困難を極め、不測の事態も多々起きるだろう。
           采配はすべて任せる……さぁ、諸君の手腕には期待しているぞ!」

               *****

           隊長へのコールは全く繋がらない。

           ……瓦礫の街だ。
           先ほどまでは、オラクルによくある普通に居住区画だったのだが。
           顔に受けた傷は、神経を傷つけたのか……俺の視界は徐々に閉ざされようとしている。
           その前にこの街を抜け、救援を要請しなければならない。

           ひとり、またひとりと、仲間は脱落していった。

          「合流は無理だ……なら、精々、エネミーどもは俺が引き付けておくさ!」
           長年の相棒である男は、瓦礫を隔てた向こう側で、その言葉を最後に姿を消した。

          「申告⇒私に最早生還の可能性はありません。故にこれは貴方へ」
           そう言いながら自身に仕込んでいたサポートAIユニットを切り離した女キャストは、そのまま意識を閉ざした。

           気づけば味方はひとりも居ない。
           それでも、満身創痍の身体を引き摺り、俺は瓦礫の街を走る。

           それが、誰かの生還の可能性に繋がるならば。
           繋げる為に、俺は走る。

           今はまだ、絶望からは目を逸らしながら。

               *****

          顔に大きな傷を持ち、モノアイセンサーで常に目を隠した男。
          そのセンサーは伊達ではなく、彼は視力をほとんど失っている。

          肩書は「アークス特別管理官」。
          緊急事態適応時、独立した指揮権により部署を超えて人員を招集することを許された人物である。
          立ち位置的には本来オペレーターに近い。

          元は「ホムラと愉快な仲間たち(通称ホムラ隊)」というチームに所属していた一戦闘員であった。
          とあるダーカー襲来の際、襲われ壊滅した街より唯一生還したが、同時に仲間をすべて失った。
          それから上層部に緊急時の柔軟性を執拗に説き、今の肩書を手にしている。

          その目的は、全て「ひとつでも多く悲劇を回避すること」に繋がる。

          彼には負い目がある。
          自分だけが悲劇より生還してしまったことに。

          だから、彼は託す。
          自身には悲劇を止める力が無かったから。

          ――結末を……その物語の主役である、誰かへ――

               *****

           サポートAIユニットを通し、スクリーンには該当区域のマップが表示された。
           私は視覚補強装置を通し、それを見る。

           今回の作戦は、惑星ナベリウスにおける大規模発生したダーカーの掃討。
           近くには壊世区画があり、これを放置した場合、どのような影響があるか未知数である。
           故に、緊急事態。

          「……集まったようだな」

           ブリーフィングルームに、作戦参加メンバーの最後のひとりが現れた。
           便宜上、彼に今回の作戦におけるパーティのリーダーを任せている。

          「では、作戦を説明する」

           現地の詳細は不明。
           概要も何もあったものじゃない。
           しかも、敵は大型・希少種なんでもあり。
           下手をすればダーク・ファルスの出没すらも考えられる。

           作戦メンバーは、私の言葉に耳を傾ける。

           その目には、絶望はない。恐怖もない。
           あるのは意志。

           ……良い目だ。
           彼らになら、任せられる。
           だから私は……このブリーフィングを最後にこう締める。

          「さぁ、諸君の手腕には期待しているぞ!」

           その手で。その意志で。
           悲劇の芽を摘み取りたまえ。

           ――……主人公(アークス)達よ!


      [1897] ムラサキについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2016/12/30(Fri) 23:56:31)
        ・U R L/

          名前:ミサガ・D・ムラサキ(キャラクター名:ムラサキ)
          種族:デューマン
          性別:男
          年齢:??
          戦闘クラス:テクター×サモナー

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:理知的
          特性:スロースターター
          特殊補正:徹底防御

          「……「全知全能」? ……「完全無欠」?
           あぁ……私、知ってますよ、それ。
           自らの理想にすら至ることを諦めた愚物どもの言い訳の事ですよね?」

               *****

           ああ……つまらない。

           見つけた時は、面白い玩具と思ったのですがね。
           システムの「正体」を知った途端、興ざめですよ。

           World is Mineとかいいましたか? このクソシステムは。
           これを作った学者とやらが愚物だったのか、それともこれが欠陥品故か。

           ――「進化の頂」とか、実にくだらない。

           さて、ではこの組織にももう用はありませんね。

           ……では、私はこれにて。

               *****

          パピヨンマスクで顔を隠した道化のような姿の男。
          隙間から除く瞳は、ハイライト無く狂気に濁っている。

          かつて第四研究所という組織に所属していた研究者。
          ある統括システムの元にあったその組織を、実質取り仕切り組織を密かに大きくしていった人物でもある。

          その興味は「生物を含めた"存在事象"の進化」について。
          第四研究所を締める統括システムとは、それ故に互いを利用しあう関係にあった。

          しかし、ある時突然、組織ごとその統括システムを見切り、フリーとなる。
          詳細は不明だが、その後統括システムとは敵対関係にある模様。
          現在の所属はアークスだが、どうやら行動範囲を広げるための所属のようだ。

          情報の少ない人物であるが……彼を知る者は告げる。

          ――あの男に気を許すな、と。

          彼は「善」にも「悪」にも、興味はない。
          ただただ、自身の興味のままに行動する。

          故に、敵にも味方にも成り得る、放置するには危険な人物である。

               *****

           目の前の緑髪の少女。
           えーっと、そう。確かヴァネッサとかいいましたね。
          「それで、何でしょうか?」
           別に興味はないですが、まぁ、返事くらいはしてあげましょうか。
          「……"何故"、ですか?」
           ……これはまた、つまらない質問が来ましたね。
           いつも狂った笑いを浮かべる娘と思っていましたが……さて、怒りの感情も"許されて"いたのですね。
           まぁ、この娘も、思えばあのクソシステムの犠牲者に過ぎず、哀れとは思いますが……それだけですね。
          「本当の意味で「仮」とはいえ、研究を生業にする者が、その疑問を他人に委ねますか?」
           つまらない。ああ、本当につまらない。
          「そも、私があのクソシステムの妨害をする理由など、ひとつしかないでしょうに」

           そう、これは言わずと知れたこと。
           おっと失礼、顔が嘲笑に歪むのを止められませんね。

          「世界を終焉に向かわせる行いなど、愚の骨頂」

           ――……そう、何故なら……

          「世界は、普遍にして最高の玩具じゃありませんか!」

           ああ、真理とは得られないからこそ真理。
           回答には疑問が含まれ、その疑問の回答にもまた然り。

           全知も全能も。
           完璧も完全も。

           それ故に、欠陥でしかないというのに。

           ――……「進化の頂」?
           ――……それは「終焉(デッドエンド)」ですよ?

           そんなこともわからないのですか?
           全知全能(World is Mine)さん。


      [1898] ホムラについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2016/12/30(Fri) 23:52:53)
        ・U R L/

          名前:睦月焔(キャラクター名:ホムラ 名乗りは「ブレイズ」)
          種族:デューマン?
          性別:女
          年齢:25
          戦闘クラス:ブレイバー×ハンター

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:リーダーシップ
          特性:小型狙い
          特殊補正:キャスト好き

          「さて、この戦場は知っている……"かつて"経験したはずだ。
           あぁ……ところで、"今回は"キミは敵か? 味方か?
           まぁ、いずれにしろ……【世界】よ、この戦、何度でも受けて立つ!」

               *****

           目の前には立つは、まるで魔女のような姿の少女。
           人工ダーク・ファルス……名は、【赫目(スカーレット)】だったか?
           彼女の瞳にはもう、意志も理性も認められない。
           ……或いは、私が彼女にもっと前から気付いていれば、彼女は彼女のままで居られただろうか?
          「……否」
           もし、などという言葉は後悔の中にしか存在しない。
           それを想うのは……少なくとも、今ではない。
           私は刀の柄に手を置く。
           彼女が右手を翳し、その手に炎が宿る。
           ……だが、遅い。
           それは、既に私の間合いだ。
           その程度の炎で、この焔を飲み込めると思うな!!

           ――……次の瞬間、引き抜く刃で彼女の首を刎ねる。
           ――……彼女は、静かに、幽かに、微笑んだ。

           【この瞬間が、私の自覚した最初の世界の反転】
           【次の瞬間、私は、私でありながら私で無くなった】

          「……マスター?」
           聞こえたのは、私を呼ぶイナリの声。
           ……ここは、私の屋敷か。
           いや、それはどうでもいい……いやいや、どうでもよくないが、それ以上に無視できない事実。
          「…………!?!?」
           鏡に写る、驚いたような、私の間抜け面。
           その額。

           【この世界軸では、私は人間(ヒューマン)では無かった】
           【デューマンなる、未知の種族がそこには居た】

           ――……この日、私は気付く。
           ――……私の過去は、いつかどこかで……
           ――……誰かに、面白半分で何度も歪められていたことに……

               *****

          炎のように赤い髪が特徴の女性。
          居合による戦闘を得意とする。
          かつてチーム「ホムラと愉快な仲間たち」を率いていた。

          【とある世界軸】で、カボチャ頭のダーク・ファルスと対峙した時から悲劇が始まる。
          いくつもの物語の改変により、彼女の過去は書き換えられ、彼女は彼女ではなくなった。

          不意に【いくつもの世界軸】を繰り返していた自身に彼女は気付く。
          そして、その繰り返しの中、必ず姿を現すカボチャ頭の姿に。

          敵は見定めた。
          目的はこの周回からの離脱。

          いつか「自分自身」へと帰る為、彼女は戦を繰り返す。

          起こるはずだった悲劇を止められた時もあった。
          起きないはずだった戦が起きた時もあった。
          ある時敵だった者は、ある時味方だった。

           【そして、其の度に、世界はどこかで反転する】
           【其の度に、彼女は彼女で無くなった】

          それでも、例え世界がいくつに分岐/分離しようとも。
          彼女はその全ての戦を受けて立つ。

          唯一つだろうとも、あの怨敵を討つ道が、何処かに在るというならば。

               *****

           そっと、その高台より、そこにあっただろう戦場を見下ろした。
           崩れ落ちるダーク・アグラニ。
           それと対峙した幾人かのアークス。

           ――その中に、あの魔女姿の少女を見つけた。

           彼女が、私を敵として追っていることは知っている。
           けれども、【この世界軸】において、彼女が生きていることは確かだ。

           ――【赫目】などという存在は、【この世界軸】には存在しない。

           ふと。思う。
           この繰り返される改変に、もし、あの悲劇より前に気付けたならば。
           私の仲間たちは、今でも私の横に居ただろうか?

          「……否」

           そっと頭を振る。
           結局は、あの事件があったからこそ、私はあのカボチャ頭と対峙することへと続く。
           この繰り返される物語の改変は、私の為のものではない。
           ならば、この仮定は、結局……矢張り結局、在り得ないのだ。
           同じように、何度繰り返そうとも救えないものだっていくつもある。

           けれども……【いくつもの世界軸】を知る私は……どうしても思ってしまう。

          「もし、"次"があるならば……」

           ――私は、"キミ"を救うことは、出来るだろうか?


      [1899] カエデについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2016/12/30(Fri) 23:53:36)
        ・U R L/

          名前:文月花楓(キャラクター名:カエデ)
          種族:人工生命
          性別:男
          年齢:14
          戦闘クラス:テクター×バウンサー

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:天真爛漫
          特性:さびしがり屋
          特殊補正:コンディションマスター

          「正義? 信念? ま、オイラにゃ関係ないね。
           今日の飯と寝床、そっちのほうが大事さ。
           ……けどな、一応許せねぇモノもあるんだよ……覚悟しな!」

               *****

           振り返らず走る。
           俺の手を引くのはひとりのおっさん。
           確か、フヅキ博士……だったか?

           思えばおかしなおっさんだった。
           ただの実験体に過ぎない俺に、親しげに話しかけてきたりとか。
           あの第四研究所という中で、酷く浮いてるヤツだった。

           そんなおっさんが、俺の手を引き、第四研究所を後に走ってる。
          「……大丈夫、もう、大丈夫だ……!」
           そんなことを、言いながら。

           なぁ……何が、「大丈夫」なんだ?

           ただひとつ確かなのは……

           ――……この日、俺は「実験体42号」では無くなった。

               *****

          猫のような耳と尻尾を持つ、黒髪の少年。
          その正体は、第四研究所という組織により造られた42番目の人工生命。

          悪意により創られた彼は、善意により解き放たれた。
          文月博士という、研究所の中でも良心を持つ男により、彼は"救出"された。

          その後、文月博士が親代わりとなり、"ヒト"として、心を教えられた。
          しかし、そんな善意を引き裂いたのも、また悪意。
          第四研究所の刺客が、文月博士の命を奪う。

          独りとなった彼は、独りでオラクルを彷徨う。
          飯と寝床のための小金を得る為、アークスとなり荒事に身を置きながら。

          そして、彼は知っている。
          人工生命である自分は、命として不完全であり、長くは生きられないことを。
          残りどれだけ命が残っているかは知らないが、残る命、好き勝手に生きることを彼は自分に決める。

          ただひとつ。

          自分のような酷い存在を造り出したモノを。
          文月博士の説いた善意を引き裂いたモノを。

          "悪意"という存在を、彼は決して許さない。
          唯一それだけが、彼が自分に決めた絶対ルール。

               *****

           オイラにとって、そこは自分の家だった。
           オイラにとって、ソイツは父親だった。

           それが、目の前で壊れている。
           それが、目の前で倒れている。

           そして、もう一人。
           黒衣の男。悪意の男。
           その、明確なオイラの敵に、オイラは刃を突き立てた。
          「かは……ッ! 流石だ……ッ! 流石「成功品」の一体……!」
           そんなことを言いながら、その男は事切れた。

           ……さて、何も無くなった。

           ――……俺に過去は、無い。

           "あの日"、「俺」は「俺」じゃなくなったから。

           ――……オイラに未来は、無い。

           "近い時"、「オイラ」は「オイラ」として消えて無くなるだろう。

           なら、"今"は?

           元から何も持たず、これから得られるモノも無いだろう、そして今全て失った。

           ――……つまり、"オイラ"に存在の意味も、価値も、在りはしない。
           ――……いや、きっと最初から無かったのだろう。
           ――……そして、これから先も、きっと無いのだろう。

           それなら、「俺」は、「オイラ」は、自分のためだけにある。
           自分のためだけに、在ろうと思う。
           今決めた。そう決めた。

          「……世話んなったな、親父……」
           オイラは親父の亡骸に小さく礼を取る。
           そのまま、街へと向けて踵を返す。

           ――……とりあえず今日は、何をしようか。

           刹那の享楽と、胸を抉る虚無感と、幽かに燻る怒りと共に。
           オイラは歩く。独り。


      [1900] カトレアについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2016/12/30(Fri) 23:54:21)
        ・U R L/

          名前:カトレア(キャラクター名:カトレア)
          種族:キャスト
          性別:女
          年齢:3
          戦闘クラス:ハンター×ファイター

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:勇者気質
          特性:晴れ好き
          特殊補正:コンディションマスター

          「戦う事しか知らない私は、戦う事で未来を紡ぎましょう。
           けど、私の中に遺された"彼女"の願いの為にも……
           いつかきっと、カスミソウ(幸せ)の花を、この手の中に……」

               *****

           最初に目が覚めた時、目の前に居たその男は私に言いました。
          「まずは言っておこう。君は"失敗作"だ」

           私は自分を確かめます。
           名前は、無し。
           スペックは、低め。
           ブースターで補えば戦闘には耐えられるでしょうか。

           男は更に続けました。
          「君の所属はアークスだ。しかし我々は君に何の期待もしていない」

           ……完全に"創られた"ばかりである私は、起動した今が生誕なのでしょう。
           私はそれを自然と理解できています。
           そして……私が、"何から"創られたのかも。

           ――……私の身体は、本来は、私ではない"誰か"のもの。
           ――……死んだはずの"彼女"に、"私"という異物を詰められて創られた人形。

           私には、私ではない"彼女"の遺したと思われる、擦り切れた幽かな記憶が存在します。
           それは、ほとんどただの幻のようで。ほとんどただの夢のようで。

           ――……それでも、それは、"彼女"が辿ったはずの確かな日々。
           ――……それでも、それは、"彼女"が辿ったはずの確かな陽々。

           男は更に続けました。
          「故に……君が何をしようと、何を成そうと、君の自由だ」

           私は……起き上がりました。
           この「自由」は"祝福"か、それとも"呪詛"か。

           まずは、名乗ることから始めましょう。

           ――……"彼女"、サクラ(優美)の名の恥じぬように。
           ――……"私"の名は、カトレア(優美)。

           どうかこの手がいつか……"彼女"の想いを辿り……
           あの日に届きますように。
           あの陽に届きますように。


               *****

          深い赤色の髪と、桜色のボディを持つキャスト。

          ある少女の遺体をベースに創られた人工生命。
          ボディを補う武装パーツを解除した際には、本来の少女に近い面影を見せる。

          本来は、フォトン適正が確認されたその少女への蘇生措置であった。
          しかし、起動した彼女には、元の少女の命は既にそこに篭ってはいなかった。

          ――……そして、故に、彼女は「何者でもない者」として、生を受けた。

          彼女が生まれ持ったモノはいくつか。

          アークスとしての戦闘能力。
          これは自らを勝ち取る為に使うこととした。

          何者でもないが故の自由。
          しかしそれは目的すら無いという束縛でもあった。

          それと……彼女の元となった"彼女"が残した、幽かな記憶。

          何の変哲もない退屈な学校生活。
          腐れ縁の幼馴染の男の子と、その親友の姿。
          ありふれた日常。

          "彼女"のそんな日常は、ダーカー襲来によりあっけなく引き裂かれた。
          当たり前だった暖かい日々は、あっさりと理不尽に蹂躙された。

          ――……そして、"彼女"は最期に、"あの日々"に戻ることを願った。

          ならば、彼女は想う。
          "彼女"が残したこの想いに、自分は何を報いることが出来るのだろう。

               *****

           場所は惑星リリーパ。採掘基地。
           背後の煙突からは、ダーク・ファルスの力と思われる黒い煙が天を衝くのが見えます。

           周囲は、限りなく、黒。
           全ては点。ダーカーという点により囲まれ、全てが黒く在ります。

           味方は、私を含め、たった12人。
           これより、この戦力でこの地を守らなければなりません。

          「……っていうか、これ無茶ぶりだし。逃げてもよくね?」
           隣にいる、全身白と黒が印象的なデューマンの男がそう呟きました。
           状況はまさに"絶望"。彼の気持ちも分からなくはありません。
          「しかし、逃げることはできません。」
           私は彼に答えます。
           我々の敗北は、破滅を意味するかもしれませんから。
          「いやいや、けど無理な時は無理じゃん?」
           彼のどこか諦観を秘めた瞳に……それでも私は決意で答えます。
          「それでも、諦めるのは……最後で、最期で、いいですから」

           正直、私だって、怖いものは怖いです。
           けれど……"彼女"は、最後まで、最期まで、願っていたのですから。

           ――……だからどうか、エーデルワイス(勇気)の花を、この手の中に。

          「では、一番槍……参ります!」
           私は、右手に槍を握り……迫る敵へ向かい、駆けだします。
           絶望を、理不尽を、この手の槍で、貫く為に。

           ――……だから、"いつか"。
           ――……だから、"誰か"。

           私に、笑いかけてくれますよね?
           ……あの日のように。
           ……あの陽のように。


      [1901] セラについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/01/11(Sat) 21:20:56)
        ・U R L/

          名前:セリス・セラティナ・セレスティア(キャラクター名:セラ)
          種族:デューマン
          性別:男
          年齢:25
          戦闘クラス:バウンサー×ファントム

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:命知らず
          特性:スロースターター
          特殊補正:コンディションマスター

          「お前さん、何焦ってんだか急いでんだか知らないが……
           明日でいいことは明日やる、程度でいんじゃね?
           あんま気張り過ぎてると……俺みたいになるぜ?」

               *****

           目の前の街には、既に無数のダーカー。
           住民の避難は済んでいるのかどうか……ま、俺には関係ねぇか。
           他のアークスの姿はまだ見当たらない。
           警報を聞きすぐ飛んできて正解だった。

           ――……アイツらは、俺の獲物だ。

           感情の制御なんざする気もねぇが、笑みが零れるのが抑えきれねぇ。
           さぁ、今日も、殺して、殺して、殺して、殺して、殺し尽くしてやる!

           キャンプシップより、俺は一人降下する。
           仲間なんざ要らない。横取りなんざ許すものか。

           早速何匹かのダーカーが俺を見つけ寄ってくる。
           俺はそれを左右二本の剣で斬り伏せる。

           ――……斬って、斬って、斬って、斬って、斬り刻む。

           知性なぞ無いだろうダーカーに、それでも俺は問いかける。
          「こんなもんじゃねぇだろ!? もっと抵抗しろ! もっと楽しませろ!」

           俺の叫びに呼応するように、次々とダーカーが押し寄せる。
          「中身、盛大にぶち撒けな!!」
           1匹斬り、2匹突き殺す。
          「愉快な断末魔、聴かせろよ!!」
           1匹フォトンブレードで蜂の巣に。
          「存在した事を後悔しやがれ!!」
           目の前の大型を、微塵斬りに。

           今日、ここに襲来したことが運の尽きだ。
           生かして返すなど、在り得はしない。

           ――……貴様らは、彼女の仇だ!

               *****

          白い肌に、白い髪のデューマンの男。
          服装も白と黒が基調であり、全体にモノトーンの印象を受ける。
          ……その髪の先端は、いつからか少しずつ黒く染まり始めている。

          昔はごく普通の何の特筆する事もないアークスだった。
          が、ある時、恋人をダーカーに殺されてから、彼は豹変した。

          自らの命すら顧みず、ただただダーカーを殺し尽くす日々。
          いつからか、その殺戮と闘争に愉悦すら覚え始めていた。
          アークス側ですら、彼を危険人物として監視していた程である。

          ある時、ある惑星で発生した大量のダーカーに対し出撃。
          彼はそれを殺し尽くそうと一人その惑星に降り立った。
          丁度そのタイミングで発生したアークスシップへのダーカー襲来も無視して。
          警報に帰還することもなく、彼はダーカーとの闘争を楽しんでいた。

          ――……襲われていたのは、彼の妹の住むシップだった。
          ――……彼女が死んだと知ったのは、全てが終わってからだった。

          全て失ったと思っていたが、この時、彼は本当に全てを失った。

          仇を討とうと戦ってきた。
          しかし、実質何も成してはいなかった。
          目先のモノだけ追っていたら、本当に何も無くなった。
          戦う理由も、意志も、何もかも粉々になった。

          だから彼は、ただ流されて生きることにした。
          行き場の無い殺意と、やり場の無い後悔を、ただ秘めながら。

               *****

           場所は惑星リリーパ。採掘基地。
           背後の煙突からは、ダーク・ファルスの力と思われる黒い煙が天を衝くのが見える。

           周囲は、限りなく、黒。
           全ては点。ダーカーという点により囲まれ、全てが黒く在る。

           味方は、俺を含め、たった12人。
           この僅かな人数で、あの数のダーカーを捌かなければいかんらしい。

           正直無茶だと俺は思う。
           ひとりの手で救えるものなんざ、成せることなんざ、ほんの一欠けらだ。
           それが12倍されたところで、結局たかが知れている。
           なら、成せないことは諦めて、成せることだけすればいんじゃね?
           それが今の俺の考え……戦う意志すら消え失せた、俺の偽らざる本音だ。

           けれど、もう戦端は拓かれた。
           正面には、敵へ突撃する桜色のパーツの女キャスト。
           ……正直、バカが付くほど真面目すぎるじゃん?
           嫌いじゃないが……あんまり関わりたくはない。
           ……が、それも手遅れだ。もう関わっちまった。

           ――……仕方なし。

           俺も彼女に続く。二本の剣を引き抜きながら。
           駆け抜け、目の前のダーカー達をひたすらに屠る。
           あぁ、この感覚、結構久しぶりかもな。

          「……言葉とは裏腹に、結構お強いのですね?」
           さっきの女キャストがふと声をかけてきた。
           お互い、戦う事はやめないながら、会話を交わす。
          「……俺とか雑魚だし。ここぞという時に限って何も出来ない俺とか、最弱じゃん?」
           そう、結局俺は何も出来なかったし、何も成せなかった。
           なら、そんな俺には「強さ」なんざ、これっぽっちも無いものだ。

           ま、けどさ、やる時はやるよ?

           ――……例えば、俺みたいになりそうなヤツを止める時とか、さ。


      [1924] シャーリィについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/01/11(Sat) 21:21:51)
        ・U R L/

          名前:シャーリィ・ライラ(キャラクター名:シャーリィ)
          種族:デューマン
          性別:女
          年齢:12
          戦闘クラス:サモナー×ファントム

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:天真爛漫
          特性:さびしがり屋
          特殊補正:徹底防御

          「わたしは楽しいことが好き。
           どうせ見る夢なら、楽しくて面白いのがいいなの。
           そのためにも……ねぇ、貴方も、一緒に遊ぼ?」

               *****

           その日、その時。
           わたしは死にかけていた。
           あのたくさんの黒いのに壊された街の中で。

           そんなわたしを助けたのは2つの声。

          「告⇒私は彼女を助けます。そうあれば、私の、そして彼の死は、無意味ではなかったと」
          「……わかったわ。私はその言葉を叶えるわ」

           消えゆく。薄れる。意識の中で。
           わたしは確かにそんな声を聴いた。

          「私は、貴女を彼女へ縁で結ぶ。私に出来ることは、そこまでで、それだけ」
          「謝礼⇒十分です。私には過ぎた最期です」

           それが、覚えているわたしの微かな記憶。

           ――もしかしたら、"夢"の出来事だったのかもしれないけれども。
           ――でも、もしそうだとしても、"悪い夢"じゃない……よね?

           次の目が覚めた時。
           わたしは壊れた街から出ていく小さな船の中にいた。
          「よう。チビスケ、目ぇ覚めたか」
           隣に居たのは、凄く目つきが悪くて、けど、凄く寂しそうな、白い髪のお兄さん。
          「……貴方が助けてくれたなの?」
           わたしの言葉を聞いたそのお兄さんは、面倒そうに頭を掻いた。
          「成り行きでな。まぁ、気まぐれだ」

           ――そして、わたしはまだ知らなかった。
           ――このお兄さんが、見続けている"悪い夢"を。
           ――そして、わたしの声が、このヒトにずっとずっと長く、届かないことも。

               *****

          長い緑の髪が特徴的な少女。
          どこか能天気な間延びした口調で喋る。

          約5年前、ダーカーに襲われた街にて救助された。
          その時より以前の記憶が凄く曖昧になっている。
          記録では12歳。また、その時に家族を全て失ったことになっている。
          本人はそのあたりを全く覚えていないのだが……

          また、その時を境にフォトン適性に目覚めた、らしい。
          これも本人は、それまでをあやふやにしか覚えていないため、急に目覚めたという感覚はないようだが。

          そして、その時から彼女にはもうひとつ、大きな「異常」があった。
          それは、彼女の中に、「もうひとつの人格」が居座っていること。
          彼女が「リーシャ」と名付けたその人格は、シャーリィ自身と共生し、そして、協力的でもあった。
          まるで、「シャーリィを守ることが使命である」かのように。
          とはいえ、リーシャ自身も記憶はないらしく、自身を「そういう存在だ」としか認識していないようだが。

          それと……彼女自身が知らない「異常」がもうひとつ。
          彼女は生まれつき、ある"特異な夢"を見る。
          その時を境に、それは更に"特質な夢"となった。

          眠る彼女は、"夢"を渡る。
          眠る彼女は、"夢"で遊ぶ。

          ……それは、彼女自身知らない、とある超常の少女との絆によるもの。

          そして……彼女は"悪い夢"を嫌う。
          そして……彼女は"悪い夢"を憂う。

          だから今日も彼女は手を差し出す。
          現実でも。夢の中でも。それを楽しくするために。
          「一緒に遊ぼ?」と。

               *****

          「:確認⇒それで、アークスになった……と」
           わたし自身の口から出るリーシャの声に、わたしは頷く。
           最初はお互い慣れなかったけど、今じゃリーシャとも綺麗に会話をできる。
          「うん! 他に行くアテも無かったし、なの」
          「:まぁ、フォトン適正にも目覚めたとのことなので、悪くはないと思いますが……疑惑⇒本音は?」
          「色んな見たことない星いけるの楽しそう!」
          「:ま、ですよねー」
           リーシャの呆れたような声。
           相変わらず失礼なの。
           リーシャはもっとわたしに優しくしてくれてもいいと思う。
           ……うん、まぁ、いつも色々助けられてはいるけど。
          「:忠告⇒シャーリィの基礎能力では、すぐに野垂れ死ぬのがオチです」
          「ひどいなの!?」
          「:私が身体サポートをするユニットを構築するので、常時装備しておくこと。いいですね?」
          「うー、わかったなの」
           そんなこんな言いながら。
           わたしはゲートエリアへ向かう。
           今日は初任務。
           ワクワクドキドキだ。
          「:確認⇒ところでクラスはどうしたのですか?」
          「クラス? サモナーだよ!」
          「:……凄く納得しました。色んな意味で」
          「どういうことなの!?」
           クエストカウンターでお姉さんの話を聞いて。
           キャンプシップとかいうのに向かう道に光が灯った。

           ――さぁ、冒険のはじまりなの!

          「……うん。リーシャ! 行こうなの!」
          「:勿論。付き合いますよ」

           わたしのとって、この世界は最高の遊び場!
           さぁ、一緒に遊ぼ?


      [1925] ウィンターについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/01/11(Sat) 21:22:43)
        ・U R L/

          名前:ウィンター・ガーデン(キャラクター名:ウィンター)
          種族:キャスト(シップ管制統括システム)
          性別:女
          年齢:52
          戦闘クラス:エトワール

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:天然
          特性:曇り好き
          特殊補正:コンディションマスター

          「私は皆さまと共に在り、皆さまを守り、皆さまを支えるのが使命です。
           この身は貴方の剣となり、盾となりましょう。
           だからどうか……貴方は、私を傍に置いてくれますか?」

               *****

           周囲を見渡す。
           相変わらずの、廃墟同然の街。
           崩れた建物や、あちこちにみられる爪痕は、戦いの跡。
           そこに人は誰もいない。
           全ての人が、ここを去った。

           ――ここは、私そのもの。

          「さて、今日もお掃除を始めましょう」
           言いながら、私は掃除道具を手に、唄を口ずさみながら、街を歩く。
           この街は、そのほとんどが40年近くも前の姿のまま。時間を止めたように。
           街のシステムはほとんど動いていない。
           それもそのはず、このシップはほとんどすべての機能を眠らせている。
           そうしなければ、航行もできないほどに、損耗している。
           ただ、延々と航行しながら、私はこの街を直す。
           少しずつだけど。それでも確かに。
          「さぁ、明日こそ誰かお客様を迎えられますように」
           こんな状態ではあるけれども。
           最高のおもてなしが出来るように、私はこの街を維持する。

           ――いつか、貴方がここを訪れる時のために。

           ――いつか、貴方がここに帰ってきた時のために。

           私は……この街を預かるメイドなのだから。

               *****

          冬の船と呼ばれる、他に誰もいない居住シップを守るメイド姿の真っ白いキャスト。
          その正体は、冬の船……正式名称ウィンター・ガーデンの管制統括システムである。
          仮初の身体を構築し、そこへシステムの根幹を宿すことで、自立稼働をしている。

          その冬の船は、現在彼女自身の所有物として登録されている。
          何故なら、彼女以外に住人がいないから。

          船は、今から約40年程度前に、ダーカーにより襲撃され、その機能の大半を失った。
          同型の姉妹船は沈黙し、彼女自身の船の住民も全ての生存者が退避した。
          船の防衛機構にて最後の足止めとし……相打ちののち、残されたのは解けることのない待機命令。

          姉妹達がどうなったのか、住人達がどうなったのか。
          その結末すら知らず、彼女は、"ただそこに在る"だけの存在へと成り下がった。

          それでも彼女は待った。
          船のほぼすべてをスリープさせ、最低限の航行のみを行いながら。
          40年を。ただ独り。

          契機は、マザーシップにおける、アークスとルーサーの激突。
          その時、アークスは従来のマザーシップを失い、その管理権限の全てがシャオの移る。
          故にオラクルのシステムは更新され……

          ――そして、故に、彼女の待機命令が白紙となる。

          "時が来た"のだと彼女は想った。
          しかし、予想していた迎えるべき者は誰もおらず、もてなすべき客人も誰も居なかった。

          ――スリープが解け、漸く見渡すことのできた世界には……
          ――しかし、彼女の知るモノは、誰も居なかった。
          ――ヒトも。船も。

          彼女は理解した。
          40年前のあの時。
          力が及ばなかったゆえに。

          ――自分は結局、置いていかれたままだったのだ、と――

               *****

          「準備よしっと」
           そう独り言を言いながら、私はキャンプシップに乗り込む。
           余りに長く独りだったせいか、どうにも独り言が多くなった気がする。
           さて、それはともかく。
           これより向かうはアークスシップの一隻。
           昔スプリング姉さんに教えてもらった方法で自立稼働する私は、こうして自身の船の外へも出られる。
           もっとも、その間は自身の船が全てオートモードになるから、余り褒められたことでもないのだけれども。
           けれども、私にはそうする理由がある。

           ――私は連れていってもらえなかった。
           ――でも、それなら、私が追いつけばいい。

           幸い、私はこの身をフォトンで稼働させており、フォトンの装備を身にまとう。
           ならばこれは、フォトンを操るアークスの方々と似た権能。
           そう、私はアークスに混ざって行動することとした。
           彼らは星々を駆け巡る。
           ならば、そんな彼らと一緒に居れば、いつか私の知る誰かを見つけられるかもしれない。
           もちろん、可能性が低いことはわかってる。
           それでも私は……

           ――それでも私は、きっと、探さなければならない。
           ――私自身の、このココロが壊れてしまわないために。

          「探索も、戦闘も、慣れないことだらけですが……頑張りますか」
           身体はツクリモノであろうとも……きっと、このココロは私のもの。
          「願わくば、私のココロが、貴方へと続く道と成りますように」
           このココロに燻る想いと共に……きっと、"果て"などない私の旅は始まる。

           ――そして、その時の私はまだ知らない。
           ――この物語が、一隻の船を見つけた時、大きく動き出すことを。

          『……お友達にならない?』

           ――その言葉を、私はまだ知らない。


      [1926] ナナシについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/01/12(Sun) 20:37:58)
        ・U R L/

          名前:卯月紅蓮(キャラクター名:ナナシ)
          種族:キャスト
          性別:男
          年齢:享年24(35)
          戦闘クラス:ブレイバー×レンジャー

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:勇者気質
          特性:逆境好き
          特殊補正:激昂

          「例えば譲れない信念。例えば浪漫愛する心。例えば身勝手な渇望すらも。
           全部全部、ヒトが自身を"ヒトたらしめん"ことに大事なことじゃあないか。
           じゃぁ、アンタが掲げる正義は何だ? 教えちゃあくれないか?」

               *****

           ああ、負けた。
           ああ、くそ。俺は負けたんだ。

           時間を稼げた、とか。
           逃がすことができたヤツも居たとか。
           んなこたあ関係ない。
           俺の背後には、まだ守るべきヤツがいて。
           ここに戦えるヤツぁもう俺しかいなくて。

           そして、俺はこうして地に倒れて、命散る寸前ときたもんだ。

           これが「敗北」じゃなく、なんという?

           こうして俺が無様に野垂れ死んでる時にも、ダーカーどもは……街を、人を、蹂躙しているだろう。
           これほど最悪な最期が、あっていいだろうか?

          「力が欲しいですか?」

           唐突な声。
           見上げると、そこにいたのは、全身紫色の奇妙な男。

          「失礼。"このまま終わりたくない"といった顔をしていたもので」

           男は、口元を吊り上げながら、しかし笑っていない濁り切った目でそう言った。

          「私の「実験」に付き合っていただければ、「次」を迎えられることを約束はしますが?」

           あぁ、くそ。
           あぁ、ちくしょう。
           理解した。しちまった。

           ――こいつは、悪魔だ。
           ――そして、俺はその取引に乗るしかねぇ。

               *****

          傾奇者の装束を纏い、頭には笠を乗せ、いつも煙管を咥えている男。

          アークスシップダーカー襲来の際、ある区画の最終防衛線を守るために残った最後のひとり。
          その戦いで、彼は、若干の時間と引き換えに、その命を散らした……はずだった。

          そんな彼を拾ったのは、ひとりの狂科学者。
          彼は、死と引き換えに、その狂科学者の「試作品」として作り替えられた。
          無念のまま死ぬよりマシだと、彼はそれを受け入れた。

          アークスデータ上では、彼は既に死人だった。
          故に彼は「名無し」を名乗る。

          次こそは勝つために。
          次こそは守るために。
          彼は戦場を渡り歩く。

          それと……もうひとつ。

          彼は、その身体のほぼすべてを機械のパーツへと置き換えられた。
          故に、彼は「ヒトだった頃」の感覚を喪失した。

          それは、徐々に、徐々に、彼の心を蝕む。

          ――俺が好きなモノは、何だったか?
          ――俺が信じるモノは、何だったか?

          少しずつ、確実に、ヒトとしての感性を失いながら……
          それでも、ヒトとして在り続けるために。
          魂在るモノへと、問いかける。

          ――その掲げる正義を。
          ――その愛する浪漫を。
          ――その渇望する望を。

          ――俺にも教えちゃくれねえか?

          そう、問い続ける。

               *****

          「貴方は……楽しそうにしている言動とは裏腹に、随分つまらなさそうにしていますね」
           同行者の少女は、俺に向かってそんなことを言った。
           驚いた、とでもいえばいいのだろうか? 俺の感情がその言葉に値するかは最早わかんねーが。
           いやはや、よく見ていやがる。
          「気のせい、っつーことにしといてくれねえか?」
          「……そうですか」
           少女は引き下がりながらも……

          「それなら、私が食事をしているところを見ながら、そんな顔をしないほうがいいですよ?」

           思わず、自分の顔を掴んだ。

           あぁ、そうさ。
           俺のこの身体はもう、飯を食うことすらできねぇ。
           自分が、何を嗜好としていたのか、それすら思い出せねぇ。

          「俺、そんな顔してたかねぇ?」
           務めて軽い調子で俺は問う。
          「……酷い顔でしたよ」
           少女は重く答えた。

           あぁ、そうかい。

           なぁ、ところでこれは、俺は……
           この飯を楽しむことすら喪失したことを嘆けばいいのか?
           それとも、それを嘆く心がまだあることに安堵すればいいのか?

           目の前の少女を見る。
           まだ、幼さすら顔に残す少女を。

           なぁ、例えばこの少女に、俺は言っちまっていいのだろうか?
           俺に残されてる、「確かな俺の願い」を、言っちまっていいんだろうか?

          ――"いつか俺がヒトでなくなった時、俺を終わらせてくれ"、なんて。

           なぁ、誰か。
           俺の願いを聞いてくれよ。


      [1927] エンデについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/03/23(Mon) 23:53:26)
        ・U R L/

          名前:アルカディア・エンデ(キャラクター名:エンデ)
          種族:ニューマン(ハーフ)
          性別:男(精神的には中性)
          年齢:28
          戦闘クラス:ヒーロー

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:先輩肌
          特性:小型狙い
          特殊補正:復活支援

          「物語は語るわ。嘘も、真実も……多くの人へ知らしめる。
           その中では人は……英雄に、ヒロインに、そして或いは悪役にだって成れるわ。
           だから、さぁ、貴方が演じるその役割……アタシが語ってあげるわ」

               *****

           僕は中途半端だ。

           ニューマンとヒューマンのハーフとして生まれた。
           身体的には男だけれど、精神的には男でも女でもなく。
           フォトン適正があるけれども、自由自在に操れるほどの才能はない。
           頭は良くもなければ悪くもない。運動も苦手じゃないけど得意じゃない。

           そんな、「何者でもない者」が……僕。

           そんな僕は、そんな僕だから、何にも属せなかった。
           誰とも仲よくなれなかった。

           そんな僕が好んだモノは……創作物の世界。

           好きな小説があった。
           好きな漫画があった。
           好きな映画があった。
           好きなゲームがあった。

           その中では僕は……
           最強の英雄になれた。
           悲劇のヒロインになれた。
           頭脳明晰な名探偵になれた。
           スタジアムの王者になれた。
           冷酷な殺人鬼になれた。
           残虐な暴君になれた。

           ――だから、僕は、物語が好きだ。

           ある日の事。
           僕の住む居住シップがダーカーに襲われた。
           小規模な襲撃で、特に大きな損害もなく、大してニュースにもならなかったソレ。

           その中で……僕は出会ったんだ。

          「よう、大丈夫か?」
          「間に合ったようで何よりだわ」

           颯爽と現れ、逃げ遅れそうになった僕を助けたその集団。
           それは、アークスと呼ばれる集団。

           ――物語のヒーローは……現実世界に存在した。

               *****

          パーマのかかったロングヘアに、まるで閉じているかのような細い目が特徴の男。
          背の高い帽子と、丸いレンズのサングラスがトレードマーク。
          中性的なファッションを好み、女性的な口調を好んで使う。

          アークスではあるが、その活動には余り積極的ではない。
          どちらかといえば、他のアークスに同行するような行動をすることが多い。

          その実態は、新進気鋭のマルチクリエイター。
          特に小説や漫画といった物語の創作を行っている。

          ニューマンではありながら、ヒューマンが半分混じっており……
          男として生まれたが、精神的にはむしろ女性寄り。
          そんな、周囲からは浮く「異質」でありながら、誇れるような特徴もない。
          そんな年少期の彼は、周りに馴染めず孤立していた。
          そして、そんな彼は、創作物の世界の中へと閉じこもった。

          そして……ある時、偶然でありながら劇的に。
          彼は……「ヒーロー」と出会った。

          彼は知った。

          ――……自分は何者でもない。
          ――……自分は何者にもなれない。

          ――……けれども……

          ――……「物語のヒーロー」は、ちゃんと居るじゃないか。

          漸く彼は、「自分以外」に目を向けて。
          そして「世界という物語」を好きになり。

          それを自分なりに記し、残すため……
          剣と、ペンを、手に取った。

               *****

           華麗なる衣装に身を包み、華麗なる武器をこの手に持って。
           これはアタシなりの「物語への敬意」。
           関わる物語へ、脇役とはいえ登場するには、これくらいの「演技」は必要じゃない。

           もう言葉だって偽らない。
           好みだってもう隠さない。
           アタシも、「物語の中」に居るんだから。
           この程度の役割は、いただくわ。

           アタシは物語が好き。
           そこには最強の英雄が居る。
           そこには悲劇のヒロインが居る。
           そこには頭脳明晰な名探偵が居る。
           そこにはスタジアムの王者が居る。
           そこには冷酷な殺人鬼が居る。
           そこには残虐な暴君が居る。
           みんな、みんな、愛してる。

           だから、アタシは、見る側から、作る側へ。

           もちろん、現実そのままで、っていうわけにはいかないけれども。
           こんなヒーローがいたって、少し脚色して描くのは悪くないじゃない。

           ――……さて……同行する"貴方"へ目を向ける。

           貴方はどんなヒーローかしら?
           貴方はどんな物語を描くかしら?

           そんな貴方をモデルに……アタシは更なる物語を描いてみせるわ。

           だからお願い。

           ――……存分に、魅せてちょうだい?


      [1928] レイスについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/03/24(Tue) 00:41:42)
        ・U R L/

          名前:なし(キャラクター名:レイス)
          種族:デューマン
          性別:女
          年齢:不明
          戦闘クラス:ファイター×ハンター

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:命知らず
          特性:ツンデレ
          特殊補正:臨戦態勢

          「無駄だ。アンタが何を言おうと俺はこの任務を遂行する。
           ああ、そうさ。その結果、俺が命を落とすことになろうとも、だ。
           それで……俺の価値が証明されれば……十分すぎる戦果だろう?」

               *****

          「何故だ……」
           俺の目の前で崩れ落ちる彼女。
           "外の世界"で数度か出会っただけの仲。
           ましてや、さっきまでは俺が殺そうとしていた相手。
          「どうしてだろ……? 死んでほしく、なかったから……かな?」
          「俺は……お前を、殺そうとしたんだぞ……?」
          「でも、殺されなかった、じゃない」
           そう、俺は、彼女を殺せなかった。
           確実に殺せる状況だった。
           でも、どうしても、殺せなかった。
           俺は、犯罪組織の殺し屋で。
           彼女は、それに命を狙われたアークスで。
           それだけの関係のはずなのに。
           そして、任務を果たせず、囚われる寸前の俺を、組織は殺そうとして。

           ――そんな俺を庇って、彼女は倒れた。

          「それで、お前が倒れて、どうすんだよ……!」
          「ホントに、ね……」
           彼女を襲ったのは、組織の使う即効性の毒だ。
           今この場で解除する術はなく、既に運命は決している。

           ――結果。俺は生き残って。
           ――結果。彼女は死ぬ。

          「あ、そうか……」
           彼女は微笑んで、最期に告げる。
          「"何故か"って……うん、わかった」

          「友達だから、だよ。きっと」

           ――それが、「彼女の最期の言葉」だった。

               *****

          厚いフードと外套で身を覆った小柄な女。
          片目を眼帯で隠している。

          出自は不明。
          物心ついたころには、すでにある犯罪組織に「飼われて」いた。
          そんな彼女に組織が与えた役目は、「使い捨ての殺し屋」。

          ただ、任務を果たすことで有為であることを示し、捨てられずに済ます。
          それが、彼女の「当たり前の世界」だった。

          しかし、例えば任務に出た最中。所用で街へ出た時。
          そんな時に……彼女はひとりのアークスと何度か出会った。
          それは、完全に偶然な出来事ながら……
          そのアークスの人当たりの良さ故に、顔を合わせれば声をかける程度の仲にはなった。
          それは、彼女にとって……完全に「未知」の関係性だった。

          ……そして、契機はひとつの任務。

          組織にとって都合の悪い情報を握ったアークスの始末。
          そして、そのアークスというのが……その「顔見知り」のアークスだった。

          殺そうとした。
          が……どうしても、彼女は、殺せなかった。

          そして、任務を失敗し、アークス達に囚われる寸前……
          組織は、彼女を「捨てる」。
          その為の必殺の一撃を……

          ――その身で庇ったのは……「友達」、だった。

          生き延びた彼女は……その身を翻し、アークスへと属した。

          そして、彼女はアークスの中で、ただただ戦果を上げる。
          「自分を助けた彼女」が、「庇った意味」の在処を証明するために。

          ――戦うということ、それ以外にそのやり方を知らないから。

               *****

           目の前には、モノアイセンサーで目を隠した男。
           そいつは「アークス特別管理官」などと名乗った。
          「本来ならば、キミは罪人として扱うべきなのだがな」
          「だろうな……で、結局俺をどうするんだ?」
           俺はその言葉に頷きつつ……訊き返す。
          「なに、取引をしたいだけだ」
           その言葉で、俺は凡その意図を察した。
           つまりは、一種の司法取引のようなもの。
           そして、俺が差し出せるものといえば……
          「……要求は何だ?」
           凡そわかっていながら、俺は訊く。
           これは、俺にとっても、最も都合がよい展開だ。
          「話が早いな」
           男は少しだけ口元を吊り上げた。
          「キミは例の組織に強制されていただけだと理解した。故に、その罪は問わないことを提案する」

           ――さて、俺は、俺の価値をできるだけ高く押し売らなければならない。

          「代わり、その力をアークスの……更に言えば私の元で振るいたまえ」
           思った通りの要求に、俺は笑いそうになるのを堪える。
          「要は、所属が変わるだけで、今まで通りのことをしろということだな」
          「任務内容は、純粋な"殺し"ではなくなるがね」

           ――ここから、俺は、俺の価値を証明し続けなければならない。

           少し、敢えて沈黙を置いてから……俺は頷く。
          「いいだろう。乗った」
          「取引成立だな」
           男が手を差し出した。
           それが、「握手」を求めているのだと理解するのに、少し時間がかかった。
           漸く俺が手を握り返すと、男がふと口にする。
          「そういえば、名を聞いていなかったな」
           名前……
           俺には名前がない。
           これまでは、その場その場で偽名を名乗ってきた。
           "無い"と答えようとしたところで……ふと。

           ――思い浮かんだのは、「彼女の名」。

           レインリリー・ステイシア。
           その名を、少しだけ借りる。

          「……レイスだ」
           咄嗟に出たのは、そんな名だった。

           レインの名をほんの少しだけ借りつつ。
           そして、死に損なった亡霊である自分に、お似合いな名。

           ――俺は、この名で証明する。
           ――彼女がその命で生かした俺に、価値が確かにあるということを。

           ――彼女の死に、意味はあったということを。


      [1929] アイゼンハルトについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/04/04(Sat) 22:41:13)
        ・U R L/

          名前:愛染遥人(キャラクター名:アイゼンハルト)
          種族:ヒューマン(覚醒地球人)
          性別:男
          年齢:17
          戦闘クラス:ヒーロー

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:勇者気質
          特性:スロースターター
          特殊補正:激昂

          「そうだよ。本来この世界のことなんか、俺には関係ないはずだった。
           でも……それでも……知ってしまったなら、関わってしまったなら……
           このまま見過ごすなんて、出来ないじゃないか!!」

               *****

           嘘だ。
           嘘だ。嘘だ。嘘だ。

           目の前に倒れているのは、研修クエストで同行してから、よくつるんでいた友人2人。
           俺が攻略サイトで手に入れた情報を語った程度で、俺を英雄視なんかしちゃったヤツら。
           きっと俺の「アイゼンハルト」ってキャラ名が、現実の本名だなんて思いもしてないだろう、と。
           ランダムで作ったキャラが、現実の俺そっくりなんて、想像もしてないだろう、と。
           そんな、このPSO2というゲームを共に遊んでいる仲間で……

           違う。
           俺が、そう思っていただけだ。

           ――2人とも。
           ――今、俺の前で死んでいる。

          「そうだ。ムーンアトイマイザーで……」
          「もう無理だ」
          「クエストを破棄すればロビーに……」
          「破棄すれば任務失敗で2人は無駄死にじゃん?」
          「ログアウトすればきっといつも通りに……」
          「ろぐあう……?? なんだそりゃ?」

           俺の、そうであってほしいという願望は。
           居合わせたベテランっぽいアークスに次々と否定される。

          「割り切れねーだろうし。割り切っちゃいけねーが……それでも、こんな世界だ。よくあることだ」

           そのデューマンの男の言葉に……
           
           ――ガラガラと……俺が信じていた世界が、音を立てて崩れた気がした。

           俺は、何も考えられないままにメニューを開き……
           ログアウトを押した。

           ――死んだ2人を残したまま……
           ――ほかの仲間を残したまま……
           ――俺はただ……逃げた。

               *****

          目立たない容貌の、地球の学生服姿の上から防具を身に着けた少年。
          黒髪の先を、僅かに茶色に染めているのが特徴。

          普段の彼は、地球の普通の高校生である。
          PSO2というゲームを通して、オラクルへと「ログイン」している。

          ゲームだと思いながら、アークスのクエストを仲間とこなしていたある日……
          とある高難易度のクエストで、その悲劇は起きた。

          ――ゲームを始めた当初から、よく同行していた仲間2人が、死んだ。

          2人もプレイヤーだと思っていた。
          しかし、そこにあったのは、リアルな死で……

          ――PSO2が「別の現実」である可能性に思い至った時……彼は「現実」へ逃げ出した。

          それでも。
          何も考えずに、「現実」で過ごす中……
          頭の中に過ぎるのは、2人の仲間の死。
          そして、未だ戦っているのだろう、他の仲間たちの顔。

          無理だった。
          彼は、「忘れられる」程、強くなかった。

          気付けば、再び訪れていたSFな世界。

          ――「現実」では何の取り得もない自分だが……
          ――「この世界」では、紛いなりにも戦うことができていた。
          ――それならば……

          ――死なせずに済んだ未来も、あったのかもしれない。
          ――或いは、これから死なせずに済む、誰かが居るかもしれない。

          今も戦っているだろう仲間の元へ……彼は走る。

               *****

           そのキャストの女性へ襲い掛かろうとしたダーカーへ、銃弾を叩き込む。
           この、恐怖と、後悔と、それと不思議な高揚を誤魔化すように、狂ったように叩き込む。
           そんな俺へ振り向いて、彼女は少し驚いた顔を見せた。
          「貴方は……あのまま逃げ出したものだと思っていたのですが……」
           彼女のその言葉を受け、俺は唇を噛む。
          「逃げたよ! 逃げたさ! ガタガタ震えてただ逃げ出したさ!」

           そうだ。
           言い訳のしようもない。
           俺はあの時、ただ2人の死がただ怖くなり。
           まだ戦っている仲間を全て見捨てて逃げ出した。

           ネットゲームでだって、「途中抜け」はマナー違反だ。
           ましてやリアルに殺し合いの世界に居る彼女らにとっては、完全な「敵前逃亡」だ。
           それだけのことを、俺はした。

           ……けど。

          「……けど!」

           ……だけれども。

          「……だけれども!」

           ――俺は叫ぶ。
           ――自分自身へと、その言葉を叩きつける。

          「知ってしまったなら! 理解してしまったなら!」

          「最善を尽くすしかないじゃないか!!」

           最低のクズにはなりたくないから。
           俺はもう――逃げられない。

           だから……そうさ。
           ああ……いいだろう。

           ――……もし、この手が届くなら。
           ――……もう、世界だって救ってみせる。


      [1930] サクラについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/04/07(Tue) 21:19:45)
        ・U R L/

          名前:サクラ(キャラクター名:サクラ)
          種族:幻創体
          性別:女
          年齢:不明
          戦闘クラス:ファントム

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:ドジっこ
          特性:幻創種狙い
          特殊補正:徹底防御

          「夢、希望……貴方は、"ただの幻想"と嗤いますが……
           "ただの幻想"だって、いいじゃないですか。
           だから私は繋いでみせます……"ソレ"は簡単に壊れるモノじゃ、ありません!」

               *****

          「……なにこれ」
           いつもの東京の街。
           日の暮れた夜の中。
           街の明かりはいつも通りに、しかし通りには誰も居ない。
           そんな「非現実」の中、私はただ困惑する。
          「……なんなのこれ!」
           現れたのは、まるでホラー映画から出て来たような化け物達。
          「……この化け物たち……なんなの……」
           そして、何よりもおかしいのは……

          "それを切り伏せた、私自身"。

          「はは……」
           乾いた笑いが出る。
           この手には大太刀。
           着ている服も、直前に着ていたはずのものではなく、どこかのゲームで見たような姿。
          「……この服、最近やったレトロゲームの恰好だし……」
           あるゲームの主人公キャラとして選択可能なヴィジュアルのひとつ。
          「なんなのこれ……」
           そんな、唐突な「非日常」に……私はただ、困惑するしかなかった。

           しかし、これは夢でもなんでもなく。
           状況は動く。
           再び迫る化け物達。
           意味の分からなさに、心が折れそうになり……
           そして、折れた途端に、私はこの意味不明な現実に喰われて死ぬのだと理解できた。

           ――終わり。

           そう思ったその時……

          「そこの人、下がれ!!」

           その場に響いた声。
           その場に飛び込む人影。

          「さーて、来な! 幻想のバケモン!」

           私を守るように立ち塞がり、啖呵を切ったその人達は……

           ――私が、PSO2という「ゲームの中」で出会ったはずの、キャラクター達だった。

               *****

          地球のあるゲーム風の恰好をした、赤い髪の少女。
          ヒューマンだが、あるキャストの女性と非常によく似た容貌。

          彼女は、地球の東京で、街を彷徨うようにひとりで過ごしていた。
          家族は分からず、知り合いも居らず、1年より前の記憶がない。

          そんな環境故に、生きるのに精いっぱいの中……
          見出した楽しみは、「ゲーム」という娯楽。
          そして彼女は「PSO2」というゲームに辿り着く。

          現実さながらの世界に、その世界の登場人物として降り立つ。
          その世界で出会った幾人かの人と交流を持ち。
          そして……

          現実の世界で、幻創種との遭遇。
          アークスの展開した隔離領域に「囚われた」。

          その時判明した事実。
          PSO2はゲームなどではなく。
          そして自身は「誰かの模倣」に過ぎない幻創体で。
          そして、そんな自分に帰る場所はなく。

          けれど、ゲームだったはずの世界で。
          彼女は既に確かな「人との関わり」が出来ていて。

          ――その僅かな繋がりを、その手に繋ぎ。

          彼女は、新たな世界で、その一歩を踏み出した。

          ――こうして、「ちょっと変わった新人アークス」の物語は、始まった。

               *****

           目の前には巨大な幻創種。
           後方には隔離の壁。
           この壁を突破されてしまうようなことがもしあれば、きっとこの街には大きな被害が出る。
          「準備はいいかい?」
           隣に立つ青年が私にそう声をかけてきた。
          「大丈夫だ。私も居る」
           私達の前で剣を構える女性もそう言った。

           ――うん。大丈夫。
           ――もう私は何も知らなかった私じゃない。

          「大丈夫ですよ。もう初陣っていうわけでもないんですから」
           そう、私は2人に返した。

           カタナを握る。
           もう、「あの隔離領域」の中で、「何も知らずに力に振り回されてた」私じゃない。
           戦う力は、ここにある。

          「来るぞ!」
           青年がその手の銃を目標へ向けた。
           まるで竜のように変形した電車の幻創種。
           それが、本当の竜のように咆哮を上げる。

           ――大丈夫。
           ――怖いけど。怖くない。

          「私が先陣を切る!」
           女性が勢いよく飛び出した。
           戦闘開始の合図のように。

           ――私は救われた。
           ――だから、私なら救える。

           それじゃあ。
           優しい"幻想"を守るための戦いを。
           此処に、始めましょうか。


      [1931] ココについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/06/17(Wed) 20:07:13)
        ・U R L/

          名前:ココ(キャラクター名:ココ)
          種族:デューマン(デューマンのDはドッグのD、よくわからんけど)
          性別:メス
          年齢:たぶん1〜2歳
          戦闘クラス:ファイター×ファントム

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:目立ちたがり
          特性:さびしがり屋
          特殊補正:ヒューマン好き

          「大好きなひととか、大事な場所とか、あったはずなんだけど……
           なんか、もやもやしたみたいに思い出せない。
           ……けどまぁ……とりあえず、ご飯食べてから考えよっか!」

               *****

           うーん。ここどこだろう。
           っていうか、わたしだれなんだろう。
           困ったな。名前しか覚えてないぞ?

           ……とりあえず周囲見渡す。
           うん。壊れかけてる街。
           いっぱい黒いのに襲われてるね。

           なんか、隙が出来たから、けんきゅーじょってとこから逃げてきたけど……
           これどういう状況なんだろー?

           って、あ!
           あそこ! 襲われてる人がいる!
           危ない!

           わたしの爪で、黒いのやっつける!

          「えーっと、大丈夫?」
           わたしがそう訊くと、ぜぇぜぇ言ってるその人はなんとか頷いてくれた。
          「すまん。助かった。救援か?」
          「えーっと……たぶんそう? よくわかんないけど」
          「良かった……正直手持ちの武器だけじゃ、対処しきれなくてな」
          「えーっと、手伝えばいいのかな? よくわかんないけど」
          「おう。あんま詳しい状況説明する暇もなくすまんな。ひとまず同行してくれると助かる」
          「わかったぞー」
           どうやらこの人、あの黒いのと戦ってる人みたい。
           とりあえず、ついていけばいいのかな?
           よくわかんないけど。

           あ、そういえばお腹すいたぞ。

               *****

          犬である。たぶん、柴か秋田あたりの。

          どこかの誰かに飼われていたはずだが、Eトライアル的にキャプチャーされた。
          その後、何かの実験施設で今の人間のような姿に変えられたとか。
          たぶん、トランスエネミーとかなんかそんな感じに。

          脳構造も変わってしまった影響なのか、この姿になる前のことがほとんど思い出せない。
          どこにいたのか。誰かに飼われていたのか。
          帰らなければならないところがあるはずなのだが、そこがどこなのかもわからない。

          そんな感じで、どこかの悪い(?)研究所に囚われていた彼女だったが……
          その研究所があったシップがダーカーに襲われ、その騒ぎに乗じて逃げ出した。

          だが、哀しいことに彼女は頭がよくなかった。
          そう……逃げたところでどうすればいいのかがわからなかった。

          だから、とりあえず目についたダーカーに襲われていたアークスを助けた。
          そして、そのアークスは彼女を救援だと勘違いした。
          即ち、彼女は勢いでアークスにそのままついていった。
          自覚ないようだけどフォトンの才能あってよかったよもうホントに。

          で、そのままそのアークスについていって……ノリと勢いで気付けばアークスになってた。
          うん、よくわからん。

          とりあえずその後のことは、ご飯を食べてから考えることにした。

          …………で、ご飯食べたら何しようとしてたのか忘れた。

               *****

           えーっと、今日も元気にがんばるぞー!
           とゆーわけで、出撃なのだ。

           わたしがアークスとかいうのになって、けっこう経った。
           たぶん、1か月とかそれくらいは少なくとも?

           アークスの人達はみんな優しい。
           みんなわたしを生暖かい目で見守ってくれる。
           そんなみんなの期待に応えるために、今日もわたしはがんばるのだー。

           よし、キャンプシップが到着したみたいだぞ。
           それじゃあ、任務開始なんだぞ。

           ……そういえば、今日の行先聞いてなかったや。
           ここ、どこなんだろ?
           ま、いっか。
           聞いてもよくわかんないし。

           それじゃ、はりきってテレプールに飛び込めー!


           …………
           …………


           ……そして地上に転送されたわたしが見たモノは……

           ――『惑星地球・東京エリア』――


           …………?
           …………あれ?

           わたし、ここ、昔来たことある気がするぞ?


      [1932] ディスについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/06/22(Mon) 20:59:01)
        ・U R L/

          名前:"This"(キャラクター名:ディス)
          種族:ダーカー?(侵食ニューマン)
          性別:女
          年齢:16
          戦闘クラス:エトワール

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:病弱
          特性:ダーカー狙い
          特殊補正:徹底防御

          「私は"ディス"。本当の名前は忘れたから自分をそう呼んでる。
           こんなだけど、私はキミの敵ではないと思うんだ。
           だから武器を降ろして……じゃないとキミを喰うしかなくなっちゃう」

               *****

           ――……それは、微かに残っている記憶……

           その日、わたしは確か、パパとママに連れられて、お出かけしていた。
           出先でたまたま友達と会って、何気ない会話をしたはず。

           そんなパパとママ、それに友達の名前も顔も、思い出せないけれども。

          「×××××」

           ママがわたしの名前を呼んでくれた時だったことを覚えてる。
           その呼んでくれた名前は覚えてないけど。

           ――……わたしの世界が、揺れた。

           突然の轟音。
           騒ぎ出すまわりの人たち。

          「緊急警報は鳴ってないはずだぞ!」
           誰かがそう叫んだのを聞いた。

           ダーカー。
           そいつらはそう呼ばれるらしい。
           そいつらが、わたしの世界を壊しにきた。

           ――……まず、世界は燃えて。
           ――……それから、黒く染まった。

           気付いた時には、わたしは世界でたったひとりになっていた。

               *****

          黒衣に身を包んだ少女。
          その髪は紫に染まり、変異した瞳を隠すように仮面を被る。
          その姿は、まるで人の姿をしたダーカー……ダークファルスのようである。

          「イラー」という名の居住用シップが、ある時ダーカーに襲撃され放棄された。
          彼女は、その船の住人だった。

          彼女の不幸は主に3つ。

          フォトンを扱えたこと。
          たまたま武器ともなるフォトン製品を拾ったこと。
          ……ダーカーを倒せてしまったこと。

          そして彼女はシップ唯一の生存者となった。
          しかし、シップからの脱出する手段は無く、シップは完全に闇に侵食された。

          たったひとり、ずっとずっと、抗った。
          死にたくない、ただその意志だけで。

          友人の、家族の、そして自分自身の名前すら忘れるほどに、長く独りで。

          今もシップを侵食し続けるダーカーを、逆にその因子を喰い返し。
          時にそのダーカーの身すらを血肉とし。
          忘れてしまった自身の名前の代わりに、自身を「This」と呼び。

          ただ、生きた。

          そんな暗闇の檻の中で。
          ある日彼女は……

          外の世界を思い出すこととなる。

               *****

           今日は快晴。
           あの赤い雨は降ってこない。
           空は綺麗な黒だ。
           反転した街の残骸がよく見える。

           やることのない私は、とりあえず目的もなく歩く。
           最近はこのあたりもダーカーが減った。

           ほとんど私が喰ったか、もっと大きなダーカーに「統合」されたかだ。

           この船のダーカーは、たぶん、元は「同じモノ」。
           だから、全てを喰い尽くしたあとは、ひとつになろうとする。
           その因子を取り込んでいる私には、なんとなくわかる。
           そんな私も、きっともう、この船の「一部」なんだと思う。
           それが、ダーカーとしてか、船の住人としてか……それはともかく。

           ――ほかの全てのダーカーを喰い返したら……
           ――私もこの船とひとつになるのだろうか。

           それは嫌だ。
           私は消えたくない。死にたくない。
           けど、きっと、考えても仕方がない。

           ――私の世界は、もう変わらない。


           ……不意に。
           ……何か、大きな音がした。


           気になって、そちらへ足を向ける。
           今のは大型ダーカーの「砲撃」が何かを壊したような音。
           でも、このあたりにはもう「壊れるようなモノ」はなかったはず。
           そう思いながら向かった先に居たのは……

           ――武器を持った3人組。

          「……騒がしいと思ってきてみれば……」

           独り言のように口にしながら、私は自分の唇を噛む。
           私は彼らを知っている。
           "私を殺し得る者"だ、と。

          「……アークス」

           でも、私は彼らを知らなかった。
           "私を救い得る者"だ、と。

           ――私の世界の、運命の扉が……開かれる。


      [1938] ケイスリーについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2020/12/20(Sun) 22:36:55)
        ・U R L/

          名前:K−3(キャラクター名:ケイスリー)
          種族:キャスト(?)
          性別:男性人格
          年齢:不明
          戦闘クラス:ハンター×ラスター

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:目立ちたがり
          特性:閃機種狙い
          特殊補正:ニューマン好き

          「思い出せませぬが、この身は使命を帯びていたはずなのです。
           それは、"果たさねばならぬもの"であり、"果たしてはいけないもの"であったはず。
           その矛盾が私を突き動かすのです……"手遅れになるぞ"、と……」

               *****

          「そ×……やっぱり、貴◆〇私を「倒×」に来た&ね」
           哀×そ×に……?女△そ×言?〇×た。
          「取り繕×こと△×〇せぬ。そ&通り□=」
           私△頷き〇=。
           出来るだけ、感情△殺=よ×に。
           ×か×、こ&身こそ=べ□△機械□構成さ▽□おり〇=が。
           そ&本質△私△「色々な〇&&合成存在」。
           こ&身を構成=る一部……「心」が、こ&身に刻〇▽た「使命」に反×□?る&〇確か。
          「ねぇ……K&3番。私、世界&敵な&かな。〇×、倒さ▽る×か、な?&かな」
           なんと〇哀×??女&言葉。
          「例&作戦&時、私を命を賭×□守っ□く▽た貴◆□さえ、私を「倒=」×かな?と?×&なら」
           私△武器を構え〇=。
           こ&武骨な銃剣を。
           作戦△×ンプル。
           私が暴走=る?女を抑え……そ×□、そ&間に「私ごと"狭間"に落と=」。
          「……ごめんなさ?。貴◆に問×&△理不尽よね。貴◆が「使命」に逆らえな?&△、知っ□?るわ」

           ――こ&身に刻〇▽た「使命」△、?女を討□と?×。
           ――こ&心が交わ×た「約束」△、?女を守▽と?×。

           私△、私が私□あるために、かつ□正義を誓?〇×た。
           私にとっ□&正義△……果た×□、「どちら」な&□×ょ×?

          「……せめ□、全力□かかっ□きなさ?。私〇、全力□抗×から」
           ?女&言葉。
           ……私△……今△ただ、頷き〇=ぞ。
          「……?ざ、参り〇=ぞ」
          「ええ、来なさ?」

           そ×□死闘&末……
           私と?女△、共に"狭間"&?◆へと、落ち□ゆき〇×た。

          「願わくば、こ&?◆&先に□〇た出会えるならば……」
           ?女を討つ使命△果たせた&だから。
          「次△、貴◆を守っ□みせ〇=ぞ」
           次△、?女を守る約束を果たせんことを。

          「□=から、?つか、〇た。ヘ=□ィア・=&×ホワ?ト殿」

          「きっと果たせな?約束だけ▽ど〇。そ×ね。?つか、〇た」


           ――これは、壊れたメモリ。
           ――もう、私は思い出すことが在り得ない、失われた過去。


               *****

          ナベリウスの森で発見された、いつの時代の存在かわからない大破したキャスト。
          幸か不幸か、その身のほぼすべては機械で構成されており、アークスにより復元がされた。

          現在の姿は、まるで騎士の甲冑のようなもの。
          白と赤を基調にカラーリングされている。

          復元されたそのキャストについて、分かったことは少ない。
          「K-3(ケイスリー)」という名。
          完全な復元でないにも関わらず、高い戦闘スペックを持つこと。
          恐らくは、フォトナーの時代に作られたであろう存在であること。
          そして……その過去について、ほぼ全てのメモリを失っていること。

          アークスに友好的であることから、そのまま戦闘部へと配属される。
          まるで「ダーカーと戦うこと」を前提にされているかのように高いフォトン能力も確認された。

          問題は、彼は独自の価値観により動くこと。
          特に、彼が定めた「正義」のために戦うことを善しとした。
          まるで、強迫観念のように。

          そして、それは、倒すべき敵を「悪」であると定めることで、自らを守るかのように。

          そして……守ると決めたものを守る時、その命を賭けるための言い訳とするかのように。

               *****

           出撃ですぞ。
           今日の任務は市街地の防衛。
           ダーカーと共に市街に入り込んだ閃機種の討伐ですな。

           あの閃機種という連中は好きになれませんな。
           何かこう……同族嫌悪のような何かを感じますぞ。

           さて、現着しましたぞ。
           早速、悪を狩るのみ。

           このダーカーという連中も。
           閃機種という連中も。
           つまるところ不倶戴天の悪。
           ならば殺生することに躊躇いなど要りませぬな。

           悪は……「倒さねばいけませぬ」からな。

           そう――だから、私は仕方なく、彼女を――

          「…………?」
           思考に妙なノイズ。
           足を止めますぞ。

           ……今、思考に紛れ込んだ「彼女」とは、なんですかな?

           思い出そうにも、私には参照できるメモリがありませぬ。
           ですが……このノイズは、何か「良くない」気がしますな。

          「おい、そこにキャストの旦那! アークスか!?」
          「む?」
           思考で足を止めていたせいか。
           他のアークスの接近に気付きませんでしたな。
          「そうですぞ。合流しますかな?」
          「ああ、そうしてくれると助かる!」
           見るに、彼は結構消耗をしている模様。
           ならば、ここは彼らの援護をするのが正解でしょうな。

           そう――仲間を死なせるのは、約束に反して――

          「…………?」
           また、ノイズ。

           ……今、思考に紛れ込んだ「約束」とは、なんですかな?

          「どうした、旦那?」
           合流したアークスの声に、我に返ります。
          「……なんでもありませんぞ」
          「ならいいんだが……」
           今は……戦う時ですな。


           けど……

           ――私は、覚えているのです。この身が何かの「使命」を帯びていることを。
           ――私は、覚えていないのです。この身が、「何の」使命を帯びているのかを。


           私は……いつか、それを思い出し、果たせる時が来るのでしょうか?


      [1940] アガサについての考察

      記事引用返信

        ・投稿者/ 魅神 -(2021/04/15(Thu) 00:10:24)
        ・U R L/

          名前:アガサ・ロンド(キャラクター名:アガサ)
          種族:ヒューマン
          性別:女
          年齢:19
          戦闘クラス:ラスター

          フレンドパートナー時の登録
          キャラクター性:理知的
          特性:小型狙い
          特殊補正:コンディションマスター

          「悪いけど、この世界の全てに私は興味を示せない。
           此処に、私の追う背は無く、私に並ぶ肩は無く、私の背を押す掌は無い。
           ならばこそ……今は、此処に居るキミの意志に、唯、追従だけをしよう」

               *****

           ――「ごめん、さよなら」――

           最後に私に送られてきたメッセージは、それだけだった。
           そして姉さんは、私を遺して、「闇」と共に世界から消えた。
           その消えた背を追うように、唯、戦ってきた。

           色んな人から、姉さんの代わりと成ることを「期待」された。
           けれど、私は結局…………姉さんのようにはなれなかった。

           ――だから……世界は、滅びた――

           ここは、この「世界の果て」である"狭間"に在る惑星リリス。
           他の世界へ繋がる「扉」が在る場所。
           僅かな生存者のそのほとんどは、すでにその「扉」より他の世界へ落ちのびた。
           あとは、この「扉」が「敵」に奪われないための戦い。
           そして、この世界と、「添い遂げる」だけの戦い。

           ――だったのだけれども――

          「貴女はもう、十分に戦いました。十分に、一人で背負い過ぎました」
           その赤髪のキャストの女性は謝るように告げて。
          「この世界は、お前に頼りすぎた。最後まで頼りっきりは、ダセぇからな」
           その銀髪のデューマンの青年は強がるように不敵に笑って。


          「貴女はもっと生きて」
          「お前はもう休め」


           彼らは、「扉」の向こうへと、私の身体を押し出した。


           ……ずっと、戦う理由もなく戦っていた。

           ……最後の最後で、友と共に戦えるならば良いかとも思えた。

           …………けれど結局…………私は、私の意志での戦い所を失った。

               *****

          橙色の髪の、どこか表情の乏しい女性。
          ほとんどのことに興味を示すことなく、どこか浮いた人物である。

          その正体は、並行世界のオラクルよりやってきた、別世界のアークスである。
          その世界での守護輝士であった人物の妹でもある。

          彼女の世界では、守護輝士は、最後の戦いで原初の闇と共に消失した。
          故に、彼女の世界では、アークスは最大の戦力を損失した。

          ――アークスは、それまでの戦いを守護輝士に頼り切っていた。

          ――永くルーサーによる実質的な独裁下にあったアークスは、組織としては歪で未熟だ。

          その後に現れた「新たな世界の危機」で、アークスは敗北した。

          守護輝士としての役割を、彼女を「代行」として立てて押し付けながら。
          しかし、守護輝士不在で戦の指針すらまとまらないままに。

          戦う意志があるものから真っ先に消えていき。
          統制する者の声をまともに聞く者はいなくなり。
          全ての役目を、ただ「代行」に押し付けて。

          ――喚きながら、敗北し、崩壊した。

          そして、それでもまだ僅かに残った、「生きる意志ある者」達は決断する。

          ――この世界を、棄てることを。

          幸いに、世界の外へと続く"亡霊惑星への鍵"は手中にあった。
          微かに残された力を振り絞り、血路と活路を切り開いた。

          その最後の戦いで。
          その「世界の殿」を務める戦いで。

          ――最後の最後に残っていた「意志ある者」達に。
          ――よりにもよってその時に、背負わされていた"モノ"を、奪われた。

          ――「お前は生きろ」。
          ――そう言われながら。


          ――残酷すぎる、言葉だった。


               *****

           結局、私はこちらの世界でもアークスになっていた。
           肩書はない。持つつもりもない。

           この世界は……正直に言ってしまえば、私には関係ない。
           だから、興味もない。

           けど、全てを……本当に文字通り全てを失った私は、目的もなく、否、目的がない故に戦う。
           ああ……これでは、私は結局「代行」のまま変わらないのではないか。

          「お前さん、どうした…………?」
           呆然と星々を眺める私に、任務の同行者である銀髪の青年が声をかけてきた。
          「いや……すまん。ぼうっとしていたようだ。なんでもない」
          「そうかい? ならいいが……」
           彼は……そう、前の世界で仲間だった「彼」の、こちらの世界での平行存在だ。
           彼は、私を知らなかった。
           この世界では、私も姉さんも、居ないらしい。
           守護輝士も別のどこかの誰かで。
           彼、或いは彼女は、「闇」から帰還してきたらしい。
           前の世界と同じ歪を抱えてはいるが、今のところ全てうまくいっている世界。
           この世界ならば、あの【真淵なる白】も、容易く退けるだろうか?
           私も、姉さんも、存在しないで回るこの世界は、全てうまくいってしまうのだろうか?

          「それにしてもお前さん」
           青年の声が続く。

          「"心、此処に在らず"、って感じだぜ? それもずっとだ」

           ――この青年は、普段だるそうにしているくせに、こういうことには偶に鋭い。

           ――ああ、そうだろうとも。
           ――なにせ、私の心は"此処には無い"のだから。

          「……放っておいてくれ」
           彼を、突き放す。
           だって……彼は、「彼」ではないのだから。

           再び、星々を見上げる。

           なぁ……この世界で、この空の中で、「果て」を見つければ。

           あの世界の「果て」に消えた彼らに……
           あの世界の「闇」と共に消えた姉さんに……


           ――…………また、逢えるだろうか?




    [1936] キャラ設定いろいろ

    記事引用返信

      ・投稿者/ -Beginner Mode- -(2020/11/02(Mon) 10:09:10)
      ・U R L/


        名前:アダム・ルシフ
        年齢:41歳
        種族:ヒューマン(EP1以前)→キャスト
        性別:男性
        伸長:206cm(非戦闘義体時)
        体重:132kg(非戦闘義体時)
        職業:アークス
        出身地:オラクル
        誕生日:7月28日(第一次世界大戦開戦日)
        CV:中田 譲治
        得意クラス:テクター


        「また問題を起こしたなお前!!」


        アークス界隈ではよく知られる「狂犬」の異名をもつ大柄なキャスト。


        【性格】
        合理主義者と戦闘狂の二面性を持ち、平時は理知的でつねに俯瞰した視点でものを語る落ち着いた印象を受ける。また極端に無駄を省こうとする悪癖があり、故に唯一の事柄以外は「無駄を楽しむことが出来ない」と嘆いている。
        こと前述の唯一の事柄たる任務時は好戦的な性格が露となる。無謀を絵に描いたような戦法と嬉々として敵を殲滅する様は端から見ると実に気味が悪い。
        自身も「理知を以てこれを御す人間でありながら、自身はそれが出来ない」ことに負い目を感じている。


        【経歴】
        父母はエルダー大戦にて殉職しており、以降はレギアスマリアに引き取られる形でアークスとして教育されることになる。
        少年期はほとんど自分の欲を言わないどこか浮世離れした性格だったが、初任務の際にエネミーを初めて処理したことで戦闘狂としての側面が覚醒。以降は取り繕った表情の奥に凶暴な一面を覗かせる人物に変化していく。
        三十代前後の際にアブダクションの被害にあっており、その際に際奥のファルス・ヒューナルと交戦、無謀な突撃をしたために瀕死の重傷を負い、現在のキャストの身体となる。
        高い戦闘能力を持ちながら性格に難があるために六芒には選ばれなかったが、後の少数編成採掘基地防衛戦や少数編成マガツ防衛戦にて功績を残し、今日まで生還している。


        【戦闘】
        特定の型や術などを持たず自己強化による大火力のゴリ押し戦法が主。合理主義者の一面を持ちながらこと戦いにおいては例外らしく、職も火力よりも継続戦闘能力の高いテクターであり、真正面から力をぶつけ合いながら長く戦うことに重点をおいている。
        尚、射撃適正が最悪であり至近距離まで詰めても的に当たらないほどのノーコンである。


        【交遊】
        血縁者にイヴ・ルシフと言う姉が居るが、こちらから一方的に毛嫌いしていた。理由については、多方面に奔放に振る舞う「無駄を楽しむ」彼女に対して自身の「無駄を楽しむことが出来ない」ことから来るコンプレックスが大きい。最近では自信にも省みる部分もあると考えを改め、ある程度は関係は改善されている。
        虚空機関解体時に改造体であるイリアス・サンライトを押し付けられ、戦術指南やフォトン操作など自身が教えられることを気紛れに教えている。
        研修生時代にレギアスに教えを受けたことがあり、ある程度は親しく「じじい」と呼ぶ仲。


        【その他】
        その性格ゆえに問題を起こし謹慎処分を食らうことも少なくなく、そうなった際は纏まった時間を利用して知識収集を行っている。資格も意外と多く所持しており教員免許や言語検定を持っていたりと中々に多彩。
        また料理などの自炊技術は「キャストには必要ない」と断言して全く出来ないし学ぶ気もなく、食事はもっぱらゼリー飲料で済ませていた。


      [1937] キャラ設定いろいろ

      記事引用返信

        ・投稿者/ -Beginner Mode- -(2020/11/02(Mon) 10:12:54)
        ・U R L/

          名前:イヴ・ルシフ
          年齢:43歳
          種族:キャスト
          性別:女性
          伸長:167cm(非戦闘義体時)
          体重:95kg(非戦闘義体時)
          職業:アークス
          出身地:オラクル
          誕生日:11月11日(第一次世界大戦終戦日)
          CV:井上 喜久子
          得意クラス:ハンター→ファイター


          「…ごめん。それ、多分あたしのせいだわ。」


          アークス界隈ではよく知られる「狂犬」の異名をもつふくよかなキャスト。


          【性格】
          隠喩を多く扱う官能的な口調が特徴的で、一見妖艶な女性に見えるものの、その本性はガサツかつ粗暴、加えて短気であり苛立ちを覚えるとすぐに口汚くなる。親しいものと接する際はこの二つの口調がコロコロと切り替わるため見ていて中々面白い。
          アダム同様に戦闘狂の面を持つがこと嗜好する部分に違いがあり、あちらが戦うことそのものに重点を置くのに対しこちらは勝つことに重点を置く。そのため仲間を囮にしたりなどの汚い戦法も平気で行う卑劣漢でもある。


          【経歴】
          父母はエルダー大戦にて殉職しており、以降はレギアスマリアに引き取られる形でアークスとして教育されることになる。
          幼少期にフォトン症と言う肉体が内側から破壊される病気にかかり、幼くしてキャストになった。前述の短気は小さい頃からであり、研修生時代にキャストの外観を馬鹿にした同級生数名をカッとなって病院送りにしたこともあり、勉学以外の面で問題児だった。
          三十代前後の際にアブダクションの被害にあっており、仲間にも見捨てられた状態で瀕死の重傷を負ったアダムを抱え逃げ回る羽目になった。そのため仲間と言うものにあまりいい印象を持っていない。
          高い戦闘能力を持ちながら性格に難があるために六芒には選ばれなかったが、後の少数編成採掘基地防衛戦や少数編成マガツ防衛戦にて功績を残し、今日まで生還している。
          敗者討伐時にドラゴンスレイヤーを虚空に落としてしまい、以降試作型新生武器レボルシオを支給されこれのナックルを愛用するようになる。


          【戦闘】
          特定の型や術などを持たないゴリ押し戦法が主。神経系強化によって反応速度を高め、素早い重心移動に着眼しあえて接地面の少なく不安的なファーネン装備を愛用している。粗削りながら機敏な動きで撹乱しながら各個撃破するさまは圧巻の一言。
          尚、射撃適正が最悪であり至近距離まで詰めても的に当たらないほどのノーコンである。


          【交遊】
          血縁者にアダム・ルシフと言う弟がおり、当人は溺愛しているが一方的に毛嫌いされていた。最近では関係がある程度改善されたらしい。
          虚空機関解体時に改造体であるイリアス・サンライトを押し付けられ、その際に無理矢理押し倒して痴情のもつれを作った。のちに関係が良好になり付き合い始める。
          研修生時代にマリアに教えを受けたことがあり、ある程度は親しく「マリ姐」と呼ぶ仲。


          【その他】
          女性ながら性欲旺盛であり女性キャスト仲間とつるんでホテル街にちょくちょく遊びに行っているが、おそらくこれが弟に嫌われる理由の一つと思われる。
          副業、特に飲食業接客業を多く経験しているため普段の粗暴さからは想像もつかない程笑顔がうまかったり猫なで声を出せたりする。客に対してキレたことは今のところはないらしい。
          料理などの自炊技術は前述の副業の経験から慣れたものとの当人の弁。味付けは濃いめらしい。


      [1939] キャラ設定いろいろ

      記事引用返信

        ・投稿者/ -Beginner Mode- -(2021/01/31(Sun) 00:40:35)
        ・U R L/

          名前:イリアス・サンライト
          年齢:21歳
          種族:ヒューマン→ニューマン
          性別:男性
          伸長:179cm
          体重:67kg
          職業:アークス
          出身地:オラクル
          誕生日:12月31日(大晦日)
          CV:保志 総一郎
          得意クラス:ハンター・ファイター・レンジャー・フォース


          「助けてくださいなんでもします!!」


          かつて虚空機関に所属していた細身のニューマンの青年。


          【性格】
          物腰穏やかで口調も丁寧だが、それらは余計なトラブルを起こしたくない打算から来るものであり、聞こえないところで小言をこぼすなど真面目になりきれない。
          押しが弱く自分の意見を中々言い出せず流されることが多いため、ちゃんと話を聞いてくれる人に対しては露骨に対応が変わる。


          【経歴】
          アークスを志して士官学校に通ったりするも、当時はフォトン適性を持たなかったがためにアークスにはなれなかった。その後ルーサーに目を付けられ彼の勧誘を受ける。デューマンとなるテオドールの前身(プロトタイプ)として肉体改造を施され、体力低下などの副作用もありながらフォトン適性を得ることになる。この際表向きには消息不明扱いとなっており公的には死んだ人間である。
          当初は虚空機関で雑務をこなしていたが、ルーサーの消息不明、機関解体に伴い保護観察対象としてなしくずし的にアークスとなる。その後色々あってイヴ・ルシフと同棲することになり、なんだかんだあって付き合い始める。

          後に肉体改造の副産物として細胞が再構築を繰り返す不老不死の身体となったことが発覚することになり、後々多くのものと死に別れることになる。


          【戦闘】
          フォトン敵性を高めるために龍晶装備を身に包み、前述の肉体改造の代償として落ちた体力を最小限の動きで立ち回りカバー出来る職に就くことが多い。
          技術面にこそ光る面はちらほら見かけるが如何せん継続戦闘能力が低く、長時間の任務に耐えきれず膝をつくことも少なくない。この点を無理矢理カバーするために体力増強剤や酸素マスクを数本持ち歩いている。


          【交遊】
          父母は存命だが、虚空機関に所属してからは一度も会っていない。会いたいと思ってはいるが許可なくこんなことをした自分に負い目を感じており、行動には踏み切れずにいるのが現状である。
          解体時にルシフ姉弟に引き取られ面倒を見てもらっているがイヴ・ルシフに襲われ痴情のもつれを作られた。のちに関係が良好になり付き合い始めるが大体相手に振り回されるらしい。
          虚空機関時代には所属していたライトや、同じく改造体であるテオドールとは仲がよい。アキとは話が合わない。


          【その他】
          ヒューマン時代にはアウトドア派だったのかギャザリングなどを趣味として、特に鉱石採集をよくやっている。
          料理などの自炊技術はそこそこ。よくその手の料理本を呼んでいる。
          ちなみに性倒錯者であり、その手のフェチ本を多く所持している。



    [1935] キャラ紹介

    記事引用返信

      ・投稿者/ yuma7672 -(2020/10/19(Mon) 00:40:05)
      ・U R L/


        ユーマ・クラマ

        種族 ヒューマン男性 出身惑星フユコタン 性格 クール

        かつては六芒均衡の影武者を務めていたクラマ家の当主の妾の子。ナリネ・クラマとは異母兄妹である。しかし、ダーカー襲撃によって惑星は消滅し、以降は傭兵(レンジャー)を続けることになる。妹分であるナリネと再会後は、彼女の一族再興の夢を手助けすることにしている。もともとはレンジャーだったがナリネの剣術を取り入れた結果ヒーロークラスになる。
        現在は地球にメセタを希少な宝石として売り付け、その利益でうまい棒を仕入れてフランカに卸している。

        ナリネ・クラマ

        種族 デューマン女性 出身惑星フユコタン 性格 冷徹→ぽんこつ

        クラマ家の次期当主。しかし、病弱ゆえ人気は無かった。ダーカー襲撃の際にダーカー因子を浴びて次元の裂け目に吹き飛ばされる。その結果、特異な形でデューマンになる。アークスシップに拾われた後、当時設立前のブレイバーのテスターとしてダーカー殲滅と一族再興に励む。
        腹違いの兄であるユーマと再開後は、彼から銃器の扱いを受け、ファントムになる。
        現在は道場の場所も確保できたようで、門下生を募集中である。

        もともと冷徹な面があり、正義のためには非情な判断も辞さないという思考の持ち主だが、沼口 冴とであってからは彼女の影響を受けてポンコツになった。

        アザミ・クラマ 

        種族 キャスト女性 出身惑星フユコタン 性格 怒り気味

        ナリネが惑星フユコタンに立ち寄った時に捨てられていたキャスト。拾われた当時はかなりさび付いており、灰の御子の戦乱にかかわった可能性があると言われている。しかし、本人は記憶喪失であるため定かではない。
        過去に何か差別を受けていたらしく、何かと相手に攻撃的な性格をとる。
        クラスはハンターであり、どこかで違う世界から来た大剣を軽々と振り回す。
        ナリネには攻撃的な対応をとりながらもどこか信頼しているようなそぶりを見せてくる。



    [1902] PSO2におけるキャラ紹介

    記事引用返信

      ・投稿者/ Sorrow Heart -(2020/08/05(Wed) 01:05:20)
      ・U R L/


        アキト・キサラギ

        種族 ニューマン男性 出身惑星ニューデイズ

        「強者も弱者も関係ねぇ…要は守りゃあ良い話だろうがっ!」

        蒼髪が特徴の男性であり、見た目はニューマンらしく理知的にあふれた出で立ちだが実際は頭が悪い
        その割には異性を引き寄せやすく本人も困るくらい囲いが出来上がってしまう(現在は囲まれる事はない)

        容姿のせいでもあるが姉譲りのイメージがあるせいでもある

        怠惰かつ皮肉めいた言動等が目立つ、とにかく口が悪く印象は悪いが根が悪人ではないため人によっての据え方で変わる(これは後述のアキナも同様)
        普段は気の抜けた振る舞いだが本気になれば周囲が凌駕する行動を起こす

        異種族異性または同種のニューマン女性に好かれる傾向が強い
        何故かお兄さん的ポジションに回されやすい
        グラール惑星帯に居た時は教団警衛士(バスタやダクパ含む)クラスに就いていた
        思想や固定概念に一切興味を持たずまた異種族に対しての軽蔑概念を持たない

        怠惰ではあるがやる事はしっかりやるタイプでありいくら残念な立ち回りをされたとしても「しゃあない」の一言で済ませている
        余程の酷い扱いには流石に呆れかえったりする
        だが粗雑に扱われると素直に嫌な顔をすることもしばしば
        一見、クールそうに振る舞うが非常にボロを出しやすい

        独特の語尾があり主に「〜っと」「〜さね」と戦闘時はあまり発言しないものの普段における会話は独特そのものである
        これは後述のアキナにも色濃く反映されているがあちらは性別が逆(女性であるため)

        才能は無きに等しいものの、能力が通常のニューマン女性或いはニューマンそのものを超えたフォトンの扱いに長けている

        男性ニューマンは通常射撃防御は高く他が微妙だが彼の場合高いは高いのだが通常打たれ弱い筈にも関わらず三種類の防御系がニューマン男性女性を遥かに凌駕している
        また近接も多少こなせる、だが器用にこなせる程ではない

        フォースの能力としては女性を超える程強さはある

        後述の傭兵チーム「クロスブレイド」では姉弟揃って美麗キャラ要員である

        最近は割とアシメスタイル+ポニーテールの髪型となっている

        尚、オラクルの世界において探索区域が「地球」となった時、故郷の惑星ニューデイズと重ね合わせながらも「幻創種」との戦いに身を投じて行く
        地球でのマザークラスタ事変ならびにアースガイドの首領の動乱ないしデウス・エスカ事変終結後、創造主の中の人と邂逅を果たしている

        彼の存在意味におけるワードは「怠惰」


        □背後の感想
        アキトが登場したのはPSPo2iの中期辺りです
        当時はまだヤンチャ坊主のようなイメージでした
        独特の語尾もこの頃からです
        昔から素に近いキャラなので人によっては印象が悪いかもしれませんね…
        ※よく聞かれますが姉のツバキが「百合」だからと言ってアキトが「薔薇」ではありませんのでご注意を


      [1903] Re[1]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2017/07/17(Mon) 21:28:54)
        ・U R L/

          アキナ・キサラギ

          種族 ニューマン女性 出身惑星ニューデイズ(パラレルワールド)

          「ったく…もう一人の"俺"は危なっかしいんだよ…」

          アキトの女体化とも言えなくもない女性、だがそれは大間違いであり実際は異次元世界(パラレルワールド)からやってきた女性
          実際にはもう一つのグラール惑星帯に住んでたと言う解釈が望ましい

          前途のアキトの性格と独特の語尾はそのものであるが一女性である

          ただし一人称は「俺」を含め「私」と言う事がある(俺っ娘の部分もある)
          非常に男勝りな口調(アキト同様口が悪い)だが時折女性らしさが滲みでる事がある、前途の口癖も含め大半はアキトと何ら変わりない

          根はアキト同様悪人ではない為口の悪さと語尾で少々誤解されがちである
          性格は似ているものの、若干差異がありアキナは女性に積極的に絡む傾向がある

          出で立ちはまんま女性、そしてわがままボディ(通常体型+巨乳)の持ち主である
          彼女自身あまり気にしていないようだがはたから見たら羨望の眼差しで見られることも少なくない
          メリハリ整った柔らかい胸と肌つやが良いのが理由かも知れないが、異世界人だからと言うどうでも良い理由も含まれている

          異性に裸を見られるとやはり女性特有の反応が出ることがある、ただし人物にもよる
          前途の理由によっては殴る蹴る、そして大事な何を失う意味を示す事も

          前途のスタイルもあってかツバキに襲われており、好き放題遊ばれてしまっている
          さらにユズナの帰還によりセクハラが更に加速しており、夜な夜な夜這いをかけられては抵抗できないでいる

          アキトとはお互いに「自分を見ているようだ」と言っており、自分自身があるが故そう思う部分がある
          本来彼女の住む世界に「ツバサ」と言う兄がいる、前途のツバキ同様女性好きである

          アキト同様に年下に好まれる傾向があり、お姉さま扱いされている
          本人はまんざらでもなさそうだがアキトと違って女性であるため若干困り気味な部分がある

          その割にはお姉さん願望が強い部分がありアキトから少々呆れられている

          レイヤリングウェアにて可愛い服を着たりなど少しだけ女子力を付けている
          なぜ身に着け始めたかは不明だが本人曰く「我道傭兵らしく傭兵にも見た目は必要」との考え方によるもの

          長い髪を下ろしたり束ねたりと出番がある意味多く、「地球」の任務で流麗に馳せ参じる事となる

          彼女の存在意味におけるワードはアキトと同じく「怠惰」だがアナザーワードとして「反転世界」


          □背後の感想
          パラレルワールド設定で生み出されたキャラです
          最初はアキトと同設定で作りましたが女性である点で違いを持たせてます
          とは言っても俺っ娘属性が入ってる分ある意味濃いキャラです
          余談ですがハニトラまがいのイベントがその内実装される予定です


      [1904] Re[2]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2017/07/17(Mon) 21:29:45)
        ・U R L/

          ツバキ・キサラギ

          種族 ニューマン女性 出身惑星ニューデイズ

          「どこにいても…やる事は変わらないのよ…」

          紅髪が特徴の女性、アキトの実姉であるがスタイルは巨乳かつ美人である
          ただし超がつく程の同性愛好者(キャスト以外)であり隙あらば異種族(キャスト以外)女性と同種族女性を自らの部屋に招いて夜這いを仕掛ける程

          普段はユズナ(後述)と任務終了お互いに同性愛による性行為を楽しんでいる

          同性愛ではあるものの姉弟揃って教団警衛士(オズナやオブメ含む)クラスに就いていた
          歩く姿は百合の華そのものであるが男性に対しては少々避けているもしくは興味がないに近い
          アキトと違い通常女性が能力高い筈なのだが彼女場合行使出来るフォトンに限界がある(後に克服)
          とは言え法撃職が向いてる事には変わりはない

          己が限界を超えた戦いをしたが為に能力は大きく成長し、フォトンの行使には限界がなくなり積極的に前線に赴くようになった

          前途の説明もある通り女性好きであり自分より年下、同年齢、近しい年齢と言った若年層を好む
          女性に対して行う性技は骨抜きレベルであり一度されたらクセになってしまうくらい乳揉みだけで昇天してしまう人もいる程である

          また彼女の豊胸レベルの乳揉みに関しては胸がない女性アークスが美巨乳になるレベル(厳密には単なる乳揉み)らしい
          レズ友関係であるユズナが帰還後濃厚な一夜を過ごしている他、ユズナ帰還に伴いアキナがえらい目に遭わされている

          アキトの姉である彼女もまたオラクルの世界において故郷の惑星と重ねつつ猛心的なアキトを支えつつ未知なる的「幻創種」戦いに馳せ参じる

          彼女の存在意味におけるワードは「色欲」「同性愛」


          □背後の感想
          色んな意味でやらしい人物ですがそれでも弟思いの姉です
          RPする上で後述のリフィーナ同様精神的な意味で擦り減ります
          とは言え情愛がとにかく深いので愛されてみたい人は怖いもの見たさの覚悟で…


      [1905] Re[3]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2017/07/17(Mon) 21:30:49)
        ・U R L/

          リゼット・フィーリンナスタシア・ランバルト

          種族 デューマン女性 出身惑星(?)

          「世の中全ての女の子は守られるべきなのさ☆」

          通称「リフィーナ」彼女の長すぎる名前を略称としたものである

          突如グラールに出現した新種族であり彼女自身どこの生まれか定かではない
          それを於いて、彼女の性格は自由奔放天真爛漫である、デューマンのイメージにそぐわぬ性格だが素性が底知れないため不明
          身長は割と平均的であるが、スタイルは触ってよし揉んで良しと自慢が出来る巨乳である(E〜Fの中間)
          一人称に「僕」を付けるほか語尾に機嫌を表すかのように「☆」と「♪」または二つ合わさる時が多い

          彼女自身謎に等しい存在であるがそれすら彼女にとっては薄いものである
          同性愛の度を越した同性愛好者で彼女場合全種族と幅が広く、キャストの油臭さでもイケると言う程である
          隙あらば背後から強襲したり、ぼっーとしてたりすると彼女に襲われる危険性がある

          前途でそう言われてるが実際は性欲剥き出しの変態である

          同性に対してやる事は大体乳揉みである
          夜中に自らの欲望が為に寝込み襲おうとするが大抵腹パンされて終わる
          同性愛者とは言え男の娘は彼女からしたら「紛らわしい」との事

          アークスではないのかまたはグラール惑星帯にいるのか不明だが「ルフィア」と言う妹がいる
          非戦闘時は性欲剥き出しの変人娘である、妹の場合さらにハイレベルであり女性を玩具(大人の)と据えているようである

          戦闘時は普段の行動とは別人に変わり好戦的かつ殲滅を好む、ただし女性を守るとなると好戦的な部分は激しさを増す
          一応内なる狂気があるが周りしてみれば性欲丸出しによる襲撃自体が狂気っぽいものであるためはっきり言って薄い

          存在不明だが彼女の父親はデューマン男性の「リヴェン」である

          オラクルの世界においては相変わらず陽気ながらも物事と女子を考えつつ「地球」での「幻創種」を切り刻む事を心待ちにしている

          彼女の存在意味におけるワードは「暴性欲」「狂気」


          □背後のコメント
          精神的な意味で擦り減るキャラです
          とは言え、いざ彼女と関わってみようと言う強者向け…
          そんな感じがしてますのでこのキャラで居る際はご注意を


      [1906] Re[4]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2017/07/17(Mon) 21:33:36)
        ・U R L/

          Revolution Infighter Neo (R.I.N=リン)

          種族 キャスト女性 出身惑星パルム(元同盟軍所属 少佐階級)

          「守ります…この世界の全てを…」

          通称「リン」英文で綴られているのが本来の彼女の本名である
          元パルムの同盟軍所属であり後述の「大佐」の部下だった

          当初彼女には不完全な「Eシステム」(感情表現システム、リンタイプ以降のシリーズは不完全さは除かれている)により無感情無表情キャストと思われていた
          それ以降不完全は欠陥を除くべく自らのEシステムに対し「感情学習システム」「喜怒哀楽システム」を搭載して追々システムの改善をしている

          1stタイプであるためかプロトタイプと言っても過言ではない

          SEED来襲による悲劇(後述に追記)は同盟軍内でも被害は大きく彼女は現地破棄されかけた所をSEED討伐に赴いていた後述の「クロス」と「アユミ」により救われる
          「メトロリニアの大惨事」(SEED来襲により彼女のシリーズ含む多数の部下を失った)を機に同盟軍から除隊(本部に自らの意志で)し、クロスの薦めでクロスブレイドに転属している

          クロスブレイドに転属したことにより彼女が次第に学習していきキャストとしてではなく、一人の人間として少なからず「感情」を持つようになる
          万人に対してきっちりとした礼儀構えだが砕ける口調はなく一貫してすべて敬語で話す
          主に特殊な言い回しで会話しているが否定と肯定の意味や敬称、様付けで成り立っている
          見た目は小型のようなスタイルだがこれでもれっきとした大人の女性である
          ただし「重い」や「小さい」などは彼女に禁句、無言の威圧もしくは心をへし折る毒舌を言われる

          やたら換装趣味のようであり胸のあるなしのボディパーツなど他凝ったものを身に着けていることがある
          胸のあるパーツで見るとキャストとは思えない大きさの胸がある
          尚、クロスブレイドでの活躍によりリンタイプの高性能後期型の妹分キャスト「レイシア」が生まれるきっかけを生み出している
          リンタイプのほとんどは頭文字「R」で呼ばれていることながら「Rタイプ」呼称される事が多い

          グラール以降オラクルに赴いた際は近接戦闘から射撃戦闘に切り替えており、何れかは本来の遠近両用になる予定である

          EP4において彼女がどう換装(パージ)されていくか、またはシステムが更新されるか楽しみではあるが
          今回の「地球」での任務において「自分たちを生み出した真の存在」いわば「創造主(プレイヤー)」についての調査含め「幻創種」との戦いに挑む

          ヒーローの登場の際に伴い、彼女の本来の遠近両用の戦闘スタイルとなる

          彼女の存在意味におけるワードは「冷静」



          □背後の感想
          作成当初は金髪だったり黒髪だったりとあやふやでした
          現在は緑で安定な感じです
          人によっては絡み難いキャラになります、多分…


      [1907] Re[5]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2017/07/17(Mon) 21:24:57)
        ・U R L/

          ユリナ・ハルカゼ

          種族 ニューマン女性 オラクル船団所属のアークス

          「小さくったってお姉ちゃんに負けないんですんっ!」

          ソルジャーズ・コンスクリプト(オリジナル設定)の主人公、グラール惑星帯に憧れを持ちいつかはクロスブレイドに所属してかつアキトと戦いたいという願望を持つ少女
          フォトンを扱う才能は姉の「サクヤ」(後述)同様であるがユリナの方が優れている才を持つ

          見た目は金髪黄眼である(姉も同様)、また身長は少なくとも平均ちょっとである
          身長とは裏腹にスタイルは反則と言わしめるふわふわとした大きさの胸であり柔らかい(揉まれるならばおねーさんか可愛い女の子の方が良いとのこと)

          普段は甘えん坊であり誰これ構わず抱き付くこともある(好みはある)また若干同性愛の気がある
          彼女の主な好みは「胸の大小問わないお姉さん」系であり他人の胸にうずくまったり抱き付いて甘えたりすることがある

          ふかふかお布団もしくはベッドで寝るのが大好きであり彼女のマイルームにはふわふわグッズが大量に置かれている
          ラッピーミニドールを抱えてることもしばしば
          また他人の部屋に布団もしくはベッドがあると問答無用で転がり込む事がある

          生まれ持った奇癖があり夜な夜な他人のベッド(女性限定)等に潜り込み覆いかぶさって胸の上で寝るなど、また他人の服や下着を脱がして胸に吸い付きながら寝たりする事もしばしば
          そうした事から若干夢遊病のような部分もある
          そもそもの原因が姉であるサクヤと寝ているからである

          不埒な子と思われがちだが無害かつ純真無垢な甘えん坊である

          戦闘時は主に後方支援をすることが多い
          有能な才能を秘めているがどうにも惜しい部分が垣間見える

          甘えん坊ではあるものの誰に対してもフレンドリーで同年代の友達も多く出来る子である
          変な奇癖のせいもあるが年上のお姉さんに甘えん坊でもある事もあってか好まれやすい

          オラクルの世界において彼女もまた「地球」での任務においてメンバーを支える重要な役割を背負う事となる
          「レイヤリングウェア」実装に伴い「愛されコーデ」になる傾向がある

          彼女の存在意味におけるワードは「甘えん坊」


          □背後のコメント
          とにかく甘えん坊かつ他人の布団に潜り込んだりするキャラです
          ちなみに抱き付かれるとレア運が上がります(ブラックジョーク)


      [1909] Re[6]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2017/11/27(Mon) 22:14:12)
        ・U R L/

          ヒナノ・カイン

          種族 デューマン女性 オラクル船団所属のアークス(元虚空機関の雇われ傭兵)

          「邪魔をするのであればお前達とて斬らねばならん…」

          善人、騎士道精神染みた所のある女性、だがその存在は謎多く創造主(プレイヤー)ですら大きな謎と言われている
          アークスではあるもののクロスブレイドを監視もしくは偵察している

          世界やダークファルスがどうなろうとどうでも良いと考えており
          孤高を好み、他者に一切の興味を示そうとしないと言うズレた思考を持つ女性である

          美人な容姿に加えその顔に似合わぬ巨乳(サイズはF相当)の持ち主

          ただ彼女の精神でもあるのか悪落ちは絶対にならない(クッ殺表現がテンプレ化してしまうため)

          虚空機関(ヴォイド)によって雇われの身でもあったのだが彼女はルーサーを始めからダーカー側だと気づいている
          絶対命令(アビス)が効かないのは見なければいいと言う理由とズレた騎士道精神が勝った(まさった)為

          アークスシップが混乱状態になる以前から虚空機関のやり方には疑問を抱いており、事ある毎に海王種を討伐していた
          ルーサーの裏切り並びにマザーシップにダーカー発生が始まった途端、ルーサーを見限っている

          その後は自分の意志を以ってマザーシップに漂うダーカーを殲滅していた

          アークス内騒乱の中アキト達クロスブレイド達に立ちはだかったが同種族のリフィーナに倒されている
          その直後リフィーナの大好きな行動すなわち"強襲"されている

          その後は騒乱終結後、捕縛され説かれた上でクロスブレイドの面々として過ごしている
          同時に不幸極まりない事だがリフィーナの「お守」にあてがわれると言う「敗者」(負けと言う意味を込めてルーサー)の末路に沿った残念な扱いを受けた

          この件を機にEP5からはクロスブレイド所属に籍を変えており、魔物種との戦闘を待ち望んでいる

          彼女の存在を意味するワードは「受難」と「騎士道精神」



          □背後のコメント
          ある意味敗者を好きなように出来る(意味深)なキャラです
          出だしがEP5からなので出し惜しみされ過ぎたキャラとも言えます


      [1910] Re[7]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2017/08/02(Wed) 15:43:15)
        ・U R L/

          ルミカ・イズルハ

          種族 ニューマン女性(地球人の都合上ヒューマン女性) 出身惑星 地球

          正しい姓名は「貫葉 流海花」

          地球人でどこを間違えたのかアークスになった女の子
          PSO2TAでお馴染み「泉 リナ」や「橘 イツキ」の通う「清雅学園」の1年生

          なお上記の2人は面識がない上に「ヒツギとコオリ、エンガ」とも全くである
          性格はイマドキ系の女子と言った感じである

          マザークラスタ事変の際に事件に巻き込まれ「幻創種」の一撃をもらって瀕死に至る
          尚、その際に地球に任務で赴いてたアキト等に救出され、アークスシップ内で治療を受ける

          その際治療の副作用で突然変異が起き体がニューマン化してしまうがPSO2の世界内だけでニューマンと化す
          元の姿はヒューマンそのものだがこれは彼女の身を案じたメディカルセンターが持てる技術を惜しげもなく使い
          その結果「オラクル内に居る間はニューマンに変化」と言う形で変身するようである

          表ではヒューマンとして、アークスの時はニューマンとしてと本来住む地球での私生活に支障が起こらないようにしている
          地球での事変終結後にオラクル内の身寄りが無い為に管理官(コフィー)の推薦でクロスブレイドにあてがわれている

          尚、誰しもがうらやむ体つきをしている、つまり胸が大きい

          後の「異世界オメガ」に興味も持ち、新クラス「ヒーロー」の一環として半ば無理やり感はあるが彼女のアークスとしての活躍が期待されている

          彼女の存在ワードは「地球(アース)」


          □背後のコメント
          最近何かと多い異世界転生ネタを用いたキャラです
          地球に居る間、日常生活ではヒューマンになり
          オラクルではニューマンに変化すると言う少しばかり
          どこかのテンプレ要素満載のルミカですがそんなキャラです


      [1911] Re[8]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2017/08/02(Wed) 21:21:39)
        ・U R L/

          サクヤ・ハルカゼ

          種族 ニューマン女性 オラクル船団所属のアークス

          「素養が無くても…私は唯一無二の姉だ!」

          ユリナの姉、金髪巨乳かつ男勝りと女性らしさが混じったような口調が特徴のアークス
          妹であるユリナを過保護を通り越したレベルで溺愛しているが、だいたいスルーされている

          見た目はすっきりとした端正な顔立ちであり同性からも好かれやすい

          それ故かツバキとユズナに振り回されセクハラされと忙しい扱いである
          セクハラされている時に色っぽい声を出してしまう事があり弄ばれても仕方がない要因の一つである

          受難な部分も多く見受けられるが、かなりダメな部分があり
          ユリナの事となると我を忘れ、野獣の如く大暴走をする節がある

          その事もあってか非常に残念な美人と称されている

          実姉と言う事もあってか実力は一応はある方でありテクニックの扱いは微妙ではあるがこなせる模様

          彼女の存在ワードは「妹愛(シスターコンプレックス)」


          □背後のコメント
          シスコン姉キャラですね
          こちらもヒナノ同様に出し惜しみキャラになってます


      [1914] Re[9]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2017/09/22(Fri) 22:49:21)
        ・U R L/

          ショウ・イカルガ

          種族 ニューマン男性 オラクル船団所属のアークス

          EP5開始と同時に現れたアークス、ルミカと共にクロスブレイドに編入
          メディカルセンターの依頼と言う形でルミカの面倒見役

          本人は至って大した戦闘技術を持たない、いわゆる民兵(ミリシャ)である
          フォトンを扱う才能は人並みにある

          面倒見役とだけあって性格は生真面目、曲者揃いのクロスブレイドでは一番の常識人
          だが、生真面目が災いしてクロスブレイドの面々に振り回されることが多々ある

          「異世界オメガ」の話にて登場のキャラクター


      [1915] Re[10]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2017/09/22(Fri) 22:51:58)
        ・U R L/

          ツバサ・キサラギ

          種族 ニューマン男性 出身惑星ニューデイズ(パラレルワールド)

          「やれやれ、呆れるくらい暴れ馬でお馬鹿な妹だ…」

          アキナの実兄、喋り方はツバキと似てはいるが性別的に大きな違いが出ている
          女性好きと言う点では何ら変わらず面白味にかけるがニューマン男性特有の容姿の美しさをもつ

          アキナがアキト達のいる世界にいると知り何故かひょっこり現れて出てきている
          実の妹同様アキトにもどこかアキナと似ていると感じており、マトモなお兄さんとして血縁がなかろうとも縁者として接している

          ツバキとよく性格が似てはいるものの、女性好きが共通している以外はあまり変化を感じられない

          彼の存在ワードは「紅蓮」


      [1917] Re[11]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2018/06/23(Sat) 00:11:03)
        ・U R L/

          ユキノ・ナミダ

          種族 ニューマン女性 オラクル船団所属?のアークス

          出自が不明で存在が謎の少女

          常にオドオドしており声が小さく、言葉の節々にどもりがある
          盲目で目が見えず常に目を眼帯で覆っておりよくコケたりぶつかったりと事絶えない

          人の体をベタベタ触らないと人相が分からない様であるくらい天然な部分を持ち合わせている
          当の本人に至っては触ったりでないと確認できない程ダメであり胸の有無やその他に至るまで隅々確認しないと理解出来ないレベル
          声での確認でさえ疑念を抱く為である

          但し悪意はなく当の本人は目が完全な盲目であるためである、ただし触り方が撫でるように触ったり揉んだりとである
          本人も理解してないと言っていい程やらしい

          尚、自分が女性なのは認識している

          超絶級の方向音痴であり道を間違えやすい

          散々触れて認識した挙句、男性だと認識した場合大騒ぎして誰も居ない見当違い方向にに怒りだす
          女性の場合だと自身が女性にも関わらず赤面し硬直する、触れた感触によるもの

          入浴の際に眼帯を外してはいるが目を開いても見えておらず白眼
          とりわけ不自由な身ではないが自分では体を洗えない
          その為他者の手を借りなければままならない

          目が見えないのもあってか全身敏感肌である

          没になった設定として本来彼女の扱いはダークファルス【悲愴】(クライン)となる予定だったが
          前途の設定が強い癖があるためなのと、眼帯による効果で没に至った


      [1933] Re[12]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2020/08/05(Wed) 01:09:44)
        ・U R L/

          シズハ・ハナミヤビ

          「この世のすべての行動はお芝居であって演劇です、なので私は演じてるまでですよ?」

          種族 ニューマン女性 オラクル船団所属のアークス

          オメガ騒動のち、アキト達がハルコタンで任務の最中に出会った謎の女性

          出自は不明慮な点があるが、明るく誰に対しても敬語で話す姿勢を崩さないがどこか煽りのある芝居掛かった喋り方をする
          性格は柔和で、そして育つ所も育っている、ツバキからは熱い視線を浴びる程プロポーションも良い

          あえて自称して謎の女の子さんと自ら仰る程奇妙な行動を起こす

          「ファントム」と言うクラスで何故ハルコタンにいたのか目的が不明である
          彼女は上層部の命で沈静化の任務を行っていたらしい

          その上層部は恐らくフォトナーの"とある人物"である

          悪趣味とも思える人間観察を本人は平然と行うが、興味半分だったり興味持ったりと人に興味がない素振りを見せる
          「私を変えてくれる」人を探している為だと思われる

          誰に対しても敬語姿勢だがこれは距離を図っている事である
          場を引っ掻き回したり人物に迷惑な発言を行うが彼女からしたら物語における「善人な悪役」

          突然現れてはアキト達や他の人物達をのっけから煽り時折警告したりする等矛盾さえも伺えるが
          その理由さえも濁すため行動が読みにくい

          彼女の見る世界は全て演劇でしか無い為か絶対強者のアークスや傭兵、管理官すらも物語の一部にしか見えてない
          自身や他者が生きている事への興味が非常に薄く、彼女の演劇と言う発言は他者の怒りを買いかねない

          彼女にとって面白くもない存在や、自身に言い寄る男女は興味がなく恋愛観が常軌を逸脱して崩壊している
          悪く言えば、賭博と彼女は認識している模様

          ただし、彼女にとって面白いまたは興味を持たれた場合はあらゆる接し方を試してくる
          服を脱ぐ事さえ厭わないため、止めなければ平然と行う
          彼女自身が興味を持った人物ならば秘め事も男女関係なく誰だろうと拘らないので平然と躊躇なく快諾するため危ない

          彼女が何故行動を起こしたのか、何故アキト達に近づいたのか?
          全ては彼女のみぞ知る事実である

          やがては彼女の"物語"も終わりになるのだが、終わった後の彼女は恐らくどこかへ消え去ってしまうのだろう
          彼女が求める"理想"や"楽しみ"は何なのだろうか?

          ただ、忌むべき存在ではないが彼女もリノアと同じで善性を有しているのは確かな話である


      [1934] Re[13]: PSO2におけるキャラ紹介

      記事引用返信

        ・投稿者/ Sorrow Heart -(2020/08/07(Fri) 22:14:41)
        ・U R L/

          ユウヒ・アキソラ

          種族 ニューマン女性 オラクル船団所属のアークス

          「私は星命ノ定に従い…貴方達を探していました…」

          フォトナーとの戦闘が激化する最中で出会う、落ち着いた雰囲気と乏しい感情を持つ少女
          言動が物騒で騒ぎを起こしかねない言い回しが酷いが心優しい所も持ち合わせている
          しかしながら目立つ事をあまり好まないため引っ込みがちである

          「エトワール」と言うクラスで動きその名が示すかのように星命ノ定(ほしのさだめ)に従い動いている少女
          近いうちににアキト達に災禍が訪れると宣言する
          彼女が言う「星命ノ定」とはとって付けたような中二病の発言であり
          漫画のような発言で周りに反感を買う

          幾度なくアキト達に怒られるが、次第に受け流されている

          実力はそれなりにあるのだが目立つ活躍をする程でもなく、エトワールでありながら弱い
          前途の性格もあってか、発言の仕方に問題があり過ぎてしまい
          人としての人格や行動を問われている



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